golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ブラームス「ドイツ・レクイエム、運命の歌」テンシュテット

2013-11-10 21:47:04 | Weblog
何ヵ月か前にあった高校の同期会の写真を送って頂きました。

不明の人の連絡先が分かったらお知らせ下さい、という一文とともに不明者リストが付いていました。

半数近くが不明というクラスもいくつかある反面、何と不明者1人だけ!というところも。

あそこのクラスかなあ?

同期会時、色々話をしていたら、今でも時々クラスの仲間でバス旅行などをしているというところがありましたので。

私のクラスは同期会の出席者が非常に少なかったにも関わらず、連絡先だけは結構把握出来ている方だと分かったのも意外でした。

ジェシー・ノーマン(ソプラノ、ドイツ・レクイエム)、ヨルマ・ヒュンニネン(バリトン、ドイツ・レクイエム)、クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー合唱団、BBCシンフォニー・コーラス(EMI盤)

テンシュテットBOXから。

テンシュテットの「ドイツ・レクイエム」は、だいぶ以前に別ディスクを購入し(この曲の初ディスク)聴いておりましたが、曲の良さも、演奏の良さも分かりませんでした。

その後、別演奏でこの作品に開眼。

さて、久しぶりに聴くこの演奏は…。

確かに派手さは無いし、細部を磨き上げる訳では無く多少ザラついた感じの響き。

しかし、真正面から真摯にこの曲に向かった演奏で、仄暗い音色も曲調とマッチ。

息の長い旋律をゆったりとしたテンポで歌い上げ、クレッシェンドでの高揚感もあり、これもまた一つの素晴らしい演奏と再認識致しました。

以前、詰まらなく感じたのは、一体何を聴いていたのでしょうか?

それにしても、この曲、晩秋の情感にピッタリですよね~。

「運命の歌」も含め、秋はやはりブラームスでしょうか。

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ヴィヴァルディ「四季」、テレマン「ヴァイオリン協奏曲《蛙》」他、ベルリン古楽アカデミー、他

2013-11-09 21:33:27 | Weblog
午前中、歯科に行き歯石を取って貰う。

先が曲がった金属の器具でゴリゴリ削り取るものだとばかり思っていたら、最近は超音波で取るのですね。

痛いと嫌う方も多いようですが、ゴリゴリ削るアナログパターンは決して私嫌いじゃない。

確かに歯石を取っているという実感がするので。

超音波になって痛みは若干軽減されたものの、長い間口を開けたままにしているのはちょっと苦痛。

鼻で呼吸するように言われるが、上手く出来ない。

そして、新たな恐怖が…。

舌が動いてしまって、超音波に当たったら、穴が空いてしまうのではないか???

緊張して、余計に疲れました。

ゴリゴリのアナログ式の方がかえって良かったかなあ?などと思いながら口を開けておりました。

歯石除去後、研磨剤で2回も研いて貰い、随分とスッキリ致しました。

しかし、歯石取ったら、歯と歯の間に食べかすが詰まり易くなったようです。

実は、歯石には食べかすが挟まるのを防止する効果があったのでは、とアホな考えも浮かびました。

その後、会社へ行き少しだけ仕事を。

帰り掛け、ドーナツショップで1時間ほど、2月の資格試験の勉強。

今度こそ早めにしっかり勉強して、余裕を持って受験に望みたいものです。

ミドリ・ザイラー(ヴァイオリン、ヴィヴァルディ、テレマン)、ベルリン古楽アカデミー(ヴィヴァルディ、テレマン)、リチャード・エガー(指揮、チェンバロ、オルガン))アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(バッハ、ヘンデル)(Harmonia Mundi France盤)

「啓蒙主義の時代」BOXから。

1.ヴィヴァルディ「四季」2.テレマン「ヴァイオリン協奏曲《蛙》」
3.バッハ「ブランデンブルグ協奏曲第6番」
4.ヘンデル「オルガン協奏曲Op.4-3」

「四季」は、以前に入手したディスクとのダブり。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/5bb9428699992e83f5315cc942c5335c)

