熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

兵越峠

2012-07-30 20:30:08 | 飯田

青崩峠の方へ行けなかったので、少し時間が余りました。

静岡県との県境、兵越峠の方へ行ってみる事にしました。 

毎年10月、長野県と静岡県の県境のこの兵越峠では、信州軍と遠州軍が「国境」をかけて綱引きをする「峠の綱引き合戦」で知られている所です。

飯田市と浜松の青年達が、綱引き3本勝負を行なって勝った方が1メートル、相手側に「国境」を広げることができるのです。

   遠山郷 峠の国盗り綱引き合戦の写真

国撮り公園と名づけられたこの公園は今は静かで、まだ新緑の装いでした。

   

道路脇には「国境」と書かれた標識が立っていました。

ただし、綱引き合戦によって定めた国境なので行政の境ではない・・と。

 

      

毎年、新聞にも取り上げられるこの国撮り合戦の地、

元々は武田信玄が上洛を志し兵を連れてこの峠を越したと言われていて、「兵越峠」と名付けたのは武田信玄らしい。

この道を下ると静岡県。

今年は飯田市の領土の方が峠より静岡県側にあったけど、飯田の方が強かったのかなぁ?

 

 

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万古渓谷

2012-07-27 00:51:32 | 飯田・下伊那

泰阜村の万古渓谷に友人が行って来たという話を聞いて、

先週末、私も友人と行ってみました。

    

この二軒屋キャンプ場という所から約5時間、沢登りをしながら渓谷沿いに歩けるみたいなのですが、

この日は数日前に降った雨で水かさが増していて、

      

釣りをしていた地元の叔父さんが、「今日は危ないで止めた方がいいぞ」って。

  

確かにこの沢を渡り・・・

この岩に打ちつけられた鎖にぶら下がって行かなくてはならない所もあり、

  

やっぱり無理そうだったので、あきらめて帰る事にしました。

それにしても、こんなに山の中にまで民家があったみたいで、びっくり。

万古渓谷ってよく話には聞いていたけど、結構凄い渓谷でした。

帰り路「大峰山城」の登り口の看板発見。

歩き足りなくてむずむずしていたので行ってみる事にしました。

ほんの20分くらいで展望台らしき所に着きました。

  

そこからは泰阜村から阿南町方面が天竜川に沿って綺麗に見えました。

以前登った小城頭の山も見えます。

いい場所でした。

 

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両親の作品

2012-07-25 00:07:15 | ひとりごと

昼神温泉の「石苔亭・いしだ」に飾られている江戸前風鈴を両親に見せてあげようと思い、

先週末、一緒に行って来ました。

風鈴には、訪れた人達の願い事が書かれた短冊が吊るされていました。

  

父も用意された短冊に願い事を書いていました。

 

帰りに実家に送って行くと、玄関に2人の作品が並んで飾られていました。

父は数年前から一木彫りをしています。

   

帰りの車中で父が言いました。

「8月の1.2.3.4日の4日間、創造館である彫刻の講習会に出る事にしたから、俺はちょっと忙しいでなぁ・・」

母が言いました。

「そうやって習おうとする気持ちが大事なんだに・・」

私は言いました。

「87歳になって、今度病院に行って来るからとか、デイサービスに行く事にしたからって話なら良くある事だけど、

講習会に参加するからって・・・87歳になってからもう一度勉強してみようって人はほとんどいないと思うよ。

大したものだね。」

 

ほんとに大したものです。

  

  

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二児山ー2

2012-07-23 00:15:04 | 飯田・下伊那

山頂でのんびりしている暇もなく、

黒雲が頭の上に迫って来て太陽の光が筋の様に差し込んで来るだけで辺りが暗くなって来ました。

山の天気は本当に変わりやすく・・

手が届きそうなくらいすぐ頭の上が厚い雲で覆われ、真っ黒な空になりました。

  

地上と雲の間を抜けて行きます。

 

登山口近くまで来るともう雲はなく・・・

黒川牧場の池には青空も映っていました。

    

ライダーが一人伊那山脈の向こうの伊那谷を眺めている姿が見えました。

ちょっと絵になる光景です。

ちょっと標高が下がっただけでこの青空。

雲も青色のキャンパスに書いた絵の様でした。

   

下りの道の途中で気がついたのですが、どうも二児山は、このラクダの背中みたいな山らしい。

    

 

 

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二児山(2242m)

2012-07-21 17:52:05 | 

黒川牧場の二子山登山口からは約1時間程度で頂上に着きました。

登山道は分かりやすく迷う事はないですが・・

時々鹿の鳴き声が聞こえたり姿が見えたりします。

飯田下伊那が遠くに見えるようになって来ました。

なだらかな登山道を約30分くらい歩いた頃から少し山の様子が変わって来ます。

   

途中1か所だけ少し湿気の多い場所があり、赤いクリンソウの花が咲いていました。

  

原生林を思わせるような苔むした木の根や枯れ木を抜けると・・、

 

山頂に到着です。

大変な道程ではありませんが、最後の15分くらいはうっそうと茂る木々の中を抜けて行く為、

昼間でも暗く、道に迷う危険もあり、単独で行くのは危険な気がします。

 

頂上は2200mを越えていますから、すぐ後ろに裏山の様に北岳や仙丈ヶ岳が見え、いかに高い所まで登って来ているかが分かります。

  

霧が上って来たので大急ぎで下る事にしました。

 

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