熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

治部坂高原の紅葉

2010-10-24 23:35:28 | 飯田

10月23日土曜日、もうぼつぼつ山の方は、紅葉が見られるかも知れないと思い、
治部坂の方に、ドライブしました。
里はまだまだですが、標高が1500mくらいの所では、紅葉真っ最中でした。




  
いろんな色が混じって、とても綺麗でした。

 

  
治部坂高原から、蛇峠山という山に登る事ができます。
蛇峠山の途中、馬の背までは車で入れます。
 

この日は、両親と一緒だったので、馬の背駐車場から少し歩き、
展望台から、アルプスを眺めました。
少し曇っていましたが、仙丈岳や八ケ岳が見えました。



こちらは、浪合にある大川入山、綺麗に見えていました。




 

秋晴れののどかな日でした。


白山神社ー湯立て神事

2010-10-24 15:25:58 | 飯田

(2010年)10月24日、飯田市にある白山神社に於いて、湯立て神事、どぶろく祭りが行われました。

白山神社の奥宮は風越山山頂にあり、その里宮が、飯田市滝の沢にある、この白山神社です。

  

飯田市の旧市街地から少し離れた郊外、風越山の麓にあるので、周りは、リンゴ畑や桃などの
果樹園があり、とても静かな場所にあります。




湯立て神事には間に合いませんでしたが、まだ、煮えたぎったお湯だけ
残されていました。
その後、神社への奉納劇が行われました。

風越山、山頂近くには、日夏耿之介の詠んだ
「秋風や、狗賓の山に骨を埋む」と云う句の石碑が建てられています。
その句をモチーフにした劇で、
作者はこの人


風越山をこよなく愛し、年間100回近く風越山に登る
山下先生・・・・というのは、私の、高校の時の恩師、かつ
山岳部の顧問だった先生です。

何と言っても、本当に身の軽い先生で、
山の中を、猿のように(先生・・ごめん・・)、カモシカのように
駆け回る事ができます。

私達が、高校の山岳部だった頃、南アルプスの縦走をしました。
確か、赤石岳山頂だったか・・部員の一人が、前の山の山頂で
腕時計を外して、山頂に置いて来てしまった事を思い出しました。
全員、取りに行くのはむりだよ・・と諦めかけたのですが、
この先生、走って取りに行ってくれました。
本当に走って行って、走って帰って、それほど時間がたたない
うちに、追いついた記憶があります。
随分、昔の記憶ですから、定かではありませんが、
私は、まだ、山の稜線を、先生が走っている後姿が浮かびます。


風越山近くの村人は、平和に暮らしていたのですが、
  

突然山から鬼が下りて来て、村の平和を崩します。

    



村の長老が、鬼を戒めようとしても、鬼は荒れ狂ったように暴れ
村人は困り果ててしまいます。

 

そこに登場するのが、天狗。
昔から風越山には天狗が住むと言われています。
天狗は村人の為に、鬼を戒めます。


赤鬼、青鬼、黒鬼、みんなひれ伏して、もう村人を困らせないと約束し
  

村には再び平和が来ました。
と云う物語です。



こんな素敵な人達達が、直径2メートルもある太鼓を叩き、
演技していたのです。

普段静かな、この白山神社、今日は大勢の人で賑わい、
甘酒を振る舞ってくれました。