熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

撮影会 16(ひとつぶのいちご-2)

2011-03-29 00:55:13 | 撮影会

ビシッ!

パチンコの石が子スズメを鉄砲のタマのようにぶちました。

子供・・「あたったぞ、何かおとしたぞ、やーい」

「イチゴをおとしたわ」

いたずらっこのおかげで、子スズメは大切な大切ないちごを落としてしまいました。

子スズメ「シュン、シュン、シュン、シュン」

snap!

Å stone of a marble shot the young sparrow like a bullet.

(The stone shot it. Something was dropped.Hullo!)

(It dropped a strawberry)

Thanks to mischivous children the sparrow had dropped his deardear strawberry.

子スズメは悲しくなって、涙をながしました。

りす・・「なぜ泣いているの、子スズメさん」

子スズメ・・「リスさん・・僕大切なイチゴを落としてつぶしてしまったんです。

病気のお母さんにあげるたったひとつぶのいちごを」

リス・・「ふーん、そう。お母さん病気なの?かわいそうに。イチゴね、イチゴなんかもうないね。でも・・・まださがしてみる気があるのなら、

あぶないけど行ってみるかね?」

子スズメ・・「ええ、リスさん、どこでしょう?ぼくどこまでもさがしに行きます。」

りす・・「この先の茨のいっぱい生えている中、気をつけないととげが刺さるよ。」

子スズメ・・「茨の中?ええ行きます。ぼく」

 

The child-sparrow became sad,and began to weep.

Squirrel:Why are you weeping,child-sparrow?

Child-sparrow:Mr,Squirrel.I dropped my dear strawberry and it was crushed,

  that one drop of berry which my sick mother was to eat.

Squirrel:Is that so?Is your mother sick? I feel a pity for you

  The strawberry...no, there may be no berry now.

  But if you have a mind to seek, let you go to, though the place may be dangerous.

Child-sparrow: Yes I will go whatever place it may be.

Squirrel:The place is among the thorny bush some way off. 

  You must take care not to be pricked.

Child-sparrow: Among the thorny bush. Yes I will go.I will.

ありました。ほんとにたったひと粒。

子スズメは茨のとげでけがをしながらいちごを取ると、すぐとび出しましたが、もうあたりがくらくなってしまったので、

おうちがどこにあるかわかりませんし、こわくてよくとべません。

それを見たのはフクロウのおじさんです。

フクロウ・・「目が見えなくて困っているね。さあ、ぼくの背中におのり。」

 

Wounded by the thorns of the brambles,no sooner the sparrow had got the strawberry

 than he flew out of the bush. But as it was already dark he could not flew back home to his mother.

It was Uncle-Owl who saw the young sparrow in distress.

Owl. Well rideon my back,child.

子スズメ・・「おじさん、ありがとう。早くこのいちごをお母さんに食べさせたいのです。

おねがいします」

フクロウ・・「あぁいいとも。暗くなるとかえって目がよく見えてよくとべるのがぼくのじまんさ」

親切なフクロウのおじさんは竹やぶめざしてとんでいきました。

 

Child-sparrow: Thank you,Uncle. Iwant to have mother eat this strawberry.

Plese, Take me home.

Owl: Yes,all right. It’s my pride that the darker it bacames the better I can see and fly.

The kind Uncle Owl flew straight to the bamboo bush.

明るい朝がきました。

チュン チュク チュン チュク

スズメのおうちはまるでおまつりのようににぎやかです。

お母さんはイチゴを食べると見ちがえるほど元気になりました。

母スズメ・・「あろがとう、いい子たち、おかげですっかり元気がでましたよ」

子スズメ・・「よかったね、お母さん」

子スズメ・・「さぁ、みんなで歌をうたおうよ」

 

Chirp, chirp,  Chirp,chirp,

There was a rout like a festival in the house of sparrows.

Illness of there mother improved very much after she had taken the strawberry, 

and she became spirited.

Mother sparrow; Thank you good children, Thanks to your kindness I have got better.

