チラシの裏

当ブログでは、主観を重視した文章がエターナル。 裏と表が合わさり最強に見える。

アニメうみねこ 第23話

2009年12月03日 21時39分59秒 | ゲーム:アニメ:07th Expansion関連
うみねこドットTV─TVアニメーション「うみねこのなく頃に公式サイト」


魔王譲治wwwww


今回は原作再現度が高い。

やたら丁寧に描写している。


未来編

・10月3日に出された差出人不明の手紙

遺族の元へ届くように計算されていたようだ。

貸し金庫にある現金は、右代宮家の遺産と解釈して良い?その真意は?

「07151129」という数列は、貸し金庫の暗証番号だったようだ。

EP3にて、客間の扉に書かれていた意味は?

・礼拝堂のレリーフの写真

英文が書かれていて、それを熊沢が訳したようだ。

「扉」というのは、隠し黄金がある部屋の扉のこと?

・寝具店で縁寿が見た真実

さくたろう量産説は正しかった?

楼座の手作りの誕生日プレゼントだというのは嘘?

「手作りだったのは本当で、引き裂いたことを反省し、アンチローザで商品化した」という説、

「手作りだというのは嘘だが、真里亞のために用意した愛のある誕生日プレゼント」という説、

「手作りだというのは嘘だし、真里亞への愛は欠片も無い」という説、

一番ありそうなのは真ん中の説だろうな。


ゲーム盤

・当主継承テスト

明らかに幻想描写なのに、カットされずに割と丁寧に描写されていた。

深い意味は無いのかもしれんがw

譲治VSガァプは、作画はそこそこ頑張っていたように見える。

スタッフはバトルアニメが苦手なんだろうな、という中途半端さは否めないがw

朱志香VSロノウェは、全然動いてなくてショボイが、まさかの花血www

無駄なところで細かいな^^;


EP4は全体的に丁寧で見易いな。

もちろん、原作ファンとしては丁寧なほうが嬉しいが、

丁寧なだけでは無く、もっとアニメならではの良さを見せられないものかと考えてしまうな。

良かった例だと、先週のグロシーンとEP3の最終話。

先週のは、原作と比べると違和感炸裂なグロシーンだったが、映像的には良かったと思う。

真里亞なんてすごい迫力だったしな。

EP3最終話は、名台詞カットで悲惨だったが、

縁寿がガシャーンして山羊を薙ぎ倒すシーンは勢いがあってカッコ良かったし

ベアトとワルギリアの表情はナイス作画だった。


他の回も、そんなに悪い出来じゃないと思うんだが中途半端なんだよな。

もっと何とか出来ただろう、と。

もっと直感的に「見せたいもの」が伝わるような演出を頑張ってくれれば神アニメになれたのに、惜しいよね。

まだ終わってないけどw

7thアニバーサリー

2009年12月01日 23時42分56秒 | ネトゲ:ラグナロクオンライン
ROもまだまだ盛り上がってるねー。


12月1日0時からの討伐イベントも偶然参加出来たんだが、

何も出来ず、何も得られず終わってしまった^^;

人多すぎな罠。

もうみんなROなんて飽きたのかと思ってたよ。


HP20Kが一瞬で蒸発したり、画面が激しすぎてテクスチャーが剥がれたり

エフェクト切っても重すぎたり、色々大変でゲームになっていなかったな。


んで、寝て起きたらメンテ中www

アップデートはすでに終わったものと勘違いしていたw

今から7thアニバーサリーが始まるのね。


クリスタル発見。

懐かしいwww

いつも通りの、アニバ帽、アニバリング、プレ箱ドロップを確認。

さらに、新ネタ?の「福引き補助券」ドロップ。

アニバイベントの福引きで使える「福引き券」と違うものなのか?

よく分からんが、まだまだ遊べそうだな。

汚い忍者(LV68)を育てつつクリスタルを狩る感じだ。

2年ぶりに感想の続きを書かせてもらう

2009年12月01日 20時32分55秒 | ゲーム:アニメ:スパロボ関連
全力で長文を読め!!!


