golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ペルゴレージ「スターバト・マーテル、サルヴェ・レジナ」、ドゥランテ「四声の協奏曲」ピエルロ

2013-07-15 23:09:53 | Weblog
マンションの下階の方のベランダに鳩が巣を作り、雛も居るらしい。

糞害は大いに困り物だけれど、鳩の雛って見たこと無い。

ついでに言えば、「カラスの子」も。

どんな姿なのか興味を持って検索してみました。

鳩の雛は、普通の鳥の雛の感じ。カラスの方は、比較的早くに真っ黒な普通のカラスの姿になるようですね。

まあ、どちらにしてもなかなかに可愛い。

もっとも、そうとばかり言っていられない。

家のベランダにも鳩の糞が一杯あるようで、来週はその掃除を命じられているもので…。

ヌリア・リアル(ソプラノ)、カルロス・メーナ(カウンターテナー)、フィリップ・ピエルロ指揮リチェルカール・コンソート(Mirare盤)

先日、銀座・山野楽器のワゴンセールで発見したCD。

500円\(^O^)/

こちらのお店、通常品はタワレコやHMVと比較してやや高めの物も多いですが、時々、このようなワゴンセールの掘出物があったり、特に古楽系の品揃えが充実していて好きです。店内も落ち着いた雰囲気だし。

Mirareは、ラ・フォル・ジュルネの主宰者ルネ・マルタンのレーベル。

ラ・フォル・ジュルネは非常に廉価ですが、CDはレギュラー価格品。

それが、500円!になっておりました。

悲しくも、限りない美しさに満ちた「スターバト・マーテル」。

バロックの数多い声楽作品の中でも屈指の傑作の一つでしょう。

キリスト教の知識の無い私にも、磔になったイエスを悼む聖母マリアの慟哭が聞こえて参ります。

ヌリア・リアルのソプラノの透明で優しい歌声も素晴らしいし、カルロス・メーナの自然なカウンターテナーの声にも魅せられます。

カウンターテナーって、不自然に(オカ○っぽく)聴こえることだってあるじゃないですか。

しかし、カルロス・メーナの歌声は、男声とか女声とかを超越した、いわば天の声のようにも聴こえます。

そして、ピエルロ指揮するリチェルカール・コンソートの透明度高いオケが悲しみをより増幅させます。

期待に違わぬ素晴らしい演奏でした。

フランチェスコ・ドゥランテ(1684~1755)の短い協奏曲と「サルヴェ・レジナ」も同様の色調でじんわりと心に染み入ります。

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