ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

ドンドン ドンドン と。

2016-12-04 06:36:06 | 日記
太鼓を叩く音ではありません。
このところの国会の状況です。
「年金制度改革関連法案」が衆院本会議で可決
「カジノ解禁法案」は、6時間程度の委員会審議で採決
「介護保険改革」は、生活援助関連の課題は先送りとなりましたが、
この矢継ぎ早な進め方には、納得がいきません。

税収が前年度実績を割り込み、年度途中に、財源のあてのない赤字国債を
追加発行するとのこと。
これは、リーマン・ショック以来、7年ぶりとなるそうです。
アベノミクスの破綻が取り沙汰される中で、目くらましの様な、
数を恃んでの暴走としか思えません。

『カジノ法案』
何とも、品のない法案です。
経済が活性化すれば何をやってもいい というものでもありますまい。
多くの論点が積み残されたまま、たった6時間ほどの審議で採決とは。
《カジノが経済効果を発揮すると考えるなら大間違いだ。
賭博に関係する法案を強行採決するのは異様だ》
と、民進党の安住淳代表代行は記者会見で批判を強めましたが、同感です。
「異様」です。

「時代が違います」と、一笑に付されそうですが、私の父は、
〈手に汗して働いて得た お金以外はアブク銭、周囲も自分も持ち崩す〉
いつも言っていました。
そんな環境で育ちましたので、個人的には、賭け事が嫌いです。
嫌いと言うより、馴染めないのです。

でも、手を出したら、嵌る可能性は大ありです。
本来的に、人は「賭け事」が好きなのかもしれません。
だからこそ、「賭け事」は社会的には推奨されないのでしょう。

それにしても、
「ドンドン ドンドン」 と、数を恃んでの強行採決、あきれるばかりです。
〈アベノミクス効果〉の検証をこそ、しっかり やってほしいものです。
『我が党においては結党以来、強行採決をしようと考えたことはない』
確かに、耳にしたはずの言葉ですが。
                              〈ゴマメのばーば〉
コメント (6)
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