golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1~3番」他、ビルスマ、アスペレン

2013-07-10 23:32:15 | Weblog
「ドル・コスト平均法」は、人生の知恵?

社会人になった頃、持株会の説明で、ドル・コスト平均法の考え方に感銘を受けました。

曰く、毎月定額を株式投資していれば、株価が下がった時には多くの株が買え、株価が上がった時には購入株数は減少。均してみれば、購入価額を低く抑えられて、(売買手数料や税金を別にすれば)仮に株価が全く上がらなかったとしても利潤が得られるという。

株価の上下に一喜一憂することなく淡々と投資を続ければ利益が産まれるとのこと。

今日、会社で帰ろうとした先輩を捕まえて飲みに誘う。

皆、色々仕事上のストレスを抱えているのであります。

一緒に飲んで色々話をしていて、ふと思う。

仕事をしていて、ストレスの溜まることも多いし、こん畜生!と思うこともある。

勿論、嬉しいこと、楽しいこともある。

しかし、「ドル・コスト平均法」の思想から言えば、これらに一喜一憂することなく、振り回されることなく、淡々と仕事して行くことがトータルで考えたら一番良いのではないかと。

そんなことをふと思いながら飲んでおりました。

アンナー・ビルスマ(チェロ・ピッコロ)、ボブ・ファン・アスペレン(ポジティフ・オルガン)(Vivarte盤)

(声楽作品は勿論!)傑作揃いのバッハ器楽作品の中で、ヴィオラ・ダ・ガンバのソナタは、やや地味な存在と思っておりました。

しかし、ビルスマの格調を保ちながらも軽やかでハイテクニックな演奏で久しぶりに聴くこの曲集が何とも楽しい音楽に満ちていることを再認識しました。

アスペレンのポジティフ・オルガンの軽快な響きも良いですね。

また、併録の、大バッハの息子ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハの「チェロ・ソナタ」も、バロックの次の時代の開放感があって素敵です。

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