Child sparrow: We are verry glad,mother.

Child sparrow: Now let us sing a song altogether.

チュンチュン  チュクチュク

スズメのおやこは仲良くみんなおおきな口をあけて、また楽しそうにうたいました。

Chirp, chirp   Chirp,chirp

Mother and children sparrows again sang joyously,opening their mouths very wide.

We are very glad their mother was restored to health.

 

もんたやかれはちゃんはじっと紙芝居を見ていました。

 

私はこの紙芝居が大好きで、もう表紙もビロビロの紙芝居をある保育園からもらって来て

大切にしまってあります。

ところで、どうしてこんな古い紙芝居が大切な宝物のように思えるのか考えたみた事がありました。

そうしたら、もう一つの(ひと粒のイチゴ)の思い出に辿りつきました。

 これも、スズメがたった一つ見つけたような、小さなイチゴの思い出でした。

 

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撮影会 16(ひとつぶのいちご)

2011-03-25 15:52:02 | 撮影会

イチゴの季節になりました。

どこのショッピングセンターにも大粒な真っ赤なイチゴが並んでいます。

真っ赤なイチゴを見ると思いだす紙芝居があります。

今日はもんたとかれはちゃんとかれはちゃんのお友達にこの紙芝居を読んであげようと思いました。

この紙芝居、昭和26年に作られた物ですが・・

驚く事に、裏の日本語での物語の横には、英訳が付いています。

  

ちょっとした頭の体操になるので、英訳も載せますね。

 

「ひとつぶのいちご」(A dorop of strawberry) 

林の奥の竹やぶにすずめのおうちがありました。近頃雀たちの元気なおうたがちっとも聞こえません。

(In a far away bannboo bush in a forest there was a home of sparrows,

For some period their cheerful twitters ceased to be heard)

ごらんなさい。すずめのお母さんが病気でねているのです。

(It was because their mother had been ill)

「お母さん、早く良くなってね」

(Please get well again,mother)

「お母さん、何か食べたい?」

(What do you want to eat,mother?)

「ありがとう、あたしは今真っ赤ないちごを食べた夢を見たよ。その甘い事、美味しかった事、気分が良くなったよ・・・」

(Thank you for your kindness; But I deamed a dream Just now in which I ate a very red strawberry,

How sugary it was!How sweet it tasted!I became much refreshed for it)

子雀たちは困りました。

(Children sparrows were at a loss what to do for their mother)

「兄さん、僕、イチゴを探してくる、きっと探してくるよ」

一番小さい子雀はさっそく巣を飛び出して行きました。

(Brother,I will go out and seek a strawberry)

 

林の陰のイチゴのなっていたあたりを飛び回りました。

(The smallest of them at once rushed out of the nest,and flew over where berries had been grown)

きつつき・・おい雀の子、何をきょろきょろ探しているんだね?

(Woodpecker; hei!child-sparrow.What are you seking for?)

子スズメ・・「きつつきさん、ぼく、病気のお母さんにあげるいちごをさがしているんです」

(Chaild-sparrow: I’m seeking for a strawberry that our sick mother wants to eat.)

きつつき・・「そうかね、おまえは子供だから知らないだろうが、もういちごはどこにもないよ」

(Woodpecker; You can find a strawberry nowwhere in this season,which fact you don’t know as you are too young)

子スズメはがっかりしました。

The child-sparrow was disappointed at it.

だけど、なお一生懸命さがし回りました。

子スズメ・・「ありますように、ありますように、どうかイチゴがありますように・・」

May Heaven keep only one drop of staraw berry for me.

 

あああった!!いちごだ、いちごだ、いちごがあった!!

Why,there is!! A strawberry.I have got it!

たったひと粒、真っ赤なイチゴがはっぱのかげにかくれていました。

Therewas only a single strawberry behind vegetables.

子スズメはどんなにうれしかったことでしょう。

さぁ、上手にとって、つぶさないように、はやくお母さんのところへはこぶんだ。

How joyful was the childspawrrow! Now let him at once take it up,

and carefully bring it to his mother.

