一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

トリノオリンピック

2005-12-27 | ネタ
今回のオリンピックの話題は何と言っても鳥インフルエンザ問題。
IOCは早々に中国を生息地、経由地とする個体の参加資格を停止する措置を取った。

中国は渡り鳥の一大経由地であることから、長距離については有力選手が相次いで離脱し、メダル争いは混沌としている。
また、長距離ではマラソン(15,000km)に10,000kmから転向したオオトウゾクカモメがキョクアジサシの3連覇を阻めるかに注目が集まっている。

求愛ダンスについては、毎回芸術点の採点基準の適正さについて議論になるため、前回は出場選手と同一種は審判になれないというルールを制定したが、それでも前回大会において同一科・目への高得点が問題になったため、今回から最高点と最低点は採点から排除するルールが新たに採用された。

高飛び込みは今回会場が水温の低い海域であり、暖地勢には不利が予想されるが、ガラパゴスアカアシカツオドリなどは南極で寒地合宿を行っており、成果が期待される。

陸上短距離はダチョウの、水泳はペンギンの独壇場であり、もっぱら記録争いに興味が絞られている。


なお、前回大会でエキシビジョン種目であった鳴き声競争は、測定の都合上観客のいるスタジアムでの競技ができないことからテレビ中継になじまないというマスコミの意向が大きく反映され、正式種目とはならなかった。
これに対してニワトリの役員からは「飛ぶ、泳ぐ、走ることができない鳥は鳥として認められないかの如き扱いはオリンピックの精神にもとり非常に遺憾である。」との声明が発表された。

(「鳥のオリンピック」取材班)
コメント (3)
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