ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『幸福とは、単純な真実だ。』

2023-06-20 07:16:34 | 日記
昨日に比べて今朝は涼しいと言ってもいい気温でした。
薄手の半そでブラウスに当たる風は、やや薄ら寒ささえ含んでいました。
朝、庭の花木に水遣りをしている時、植え替えをしなければならい鉢植えの花木が、〈早く済ませないとダメですよ〉と、言っていました。
「わかってる! でも、今日も暑くなりそうだし、体調も、いまいちだし・・・」
そんな言い訳をした私です。

ひ孫のUちゃん達が、パパと一緒にやって来て、3時間程遊んで行きました。
ひい爺さんは、すっかり児に還ってしまった様に、玄関先にビニールを敷き、一緒におまま事を、させていました。
たわいも無い話し声や大きな声が、近所にも響いて行きます。
最近は、幼い子ども達の、こうした声を煩く感じる方が増えているそうなので、ちょっと気を遣いました。
でも、ひ孫達が帰ってから、ご近所の方が、
「今日は、みんな来られて楽しかったようですね」
と、笑顔で言って下さったのでホッとしました。

ウクライナは、ロシアは、世界はどうなって行くのだろう・・・10年続いてもおかしくなない、などと述べる学者先生もいたりして・・・
国の権利、国の体制って何?

   『人の権利』
             長田 弘
   木立の上に、
   空があればいい。
   大きな川の上に、
   風の影があればいい。
   花と鳥と、光射す時間、
   そして、おいしい水があれば。
   僅かなもの、ささやかなものだ、
   人の生きる権利というものは。
   朝、お早うという権利。
   食卓で、いただきますという権利。
   日の暮れ、さよならまたねという権利。
   幸福とは、単純な真実だ。
   必要最小限プラス1。
   人の権利はそれに尽きるかもしれない。
   誰のだろうと、人生は片道。
   行き行きて、帰り着くまで。
      (詩集『奇跡』 ―ミラクルー 長田弘 みすず書房刊より)


明るい空を眺めながら、長田弘さんが逝かれて何年になるのかしら、などと。
そして、もう30年以上会っていない(消息も届いてこない)Yさんは、どうしているかしら、などとも。
確か、還暦は過ぎたはず。
チャップリンが好きで、チャップリンの、こんな言葉が好きだったYさんでした。
   《人生に必要なもの。
      それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。》

と。
コメント
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