子供・・「あっ! 子スズメだ!!」

Children; Hullo! there is a aparrow!

  

せっかくみつけた小さないちご、子スズメは病気のお母さんの元に届けられるでしょうか?

つづく 

 

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撮影会16(ぴーちゃんと遊ぼう)

2011-03-16 18:53:01 | 撮影会

こんな時は、ほっと心が安らぐ写真がいいかな?

 

もんたはぴーちゃんに又会いたくなりました。

今度はたくさん芽キャベツを持って来るからねって約束したので、

たくさん芽キャベツを持って出かけました。

お家の人はもんたにも紅茶と干し柿を出してくれました。

  

奥の方から「ぴ-ちゃぁん、もんたくんよー」って声が聞こえて

ゲージからぴーちゃんは出て来ました。

(もんたくん・・もんたくん・・誰だっけな?)

「ぴーちゃん、僕だよ。もんただよ」

    

「ん?」

「あっっ!あぁーー、もんたくんだ!!」

  

「もんたくーん」

「ぴーちゃん、今日はたくさん芽キャベツを持ってきたんだよ」

   

「あぁ・・もんた君、久しぶりだね、」

「ぴーちゃん、くすぐったいよ、ぺっろぺろ舐めるのはやめてぇ」

  

「ほら!!たくさん芽キャベツ食べてね」

「ありがとう、もんた君」

    

「又来るからね、ぴーちゃん」

         

「えっ??もう帰るの?さみしいな。」

 

(さみしいな・・・・)

 

 

 

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撮影会 15(ザゼンソウと福寿草)

2011-03-09 00:45:01 | 撮影会

先週末、飯田地方も好天に恵まれ、久しぶりの青空、

先週降った雪で南アルプスは、益々白くなりました。

2月の終わりに見に行った時、まだ咲いていなかったザゼンソウ。

今度は一本くらい咲いているかな?

もんたとかれはちゃんを連れて、もう一度見に行ってみました。

咲いていましたよ・・・気の早い2本。

  

もんたも興味深々で・・・

これがザゼンソウっていうんだね。

花弁が仏像の光背に見え、中で僧侶が座禅を組んでいるように見える事からザゼンソウっていう名前が付いたんだって。

かれはちゃん、来て見て!!

もんたはかれはちゃんを呼びました。

かれはちゃん、スカートをふわっと広げて、走って来ました。

 

ホントにちっちゃなお坊様が入っているのかな? 

その後、福寿草を見て来ました。

真っ青い空に、黄色の福寿草・・・何だか春らしくなってきて、わくわくします。

 

福寿草の花言葉は「幸福」ーちなみにザゼンソウの花言葉は「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」ですって。

白と黒の冬の風景が、ここ数日で少しずつ色のある風景になって来ました。

桜が咲いて、辺り一面ピンクになる日ももうすぐです。

 

ここから木の枝に上って遠くを見ると、中央アルプスの越百岳が見えます。

       

もんたは久しぶりの青空が嬉しくってあちこち走り回りました。

 

家に帰ったら、友人が種から育てたすみれの花を持って来てくれました。

 

一挙に春が来た感じです。

 

 

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撮影会 14(御宝田遊水地)

2011-03-05 13:12:01 | 撮影会

先日、明科の御宝田遊水地に行った時のもんたです。

もんたの視線の先には・・・・

カモの後姿。

もんたが来たのにちょっと驚いて、みんな後ろを向いて行ってしまいました。

カモが行った後、もんたの視線の先の・・・木の上に鳥が・・・とんびかな?

  

うわぁーーーー!!きれいな水だなぁ!!

 

ガラスのように透き通った水に、汚れのないグリーーンの水草。

     

もんたもびっくりでした。

 

この日、もんたはお姉ちゃんと一緒に3Dの映画を見ました。

もんた、3D初体験。

大好きなナルニア国物語のアスラン王と魔法の島を体感しました。

 

自然の中ばっかり歩いているもんたは、

初映画館の中でどきどき・・・です。

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