熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

大平街道の紅葉

2010-10-28 23:59:54 | 飯田

大平街道は、江戸中期、伊那谷と中山道の妻籠宿を結び為に、飯田藩によって作られた街道です。
それまでは木曽に行く為には、伊那まで行き、権兵衛峠を越え、奈良井宿に出なければ行く道は
ありませんでしたが、lこの街道の開通により、最短距離で妻籠宿に行く事が可能になりました。

大平宿は飯田市にあった宿場町です。
今日は、この街道の紅葉をご紹介します。
この、2.3日の冷え込みと雨で、おそらく、大平街道の紅葉は終わりだと思います。

 
飯田峠は1235mです。

  

 

  途中、せせらぎの滝という滝がありました。
  下の2枚の写真。24日早朝(左)と27日早朝(右)ではすっかり様変わり。

    

これも・・・です。
同じ場所です。  
日曜日は山中、真っ黄色で、まぶしいくらいだったのに、場所が違うかと思いました。

  


 

大平街道が開通した事により、飯田藩から許可を得て開墾し、大平に人が住むようになってから
約250年、最盛期には70軒程の家があったと言われています。
今は、誰一人住んでいないこの街道沿いでは時々猿などを見かける事もあります。
 
山も赤や黄色に染まっていました。
秋しかこの色は見る事ができません。
春の桜のシーズン以外、ほとんどが緑に覆われている山が、今年は、ほんの一週間だけ
色とりどりの衣を纏いました。

    

  

 

この街道沿いには、昭和45年集団移住し、今は人は住んでいませんが、大平保存会によって
保存されている大平宿があります。
江戸時代から250年続いた大平宿にも立ち寄ってみました。

つづく