すでに懐かしい感があるかもしれないが、コードギアスです。

12月8日に、「クリティカル・ゼロ」というコードギアス批評本が発売するらしい。

http://d.hatena.ne.jp/qyl01021/20091129

そこで、思い出したかのように、コードギアスの感想の続きを書こうと決意した。


このブログでも、「コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)」の感想をいくつか書いていたんだが、

第1期が終わったあとの特番(24話、25話)について書いたあと、なぜか放置していたようだ。

「コードギアス 反逆のルルーシュR2(第2期)」もリアルタイムで見ていたというのに。

なぜ感想を書かなかったのだろう・・・。


第1期はDVDで、第2期はBDで全巻持っている。

発売日に買っているのに未開封(笑)だったので、いい機会だから全話見てみた。

粗探しするくらいの厳しめな目で見ていたんだが・・・

すごい完成度だな。

欠点が見付からない。

オンエアで見ていたので、ネタバレ済みだというのに、かなり楽しめた。

やはり、このアニメはエンターテインメントとして視聴者を楽しませることを重視しているからだと感じた。


第1期オンエアは、総集編を2回もやるという醜態だったが、この作画クオリティなら許せるというもの。

23話から24話までに4ヶ月待たされたこと、

25話から第2期までに7ヶ月くらい待たされたこと。

当時は興醒めだったかもしれないが、DVDで一気に見るなら特別な欠点と言うほどでも無い。


あと、二度目の視聴は大切だな。

当時理解出来ていなかった部分が理解出来たり、

初期から伏線が張ってあったことに驚いたりで面白い。


・メカ

一応、リアルロボットアニメに分類されるであろうこのアニメ。

ナイトメアフレームのメカアクション作画がかなりカッコイイ。

戦闘シーンはとにかく動きまくるので、映像を見ているだけでも楽しめる。

もちろん、俺のお気に入りは紅蓮だが、

ガンダムカラーのランスロットが敵側の機体という構図が皮肉っぽくて面白い。

ナイトメアフレームが全く活躍しない話も多々あるが、それでも見所沢山なのがまたすごい。


・主人公

主人公ルルーシュは、アニメ史に名を残すほどの偉大な悪役として讃えさせてもらおう。

悪役であるゼロを演じ切って散っていったその姿は、我々の記憶に残るものとなっただろう。

某漫画の主人公は、世界のためと言いつつも自分が神になるという傲慢さが命取りになり、

正義の前に惨めに敗れ去ったわけだが

第1期のゼロも概ねその流れを踏んでいた。

妹ナナリーが絡むと、突然、ルルーシュとしての弱さがあらわになり、

第1期最終話ではスザクに追い詰められてしまう。

第2期では、そのまま敗北して皇帝シャルルに記憶を改ざんされてしまったことが分かる。

復活したルルーシュは、再びゼロとなってブリタニアへ反逆する。

そんな中で、ゼロの在り方に疑問を抱いたりと、少年らしい成長を見せる。

ルルーシュは、人間らしい優しさを持ちながら、最期まで悪役を完遂したところが素晴らしい。

悲しいすれ違いや憎しみの連鎖など、辛いことばかりだったが

それら全てを飲み込んだチート級の最強主人公だったと断言できる。


・サブキャラ

息抜き程度に学園コメディなどの要素が挿入され、サブキャラクターにも感情移入し易い作りになっている。

しかし、その直後の話でドン引きなオチが待っていたりと、持ち上げて落とす手法が凶悪。

特にシャーリーの扱いが酷い。

持ち上げて落としてを2度繰り返した挙句、死亡。

不遇すぎる・・・。

ユーフェミアの日本人虐殺は、他に類を見ないほど衝撃的だった。

ユーフェミアにもゼロにも悪意は無かった。

ただギアスという超能力に振り回されただけ。

こういうのを鬱展開と言う。

