golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「フーガの技法」コープマン、マトー

2010-09-03 23:14:30 | Weblog
今日は、昼食、夕食とも食べ放題。

昼はまた「さくら水産」、夜は会社の宴会で、すき焼き、しゃぶしゃぶ食べ放題。

昼は炭水化物系を中心に、夜はたんぱく質系を中心に、またまた体重増加を図ってしまいました。

しかも、夜は「燃焼系」飲料の飲み放題も付属。

燃焼系ったって、脂肪を燃焼させる訳じゃないです。(分かってるって)

勿論、アルコール燃料系でございます。

トン・コープマン、ティニ・マトー(チェンバロ)(ERATO盤)

未完に終わった大作。楽器指定もされていない抽象性の高い傑作。

バッハの他の多くの作品と異なり、甘美で魅惑的なメロディが登場したりすることの無い、禁欲的で決して取っ付きは良くない曲。

この為、チェンバロやオルガンといった鍵盤楽器以外でも、管弦楽により音色の変化を持たせた録音もある。

LP時代聴いていたリステンパルト指揮ザール室内管弦楽団盤もそのタイプ。

CD時代になって久しくこの曲のCDを持っていなかったのですが、バロック・マスターワークス60枚BOXで聴いたブロイアー盤(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/031c9796628ab8a264296c8a083d8257)が思いの外良かった。

バリエーションを持たせる為に、ジャズに編曲した曲も交えるなど、クラシック原理主義者からすると信じられないような演奏(笑)。

しかし、これが決して際物では無く、真摯にバッハの音楽の楽しさを伝えるものになっていたから感心。


その「フーガの技法」を、より原典に近い形で聴こう、と購入したのがこのCD。

暫く、ミチョランマの中腹で熟成させておりました(笑)。

熟成の甲斐あってか?、70分に及ぶ対位法の粋を集めたこの大作を飽きさせずに聴かせてくれる。

最後未完のまま終わった通り、終結せず途中で無音状態に放り出されるのも妙に心地良いです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
間藤 (golf130)
2010-09-08 07:13:39
ことねっちさん
コメント有難うございます。
間藤(まとう)なんていう駅があるのですね。やはり、単線で逆方向からの列車を待ったりするのですかね。
返信する
雨が降るまで、マトー? (ことねっち)
2010-09-07 22:06:27
チェンバロ奏者のマトーって、どこかで聞いたような…と思ったら、全く無関係なわたらせ渓谷鉄道間藤【まとう】駅を思い出してしまいました…。
参照 http://ekikara.jp/newdata/station/09323041.htm

先月から関東中心部になかなか雨が降りませんが、甘党の人が(栃木県日光市へ編入が残念な)足尾町間藤で、マトー演奏の「フーガの技法」を聞きながら雨を待とう…という事もありそう?
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