チラシの裏

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うみねこEP2 その3

2009年07月19日 00時18分51秒 | ゲーム:アニメ:07th Expansion関連
121 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/07/17(金) 21:03:04 ID:oIskDkCT
>>117
中居「さて、それでは小清水亜美さん」
小清水「はい」
中居「うみねこのなく頃に」
小清水「はい、あのー・・・すいませんsghz」
中居「うみねこのなく頃にの楼座?」
小清水「はい」
中居「お願いできますでしょうか」
小清水「うおおおおおおお来いよォオオオォ!!」


123 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/07/17(金) 21:04:03 ID:kWSuEyGM
>>121
もう絶対に許さない







前回の続きを書きます。

ゲストハウス
譲治「・・・だから、真里亞ちゃんがベアトリーチェにもらったお菓子、といって
 僕らに見せびらかすことがあっても、・・・多分、誰かがそういうことにして
 真里亞ちゃんの手提げの中にこっそり飴玉でも忍ばせたのだろうって思ってた。」
戦人「・・・無邪気な小さい子が喜ぶなら、口裏を合わせてお菓子を置いてくこともあるか。」


「ひぐらし」のルールZと似ている。

「ひぐらし」では大きなミスリードだったが、「うみねこ」ではどうだろうか。

魔女や魔法を信じざるを得ない空気。

幻想のひとつの答えではないかと思われる。

真里亞「戦人は、ベアトリーチェの存在をとりあえずは認めてる。
 19人目の客人程度には認めてる。・・・でも、そこまでだね?
 ・・・19人目のベアトリーチェが、魔女であることは認めてないね・・・?」
戦人「魔女なんているわけがねぇ。それを騙る人間の女しかありえねぇだろうが。」
戦人「魔女がいねぇを証明することはできない。・・・しかし、証明はできなくても、
 主張はできる。魔女はいねぇという、俺の主張だ。」
真里亞「どうして・・・?どうして魔女はいないなんて、
 証明できないくせに主張できるの・・・?」
戦人「そんなものはいねぇからだよ。」
真里亞「無知が自分の浅学さを棚上げする時の典型例。暴力的思考停止だね。」
戦人「となりゃ答えはひとつだぜ、真里亞。・・・魔女側の反証しかねぇってことだろ。
 これまた悪魔の証明だ。・・・連れてくりゃ話は早い。」
戦人「・・・この場合は、ベアトリーチェと名乗るご婦人が、
 お星様がキラキラ飛び散るような華麗な魔法をステッキででも披露して、
 ニンゲンには不可能なことをやって見せればいいってことだろ?」
真里亞「・・・それが望みなら、ベアトリーチェはきっと見せてくれるよ。
 ニンゲンには不可能なこと。
 そしたら、戦人も信じるんだよね?ベアトリーチェのこと。」


この後、実際に幻想描写で人が死ぬことになるが、真里亞のセリフはただのブラフなのだろうか。

「ひぐらし」の梨花は、ループ世界で記憶を継承しているので未来予知まがいのことができたが

真里亞も同じなのだろうか。(同じネタはやらないと思うが・・・。)

EP2の幻想は、真里亞には「行えない事」を「魔法」で解釈したものと言える。

魔法を信じる真里亞は、信じない者を許せない。

EP2は、上記の戦人と真里亞の口論そのもの。

魔法の存在を認めてほしいと願う真里亞の主観で描かれているのかもしれない。


礼拝堂
蔵臼、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江、楼座がいて、ベアトがいる。
7人は、ベアトリーチェの存在を認めてしまう。