改めて聴いてみても、素晴らしい演奏で、イ・ムジチ以来色々聴いて来た中で、トップレベルのお気に入りです。

特に、「夏」が凄い。

嵐の場面など実にリアリティがあって、こんなに「夏」を面白く聴かせてくれる演奏って今まで無かったのでは、と改めて思う。

「蛙」は、初めて聴きましたがテレマンらしい楽しい曲ですね。

ちょっと調子外れっぽいヴァイオリンの音が鳴き声を模していて、聴きようによっては、部分的に現代曲かとさえ思ってしまう斬新さです。

エガーのブランデンブルグは前から気になっていたもの。

切れ味とともに、意外に重厚さもあって、ベルリン古楽アカデミーの演奏ともちょっと似ているように思いました。

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メンデルスゾーン「交響曲第4番《イタリア》」、シューベルト「交響曲第9番《グレート》」テンシュテット

2013-11-06 23:15:34 | Weblog
今日も22時半過ぎまで仕事で、現在帰宅途上。

クラウス・テンシュテット指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

テンシュテットBOXから。

テンシュテットの「イタリア」って、一体どんな感じだろう?

その音作りから、抜けるような青空といったものは想像しづらい。

興味深く聴き始めました。

やはり、予想した通り。

青空どころか、曇り空の感じ。

メンデルスゾーンというよりベートーヴェンのよう。

「グレート」は更に堂々として、ダイナミックで、これってシューベルト?という疑問も否めない。

しかし、ずっしり手応え十分。

かなりイメージの違う「イタリア」とともに、テンシュテットの音楽と真っ正面から向き合った真摯なアプローチは、伝わって来るものも大きいです。

特に「グレート」は、同じ音源を持っておりましたが、こんなに素晴らしい演奏だったとは思っておりませんでした。

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バリオス「過ぎ去りしトレモロ」、ソル「魔笛の主題による変奏曲」、レゴンディ「夢」他、村治奏一

2013-11-05 20:49:18 | Weblog
「プア充」という言葉があることを昨日知りました。

デフレのこの時代、ちょっと工夫すれば、あまりお金を掛けずとも、それなりに充実した生活が送れるということらしい。

今日は、午後一杯、外部会場で会議。

仕事の関係で、大幅遅刻で終わりの頃のみ参加。

終了後、そのまま帰るのも寂しいので(笑)、ちょっと呑みに行きました。

行き付けの(いくつも知っている(笑))激安店の一つ。

大食漢の私がそこそこお腹一杯食べて、飲み助けの私がそこそこ呑んで、何と千円未満!!

これなど、プア充の極かと思いました。

街は、写真の通り、既に冬の装い。

超暑がりの私的には、ようやく秋になった感覚でありますが。

村治奏一(ギター)(Victor盤)

図書館借用CD。

これも、プア充の重要アイテムの一つ。

1.バリオス「過ぎ去りしトレモロ」
2.アーレン(武満徹編曲)「オーバー・ザ・レインボー」
3.コスト「ラ・カチューシャ」
4.ソル「魔笛の主題による変奏曲」
5.ポンセ(ゴンザレス編曲)「エストレリータ」
6.レゴンディ「序奏とカプリス」
7.レゴンディ「夢」
8.マイヤーズ「カヴァティーナ」
9.バリオス「ワルツ第3番」
10.メルツ「ハンガリー幻想曲」

病気の為、惜しくも休養に入っている村治佳織さんの弟さん。

高名は聞いておりましたが、演奏を聴くのは初めて。

確かな技巧ともに、中音域の音の美しさが特に印象的でした。

低音も高音も勿論大切だけれど、音楽の骨格を造るのは中音域。

ここがしっかりしているから演奏がブレ無い。

品の良い艶のある音で、ポンセやレゴンディなどロマンチックな作品の出来が特に素晴らしく思いました。

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バッハ「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1~3番」(マリンバ版)ジェフロイ

2013-11-04 12:36:27 | Weblog

昨日、埼玉県東松山市を起点に行われる「日本スリーデーマーチ」というウォーキングの大会に参加して参りました。

一昨年にも出場しましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/eae4b0290ad64582ba435d38a2bbd167/?ymd=201111&st=0&guid=ON)、今年は30kmコース。

50kmコースにチャレンジしたいという欲目もありましたが、早朝の出発時間に間に合わせるのが困難なため断念。

しかし、これ正解。

現在の私、とても50kmを歩き通す体力ございません。

受付でゼッケンを貰い、それに各自一言記入する欄があるのですが、「マイペース」や「スローペース」などと記された、自分よりかなり歳上と思しき方々にもどんどん抜かされて行くような状態でしたから。

