霧ヶ峰シカ柵研究の最前線に触れる。

午前中、諏訪中央病院で定期健診。
午後は、諏訪湖そばの長野県の合同庁舎で
霧ヶ峰のシカ柵研究のシンポジウムに出席する。
森林総合研究所、東大、兵庫県立大、神奈川大、
長野県環境保全研究所の若い研究者が研究成果を発表する。
シカの食害による植生の変化で昆虫も減少している。
シカ柵の内と外で花数は、ニッコウキスゲは３００倍、
マツムシソウは１００倍。
また、シカ柵は、細長い柵よりも円形の方が
植生保護には良いようだが、
世界的にも調査の実績がないので
霧ヶ峰での調査研究の成果が期待される。
なお、用語で使われた「防鹿柵」は、当然ボウロクサクと読むが
聞いたことが無い。
シンポジウムは５階で行われたが、
草原を歩きなれている人が多いのか
駐車場がある地階から５階まで歩く人で
階段が込み合っていた。

夕方、東急リゾートにコーヒーを配達し、
塩坪の湯にジックリ浸かり、
和室の漆喰塗りでこった肩をほぐす。

写真は、八ヶ岳ロード沿いに見る
緑滴る八ヶ岳山麓田園風景。