7人の中にベアトリーチェを名乗る者がいるのか。

ベアトリーチェを名乗る8人目がいるのか。

「何を提示されようと鵜呑みにしない」と、あれほど対抗策を講じていた留弗夫たち全員に

ベアトリーチェの存在を認めさせるには、どのような手段が使われたのか。

俺は、EPごとに魔女の正体が異なる説を推したい。

「ひぐらし」のルールXは、黒幕とは関係なく起こる殺人という、大きなミスリードだった。

その上、実行犯が毎回異なるので難解だった。

「うみねこ」はそれ以上に難解だと考えられる。

魔女を名乗る人物と殺人の実行犯が同一ではない可能性。

毎回(毎EP)ごとに魔女や犯人が異なる可能性。

EP1の魔女は夏妃、EP2の魔女は楼座、と考えるのが妥当だろう。

実際、夏妃と楼座は終盤まで生存している。

礼拝堂でその後何が起こったかは描写されず、
この時間帯の他の人物たちの様子が、立ち絵を順に表示していく形で描写される。


紗音、南條、熊沢の立ち絵だけ表示されないのが気になった。

アリバイがないことの暗喩だろうか。


1986年10月5日
食堂 紗音がテーブルの上にある「礼拝堂」と書かれたメモを見付ける。

単純に、犯人が誘導を目的としたもので、ここで異変に気付かせることが大切だったと考えられる。

もしくは、昨夜、7人とベアトが礼拝堂に集まるにあたり、何らかのメモで使われたか。

礼拝堂の説明。
これは屋敷の中にはなく、屋敷の裏からほんの少しだけ歩いた木立の中にあった。
六軒島に屋敷が建てられたのと同時に建立されたもので、何度か外壁の補修を行い、
外見だけは新しそうに見えながらも、かなり古い建物であった。
この礼拝堂は金蔵にとってとても神聖なものだったらしく、
楼座たち兄弟はみだりに近付くなと厳しく言われてきた。
礼拝堂の入り口前には、使用人たちの人影があった。
郷田に紗音に嘉音。・・・早番の使用人たちが全て集まっていることになる。


紗音と嘉音が同時にいるため、同一人物説は難しくなった。

「戦人の視点以外は全て信じない」とすると、まだ否定できないが、かなり苦しいと思う。

入り口の扉に魔法陣があり、その下に英文が書かれている。
Happy_HALLOWEEN_for_MARIA.
楽しいハロウィンを。真里亞へ。

楼座は魔女を連想する。
扉が施錠されていることを確認する。
ベアトが真里亞に渡した封筒を思い出す。


少し不自然だが、楼座は封筒の中に鍵が入っていることを確信めいて連想している。

ベアトは楼座にも封筒を渡していたが、そっちはどうなったのだろうか。

昨夜の夕食の席で読み上げられた描写は無い。

ゲストハウスへ戻り、戦人、真里亞、朱志香、譲治が寝ているいとこ部屋に忍び足で入る。
真里亞の手提げから封筒を取り出し、封を破き、中から鍵を取り出す。
鍵を持って礼拝堂へ戻り、これが礼拝堂の鍵であることを確認し、扉を開ける。
中には、蔵臼、夏妃、絵羽、秀吉、留弗夫、霧江の6人の死体があった。


昨夜、礼拝堂にいた人間の中で、楼座以外の全員が死亡したことになる。

楼座を疑うのは安直だろうか。

殺人を行った犯人が、死体を装飾したとは限らない。

殺人が行われた後、痕跡を消すために何者かが死体を装飾した可能性もある。

源次と紗音は金蔵に報告するよう指示され退出。
嘉音と郷田は警察へ連絡と南條を呼ぶよう指示され退出。


楼座1人しかいない状態になるので、魔女の封筒を置くなどの工作が可能。

戦人たちも死体を目にしてしまう。
朱志香は激昂して犯人(魔女)を捜しに行ってしまう。
嘉音と郷田が朱志香を追って退出。


戦人視点で見れば、ここから先の3人と熊沢のアリバイは無い。

譲治が魔女の封筒を発見。手紙の内容はEP1の最初のものと同じ。
譲治が黄金のインゴット3つを発見。


犯人、もしくは装飾者は、碑文の謎を解いている人物だと考えられる。

朱志香、嘉音、郷田は貴賓室の鍵を開けて中を確認するが、ベアトはいない。
しかし、直前まで何者かがいたような痕跡がある。


EP3にて、熊沢は使われていない部屋でサボって休んでいることがあると判明。

嘉音が便箋を発見する。
私がぬくぬくとここで、貴方が飛び込んでくるのを待ち呆けるとでも?
知的な夜に、粗暴なる貴方は似合わない。
こんな間抜けに育てた親はどんな顔?
うん、見たよ、本当にそっくりな間抜け面。
今はお菓子の国でお腹いっぱい!


