golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

パーセル「《妖精の女王》組曲、《ディドーとエネアス》組曲」他、ヘンゲルブロック

2014-03-03 23:38:07 | Weblog
今日は、TOEICのテストでした。会社で強制的に受けさせられる。

昔から英語は非常に苦手なのです。

この土日に少し勉強するも、一夜漬けが効かないのが英語。

ヒアリングもリーディングも殆ど解らず、滅茶苦茶書いて出して参りました。

解答は、4択ないしは3択なので、後は「引きの強さ」に期待するのみ。(笑)

トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)フライブルク・バロックオーケストラ(Deutsche Harmonia Mundi盤)

フライブルク・バロックオーケストラ10枚組より。

1.歌劇《妖精の女王》Z629より管弦楽組曲
2.歌劇《ディドーとエネアス》Z626より管弦楽組曲
3.歌劇《アーサー王》Z628より管弦楽組曲
4.歌劇《アブデラザール》Z570より管弦楽組曲

パーセルの音楽は、上品だがちょっと地味で渋い印象があります。

しかし、こうしてオペラから編まれた管弦楽組曲の色々を聴くとなかなかに多彩。

ヘンデルばりに金管が輝かしく響き打楽器が轟く音楽もあれば、ダウランドなどのイギリス・ルネサンス音楽以来の伝統を感じるリュートの響きもあります。

金管楽器の伸びやかな響きと弦楽器がしっとり交ざりあう技もあります。

「アブデラザール」の中には、ブリテンが「青少年のための管弦楽入門」(ヘンリー・パーセルの主題による変奏曲とフーガ)で主題に使った音楽が出て来ます。(ほぼそのままを活かして使っている)

この曲こそが、私のパーセル・イメージを作った原点。

奇しくも、同じ17世紀に生きた宮本武蔵の「五輪書」(←オリンピックの年だからという訳では無い)を読んでいるところですが、文章そのものは短く、リズムがあって明解なのですが、やはり昔の言葉の解り辛さは否めない。注釈を時々見ないとなりません。

これに対して、同じ17世紀遠い異国の地の作曲家の作品の方が分かり易く響くのが何だか不思議な気がしました。

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