青崩峠の方へ行けなかったので、少し時間が余りました。
静岡県との県境、兵越峠の方へ行ってみる事にしました。
毎年10月、長野県と静岡県の県境のこの兵越峠では、信州軍と遠州軍が「国境」をかけて綱引きをする「峠の綱引き合戦」で知られている所です。
飯田市と浜松の青年達が、綱引き3本勝負を行なって勝った方が1メートル、相手側に「国境」を広げることができるのです。
国撮り公園と名づけられたこの公園は今は静かで、まだ新緑の装いでした。
道路脇には「国境」と書かれた標識が立っていました。
ただし、綱引き合戦によって定めた国境なので行政の境ではない・・と。
毎年、新聞にも取り上げられるこの国撮り合戦の地、
元々は武田信玄が上洛を志し兵を連れてこの峠を越したと言われていて、「兵越峠」と名付けたのは武田信玄らしい。
この道を下ると静岡県。
今年は飯田市の領土の方が峠より静岡県側にあったけど、飯田の方が強かったのかなぁ?