しかし、田園地帯、丘陵地帯のウォーキングはなかなか楽しいものでありました。

本格的な紅葉はまだこれからですが、農家の庭などには柿や蜜柑などが実っていたり、森林には秋の風情を感じさせてくれるカラスウリの赤い実やドングリも多数。

様々な花々も目を楽しませてくれるし、池や沼の多いコースも変化に富んで楽しかったです。

写真のようにゴルフコースの横も通りました。

田園風景を歩いていると、何とも似つかわしく無い欧風の建物が突然目に飛び込んで来ました。

水車まであります。

更に、何とそちらから、これまた建物と似つかわしく無い演歌が流れて参ります。

近づいて見ると、着物姿の女性がたくさんいて、日本舞踊を踊っていらっしゃいました。

一体何かと思った欧風の建物は地域のコミュニケーション施設で、地域の方々の日本舞踊の発表会のようでした。

日本舞踊と演歌だけだったら、この風景にまだ合うのに、何とも不思議な光景でした。

8時前に出発して、30kmのゴール着は15時20分頃。

食事などの休憩含め、7時間半ほど掛かったことになり、ちょうど時速4kmで歩いた計算になります。

結構ヘトヘトでゴールしただけに、ビールがとても旨かったです。

ジャン・ジェフロイ(マリンバ)(Skarbo盤)

先日、ソナタの方を聴きましたが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/e09e4cffdab14edaae2ab5bc3652cc06?guid=ON)、今日はパルティータ。

マリンバでの演奏に慣れたからか(?)、ソナタよりもこちらパルティータの方が合っている気が致します。

特に3番は、音がコロコロと転がるようなプレリュードなどマリンバでも違和感無く、明るく軽快な曲調もこの楽器に合っているように思いました。

特にポリフォニックなシャコンヌも、マリンバの残響がかえって音の厚みを増しているようにも感じました。

第1番など、マリンバによる演奏が醸し出す摩訶不思議な雰囲気が、ウォーキングのコースにある横穴古墳群「吉見百穴」(http://www.town.yoshimi.saitama.jp/guide_hyakuana.html)の光景などとも妙にシンクロ致しました。

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ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》」(1957)、サン=サーンス「死の舞踏」他、シルヴェストリ

2013-11-02 12:55:54 | Weblog
10月後半は仕事が非常に忙しく、更新が滞っておりました。

節目のイベントが終わり、昨夜は久しぶりに呑みに。

蓄積疲労とアルコールで、さすがに今朝は起きられず昼まで惰眠を貪っておりました。

三連休。

ここのところ休日出勤も多かったので、急に休みが3日も連なるのがちょっと妙な感覚であります。

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮フランス国立放送管弦楽団(ドヴォルザーク)、パリ音楽院管弦楽団(サン=サーンス、デュカス)(EMI盤)

シルヴェストリBOXから。

題記2曲以外に、デュカス「魔法使いの弟子」を併録。

「新世界より」は、第1楽章からシルヴェストリの「剛腕」がフル稼動。

何とも豪快な演奏であります。

金管の咆哮にティンパニも炸裂。

対して、第2楽章は十二分に歌わせます。

名盤と呼ばれる中にも、「家路」のメロディが意外にあっさりしたものもありますが、ここはやはりたっぷりと歌って欲しいところ。

しかし、過剰な感傷は排し、客観的表情を感じるのがシルヴェストリらしさなのでしょうか?

第3楽章から、また剛腕が戻って参ります。

リズム良く、力強く進む音楽。

終楽章も何ともスケールの大きな演奏。

単なる爆演では無く、骨格のしっかりした力強い名演であります。

モノラルなのが大変残念ですが、音の状態は良く、一般的な評価がどうなのか分かりませんが、この曲の代表的名盤の一つに数えても良いのではないでしょうか?

この曲に抒情性大きく期待される方には向かないかもしれませんが、この音楽が内在する大きなエネルギーを顕にしたこの演奏、一度は聴いてみて頂く価値があると思います。

「死の舞踏」、「魔法使いの弟子」も非常にダイナミックな演奏で楽しい。

いずれもモノラル。

このBOXには、別テイクの「新世界」のステレオ録音も入っており、そちらを聴くのも大変楽しみです。

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