golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「無伴奏チェロ組曲第1~3番」ビルスマ(1992)

2013-07-30 23:21:53 | Weblog
今日は遅くなって疲れたので簡単に。

アンナー・ビルスマ(チェロ)(Vivarte盤)

ビルスマのバッハ無伴奏、2回目の録音。

LP時代に最初の録音が出た時には直ぐ買い、従来カザルスの録音で神格化されていたこの曲のベールが剥がされたのが非常に印象的でした。

バロック・チェロによる軽やかな演奏で(今ではもっと軽やかな録音もありますが)、「本来この曲集は舞曲の集合体だから、踊るように演奏する」といったようなライナーノーツのビルスマの言葉に強く共感したのを良く覚えております。

2回目のこの録音が出た時は、「ビルスマ変節か?!」と思ったものです。

バロック・チェロの第一人者が、それを捨てて現代楽器で録音したというので。

そんな気持ちもあって、購入を控えておりました。

廉価盤にならなかったのが、最大の理由かもしれませんが。(笑)

ところが、それが廉価CDになったので先日購入。

最初、1番の冒頭プレリュードを聴いた時、違和感がありました。

その野太い音に。

ストラディバリウスの「セルヴェ」という大型の楽器を使用している由。

コントラバスに近い音色。

しかし、舞曲としての躍動感は旧録音と共通に思います。

ビルスマはこの楽器の存在を知って再録したくなったのでしょうか?

再聴するうち、この存在感のある音に段々魅せられて参りました。

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