戦人、朱志香、譲治以外の人物がこの便箋を読んでも、挑発は成立しない。

あらかじめ置かれていたとすると、第二の晩で殺害する予定だったのは

戦人、朱志香、譲治の3人のいずれかと考えられるが、不確定要素が大きい。

他の人物が便箋を読む可能性があるからだ。

となると、便箋を発見した嘉音が工作をしている疑いがある。

念のために、誰が読んでも挑発と受け取れる内容の便箋を複数用意し、

礼拝堂を出る者(殺害対象)を追いかけ、貴賓室に入ろうとするときに鍵を差し出し、

部屋の中で隙を見て、用意しておいた便箋をこっそり置く。

深読みせず、朱志香のみを殺害対象に絞った嘉音の罠である可能性もあるが。

激怒した朱志香は喘息を発作。

EP1でも思ったが、喘息という設定は何かあるのではと勘繰ってしまう。

郷田は嘉音を信頼し、朱志香を任せ、楼座たちのところに戻る。

1人で行動する人物は疑うべき。いや、深読みしすぎか。

嘉音は、朱志香を支えながら朱志香の部屋へ入る。
嘉音は、廊下で待つと言って朱志香を1人にしてあげる気遣いをする。
廊下を歩く嘉音の後にベアトが現れる。
ベアトは、碑文通りの生贄を演出できなくても楽しければ何人でも殺すと言う。


ベアトの発言が殺人犯の意思とは限らないが、やはり殺人犯の目的は

碑文の再現とは違うところにあると思われる。

偶然や事故に近いものが絡むと、「オヤシロ様の祟り」の二番煎じになってしまうが。

部屋から朱志香の悲鳴。

この辺りは幻想描写が激しいようなので、部屋の外にいた嘉音は犯人ではない。

と言い切ることができない。

部屋の中には黄金の蝶。
ドレス姿のベアトが姿を現す。


ベアトの服装がブレザーからドレスに変わっているが、

嘉音と会話していたベアトと、今現れたベアトの正体が異なることの暗喩だろうか。

幻想バトルが描かれる。

黄金の蝶、山羊頭の従者、カノンブレード、煉獄の七杭の正体は不明。

現実にある何かをイメージした幻想表現だと思われるが想像がつかない。

過剰な幻想描写は、真実を隠蔽する工作だと考えられるので

朱志香が致命傷を受けたことと、嘉音の死体がないことだけに注目すべきだろう。

そもそも嘉音が本当に死んだのか疑わしいが。

嘉音が朱志香を殺害した、というのが最も自然だと思われる。

他にアリバイの無い人物を疑うなら、郷田、熊沢くらいか。

書斎 時間は遡り、源次と紗音は、金蔵に礼拝堂の件を報告に来ていた。
金蔵は、遺言を紗音に筆耕させる。


紗音が金蔵の死を知っているかどうかが課題となる。

紗音は、片翼の鷲を持つ序列二位の使用人なので知っている可能性のほうが高い。

となると、源次と共に何かを工作していると疑える。

源次と紗音が何かを共謀しているとすると、この2人もアリバイが無いことになる。

朱志香を殺害することも不可能ではない。

礼拝堂 戦人視点に戻り、郷田も合流している。
礼拝堂から出て、扉を閉めて初めて魔法陣を見る。
魔法陣を考察する戦人たち。


黒魔術を連想させる魔法陣。

安直に考えれば、オカルト知識を持っている人物が犯人だと推理させるためのミスリード。

実際は、書斎に資料が豊富にあるし、真里亞のノートを参考にすることもできるため

犯人の特定は難しい。

礼拝堂が建てられた目的などを考察。

碑文の謎と合わせて、隠し黄金に関連する建物かもしれない。

根拠は全くないが・・・。

突然、楼座が礼拝堂の密室に気付く。

楼座を疑いながら見ると、楼座がかなり怪しく見える。

戦人たちが無能なので、いつまでたっても礼拝堂の密室に気付かない。

仕方なく、気付いたフリをした。

こう見える。

密室トリックを推理。



・・・次回に続きます。

俺も戦人といっしょに密室トリックを推理します。

そして新ルール、赤字が初登場です。