golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

マーラー「交響曲第4番」ライナー

2011-03-10 23:40:25 | Weblog
飛びます飛びます、飛んでます花粉。

重度の花粉症である私は既に症状が出ておりますが、まだ比較的寒さが残っている所為か、今年はまだあまり酷い状況にはならず助かっております。

くしゃみ、鼻水は出ますが、それが止まらなくなる状況にはまだ至っておりません。

「連続くしゃみ回数」でギネスを目指そう!という例年とはかなり違っております。

それでも、ポケットティッシュの数個は常備しておかないとヤバイ。

「今ポケットティッシュをいくつ所持しているか」がこのシーズン、外出時の最重要チェック事項になっております。

今、駅前のコンビニに寄ってポケットティッシュ16個を補充。

財布が札束で一杯になる事など全く無縁ですが、鞄にポケットティッシュが一杯入っていると安心して、また妙に満たされた気分になる私って一体…?

リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団(DOCUMENTS盤)

ライナーのマーラーを聴くのは初めてです。

ライナーは、LP時代に聴き馴染んだバルトークの弦チェレ、オケコンが鮮烈で、贅肉を削ぎ落とした引き締まった演奏という印象が強くあります。

ただ、マーラーの音楽って、この削ぎ落とされてしまう部分にも大切なエキスが詰まっているのではないかとも思っており、期待半分、心配半分で聴き始めました。

今朝の通勤で1回聴き、今また帰りの電車の中で聴いておりますが、こういうマーラーも意外に良いかも。

マーラーの肖像写真を見ると神経質そうな顔付きに見え、病的な側面が強調された演奏も多いように思います。

しかし、以前マーラーの伝記で、水泳や自転車などで身体を鍛えていたと読んだこともあり、また指揮者という職種もあって、実像はかなりエネルギッシュで健康的な人だったようにも想像するのであります。

一見、異色のマーラーですが、硬質で力強ささえあるこの演奏は、実は人間マーラーの本質に結構近づいていたりして。

第2楽章のヴァイオリンなども骨太に響くのですが、それが違和感無く楽しく聴けるのであります。

妖しさが魅力の7番辺りじゃ、こういう演奏は合わないと思いますが、構成感がしっかりしてコンパクトにまとまったこの曲では、こういうアプローチも意外に合います。

大好きなマーラーの交響曲の中では、個人的には決して順位の高くない曲ですが、なかなか楽しんで聴けました。

ライナーのマーラー、他に「大地の歌」もありますね。そちらも聴いてみたくなります。

1958年、このBOX唯一のステレオ録音。

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