golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドヴォルザーク「交響曲第9番《新世界より》」(1957)、サン=サーンス「死の舞踏」他、シルヴェストリ

2013-11-02 12:55:54 | Weblog
10月後半は仕事が非常に忙しく、更新が滞っておりました。

節目のイベントが終わり、昨夜は久しぶりに呑みに。

蓄積疲労とアルコールで、さすがに今朝は起きられず昼まで惰眠を貪っておりました。

三連休。

ここのところ休日出勤も多かったので、急に休みが3日も連なるのがちょっと妙な感覚であります。

コンスタンティン・シルヴェストリ指揮フランス国立放送管弦楽団(ドヴォルザーク)、パリ音楽院管弦楽団(サン=サーンス、デュカス)(EMI盤)

シルヴェストリBOXから。

題記2曲以外に、デュカス「魔法使いの弟子」を併録。

「新世界より」は、第1楽章からシルヴェストリの「剛腕」がフル稼動。

何とも豪快な演奏であります。

金管の咆哮にティンパニも炸裂。

対して、第2楽章は十二分に歌わせます。

名盤と呼ばれる中にも、「家路」のメロディが意外にあっさりしたものもありますが、ここはやはりたっぷりと歌って欲しいところ。

しかし、過剰な感傷は排し、客観的表情を感じるのがシルヴェストリらしさなのでしょうか?

第3楽章から、また剛腕が戻って参ります。

リズム良く、力強く進む音楽。

終楽章も何ともスケールの大きな演奏。

単なる爆演では無く、骨格のしっかりした力強い名演であります。

モノラルなのが大変残念ですが、音の状態は良く、一般的な評価がどうなのか分かりませんが、この曲の代表的名盤の一つに数えても良いのではないでしょうか?

この曲に抒情性大きく期待される方には向かないかもしれませんが、この音楽が内在する大きなエネルギーを顕にしたこの演奏、一度は聴いてみて頂く価値があると思います。

「死の舞踏」、「魔法使いの弟子」も非常にダイナミックな演奏で楽しい。

いずれもモノラル。

このBOXには、別テイクの「新世界」のステレオ録音も入っており、そちらを聴くのも大変楽しみです。

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