ロロは、ルルーシュと同じく悪行を重ねすぎたので仕方ないと言えなくも無いが、それでもやはり悲しい。


・ギアス

命令に従わせる能力、記憶を改ざんする能力、人間の時間を停止させる能力、未来を予知する能力、

様々な異能の力。

ルルーシュはギアスの力を使い、自分の都合のいいように真実を捻じ曲げてきた。

人間の意思を操るという許されざる行為だが、ブリタニアの破壊には必要なものだった。

最終話、スザクはルルーシュから「ゼロを背負って生きろ」というギアスを受け取った。

スザクには既に「生きろ」というギアスがかかっている。

一度ギアスをかけた相手に二度目は効果が得られないというルールがある。

もちろん、これはスザク自らの意思で受け取ったものであり、

ギアスの力に頼る必要が無くなったことを示唆していると思われる。


・ピカレスクロマン

ルルーシュは、正義の味方である。

正義という大義名分で武力を行使する、ゼロという仮面を持つ。

しかし、目的のために手段を選ばない正義は、見方を変えると悪にも見える。

ギアスという人間を操る能力を使い、仲間ですら平気で欺く。

視聴者側からはとても正義の味方に見えない描写だが、

ルルーシュの考える「誰もが笑っていられる優しい世界」を創るためには、

手段を選べないという結論も理解出来るというもの。

しかし、スザクはルルーシュの考え方を否定した。

ルルーシュは、正義のためには悪という手段を取って当然と考えている。

スザクは、結果は別として悪そのものが許せない。

ルルーシュは親友を敵に回してまで自分の方針を貫こうとするが、

ナナリーを犠牲にすることだけは出来ず、親友だったスザクに頼るしかなかった。

スザクはルルーシュに「吐いた嘘を本当にしてみせろ」と言う。

それは、「もう後戻りは出来ないのだから、お前のやり方で優しい世界を創ってみろ」と解釈出来るもの。

しかし、ルルーシュとスザクが導き出した最後の手段は、ゼロ・レクイエム。

シャルルとマリアンヌの真相を知り、嘘を吐き続けても悲しいすれ違いが起こるだけだと結論したのだろう。

吐いた嘘(悪役)を本当にする(ルルーシュが背負う)こと。

吐いた嘘(ゼロという仮面)を本当にする(スザクが背負う)こと。

悪役は、美しく決着をつけた。


・枢木スザク

このキャラが居なければ、コードギアスは神作品に成り得なかった。

確かに、「何がしたいのか分からん」とか「うざい」とか、そういう意見も理解出来る。

オンエアを見ていた俺も、スザクを好きになれなかった。

しかし、二度目の視聴では、最初からスザクに注目して見ていたので理解度がかなり深まった。



長文になってしまったが、適当に結論で締めさせてもらうと

登場人物それぞれが正義を持っており、

誰に共感するかによって正義と悪の主観が異なっていくという見せ方を

ロボットアニメ的に面白おかしく味付けしたアニメだと思った。

その正義を語る一人として、スザクというもう一人の主人公が居るわけだ。

ルルーシュ視点でアニメを見たときの敵になったり味方になったりするスザクに対して、

視聴者が「スザクうざい」だの「邪魔するな」だの思うのは当然の感想だと思う。

だってルルーシュ自身もそう思っていたはずだから。

しかし、それだけでこのアニメを理解した気になってはいけない。

二度目の視聴では、スザク視点で物語を追うと面白い。

スザクに感情移入すると、今まで見えなかった部分が見えてくるはず。

そういった楽しみ方が用意されているのは素直に感心するが、

初めて視聴したときに、ルルーシュ視点で見ながらスザクに感情移入してしまうと

スザクの感情の変化が複雑で理解し難いものになってしまうように思えた。

そうなると、「スザクうざい」よりも「言ってることとやってることがコロコロ変わって意味不明」

という感想が多くなるようだ。