午後の森でひと休み

蓼科の「カフェ 午後の森」マスターの巣籠もり日記。午後の森から見える信州蓼科・八ヶ岳のすばらしい自然、生活・・・。

端正にして美しき名山、蓼科山。

2010年05月31日 23時36分19秒 | 日記
日本百名山の著者深田久弥は、
蓼科山の名山としての魅力をその端正な姿に求めて、
次のように記している。

古い本には、浅間山を北岳、蓼科山を南岳と呼び、
この二山を東信州の名山としている。
蓼科山は、円錐形状にさらに円錐丘を戴いた複火山で、
富士に摸されるのはこの円錐丘であり、
どこから望んでも端正な形を崩さず、
名山として讃えられたゆえんもここにある。

また、アララギ派の歌人は、次のように歌っている。
「草枯丘いくつも越えて来つれども
蓼科山はなほ丘の上にあり」(島木赤彦)
「信濃には八十(やそ)の高山ありと云へど
女の神山(めのかみやま)の蓼科われは」(伊藤左千夫)
「蓼科はかなしき山とおもひつつ
松原なかに入りて来にけり」(斎藤茂吉)

パスタにお付けしている天然酵母パンが、
「おいしい」と評判をいただいてます。

写真は、「カフェ 午後の森」店内入口。
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脇道に入って迷うのも楽しい霧ヶ峰。

2010年05月30日 23時43分29秒 | 日記
長野朝日放送の「霧ヶ峰物語」を見る。
霧ヶ峰には、自然の魅力と歴史の深さがあった。

この涼やかで優しげな名前の霧ヶ峰は火山である。
八島ヶ原湿原などの高層湿原を有し、
最高峰は車山の1,925m。
また、日本百名山の一つであり、
深田久弥は、霧ヶ峰の魅力を次のように記している。
「妙ないい方だが、山には登る山と遊ぶ山とがある。
前者は息を切らし汗を流し、ようやくその頂上に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、
後者は歌でもうたいながら気ままに歩く。
もちろん山だから登りはあるが、ただ一つの目標に固執しない。
気持ちのいい場所があれば寝ころんで雲を眺め、わざと脇道に入って迷ったりもする。
当然それは豊かな地の起伏と広潤な展望を持った高原状の山であらねばならない。
霧ヶ峰はその代表的なものの一つである。」

霧ヶ峰では、鎌倉時代、執権北条氏の庇護の下、
流鏑馬、相撲などの御狩の神事が盛大に行われ、
絵巻のような鎌倉武士の騎馬姿が見られたらしい。

写真は、「カフェ 午後の森」から見える午後の森。
午後の森のそばに百名山が、
霧ヶ峰、美ヶ原、蓼科山、八ヶ岳、
甲斐駒ヶ岳、仙丈岳、鳳凰山の7座もあり、贅沢。
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新緑の午後の森に紫加わり、森色深まる。

2010年05月29日 22時34分26秒 | 日記
そろそろ6月だがちょっと寒い。
朝の店内は16度。
白樺湖では朝の気温が3度とのこと。
お客さんの話では、
こんなに寒い5月の末は初めて、
ワラビとゼンマイが同時に採れるなんて
不思議らしい。
ストーブを点けたり消したりの一日。
ストーブの火、懐かしく、暖まる。

写真は、新緑の午後の森に忽然と姿を現す
紫の花をつける大きな木。フジかな。
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新緑に青空に白い南アルプス。

2010年05月28日 22時36分30秒 | 日記
雪を頂く南アルプスの山並みの下に
ギザギザの新緑が甲斐駒・仙丈に重なり、
山並みグラデーションとなる。

以前お世話になった方がお店に来られ、
夜、真澄の冷やを飲む。
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ギフトで話題広がる午後の森珈琲

2010年05月27日 23時57分49秒 | 日記
朝の開店前、ミートソースの仕込みをする。
夜の閉店後、珈琲の焙煎をする。

駐車場の車で待つ愛犬を
お客さんが外に出し散歩する。
久しぶりの蓼科日和。

午後の森珈琲をギフトとして
お買い求めいただくお客様が多くなりました。
「午後1時・2時・3時の森珈琲」で
話題が広がったとのお話をいただきました。

写真は、蓼科日和の午後の森。
コメント (2)
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