罪滅ぼし編まで読んだ。
現在、皆殺し編の途中。
「ひぐらし」はただのサウンドノベルに見えるが
いや、実際にそうなのだが、「ゲーム」というジャンルらしい。
読むだけなのになぜゲームと称されるのか。
ただぼんやりと読むだけではなくてあれこれと推理しながら読むのが楽しいからだ。
もちろん俺も、自身の推理力のなさに呆れながらも楽しく読ませてもらっている。
リアルタイムで、ネットの掲示板などで推理を語り合ったりしていた人たちは
もっと楽しめていただろうと思うと少しくやしい。
アニメ版も同じところ(罪滅ぼし編)まで見た。
まぁ、面白い。
面白いんだけど・・・微妙。
前述したとおり、「ひぐらし」の魅力は推理ゲームだと思っている。
アニメ版はその推理ゲームの部分を大幅にカットしているので
キャラクター性、ストーリー性を楽しむもの、という位置付けなのだろう。
でも
「あー、そういうことだったのかー!」
「ここで繋がるわけね。」
「やっぱり俺の予想どおりだった!」
っていうのが薄いと寂しいよね。
全くないわけではないけど薄い。
伏線とか説明がカットされているから。
アニメ版はそこ以外は傑作なので残念。
原作がすごすぎて完全再現は無理だろう、という後ろ向きな結論で締めたいと思うが
前に「ぼくらの」の記事を書いたときも同じことを言ってなかったっけ・・・。
原作を持ち上げすぎたので、無粋な粗探しも書いておこう。
・誤字脱字が少なくないので見付けると萎える。(´・ω・`)
・解じゃない出題編のほうはBGMがフリー素材だからどこかで聴いたことあったりする。(´・ω・`)
ここからネタバレ!
・梨花ちゃんは前世?の記憶を持ち越せるらしいが
殺されるときの記憶はない という解釈でおk?
殺されるときの記憶があるなら犯人が分かることになるよね。
生きたまま腹を裂かれるんだよね?
逆に殺されるときの記憶がないなら、「暇潰し編」だったと思うが
赤坂に、自分の殺され方を予言したのはおかしくないかな。
羽入に教えてもらったのかな?
だったら犯人も教えてくれよ!
殺されるときの記憶が曖昧で、犯人の顔だけがすっぽりと抜け落ちている
というだけならいいのだが・・・。(いいのか?)
読み進めれば分かることかもしれないしね。
・・・とアンチっぽく言ってみる。
なんでそんなにムキになるのかって?
そりゃあ まんまと作者様の思惑どおりに推理ゲームの虜になってしまったからさ。_| ̄|○