golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

プーランク「ピアノ協奏曲、田園のコンセール、オルガン協奏曲」ポミエ、コール、ウィーア、ヒコックス

2012-01-14 02:03:57 | Weblog
新しい携帯が本日手に入りました。

とは言っても、昨日書いた通り、壊れた携帯を保険で「同一機種」に替えて貰っただけなので、新鮮味は全くありません。

しかし、違和感無く、ブログ記事更新出来るのは有難いところ。

キーを打った時の感触も硬めと言うかしっかりした感じで今迄と違う。前の携帯は相当回数打って来た為に、だいぶへたっていたのかもしれません。

まあ、この機種を使い倒した頃には、スマホの文字入力もだいぶ進化してやりやすくなっている事でしょう。

それを期待して、当分これを使い続けます。

ジャン=ベルナール・ポミエ(ピアノ)、マギー・コール(クラブサン)、ジリアン・ウィーア(オルガン)、リチャード・ヒコックス指揮シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア(Virgin CLASSICS盤)

図書館からの借用ディスク。

フランシス・プーランク(1899~1963)はどうも大きな盲点になっていた作曲家のようです。

クラシックを聴き始めた昔、ラジオで「田園のコンセール」を大層期待して聴いたのですが、その魅力が分からず、以来自分とはあまり縁の無い作曲家と思い込んでいたようです。

ディスクも、確か小品が2曲あったのみ。

「親しみ易く、美しい音楽」らしいことは目にしていても何故か疎遠な作曲家でありました。

協奏作品3曲のこのディスクで、認識を新たにしました。

オシャレで美しい素敵な音楽。

「ピアノ協奏曲」は、どこかで聴いたことのあるようなメロディで始まります。

そう、ヒット曲で荻野目洋子がカバーした「コーヒールンバ」に酷似!

その後も、親しみ易く美しいフレーズが続きます。

そして、「田園のコンセール」。

今まで何回かは聴いているのに、何でこんな素晴らしい曲の魅力に気付かなかったのでしょうか?

近代的な枠組みの中に、バロック的な香りと響きを持ち込んだ独特の情緒が魅力。

整備された現代庭園の中を歩いていると突然田んぼが出現したり、小さな森があったり、かと思うと新しい建造物があったり、異質な要素が不思議な調和を持って共存しているのが魅力。

「オルガン協奏曲」(オルガン、弦楽とティンパニの為の協奏曲)がまた良いですね~。

オルガンをたっぷりと響かせ、スケール大きく流麗な音楽が描かれます。

オルガン音楽の歴史の中でも結実の大きな近現代フランス。

プーランクもその大きな潮流の中で自然に「楽器の女王」を自分の作品に取り込んだのだろうと感じます。

3曲とも、それぞれの魅力で甲乙付け難い素敵な作品。

今まで看過していた作曲家でしたが、急に気になりだしました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
プーさん祭 (golf130)
2012-01-15 11:21:45
ライトさん
コメント有難うございます。
2台のピアノの協奏曲も気になっております。
プーさん祭、是非拝見させて頂きます。
返信する
何気に借りたCDでしたが…。 (golf130)
2012-01-15 11:19:06
木曽さん
コメント有難うございます。
このディスクは、図書館で何となく借りて来たものですが、一聴して素晴らしさに参りました。曲も演奏も。
プーランクまた色々聴いてみたいと思います。
返信する
Unknown (ライト)
2012-01-14 18:14:31
プーランクとはまた微マイナーな感じのするところをついてこられましたねぇ(^-^;

鍵盤絡みの協奏曲(それ以外にあるのかとは言わないお約束)は名曲揃いだと思います。
僕は2台のピアノとオーケストラのための協奏曲が好きですねぇ。


せっかくなので今夜はプーさん祭り、開催します。
ご報告があるかは未定ですが…
返信する
これは名盤! (木曽のあばら屋)
2012-01-14 12:20:27
こんにちは。
これはヴァージン・クラシックスのCDですね。
「ピアノ協奏曲」は映画音楽のような洒落た作品で、私も好きです。
ちょっとまとまりに欠ける印象はありますが・・・。

「オルガン協奏曲」は重厚で悲劇的で、
他の作品とは毛色が違いますね。
初めて聴いたときには
「いつのもプーさんじゃない!」
と驚いたものです。
でもいまでは一番好きなプーランク作品です。

もちろん「田園のコンセール」も素敵です。
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