熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

陣馬形山

2015-01-31 17:17:27 | 

昨日の雪で真っ白な中川村

今日は打って変わって青空。

まだ木々に雪が残り、朝は眩しいほどの白。

中川村の陣馬形山までは車でも行ける林道があるのですが、当然冬期間通行止めです。

登山口までも車で行くにはちょっと心配だったので、まだ集落のある広い道の駐車場に車を停めて歩き始めました。

 

凍っている木々の枝が朝日に照らされてキラキラと光り、綺麗!

やっぱり車を置いて来て良かった。

道が凍りついています。

登山道に入ると、山の中は意外と雪が少なく、

アイゼンを持って行ったのですが、履かなくても大丈夫、登山靴なら何とか行けます。

一歩、林道に出ると雪は結構深く、登山道なら歩けるのですが、

林道はスノーシューでないとダメかもしれません。

 

山頂近くになると、登山道が分かりにくくなりました。

大きな天然記念物のブナの木を過ぎ

約15分くらい歩くと、山頂近くの林道に出ました。

 

ここから雪がなければ約5分くらいで山頂に着くのですが、林道は雪が深くスノーシューでないと歩けそうにありません。

自分の足跡だけがくっきり。

 

眼下に雪景色の飯田、下伊那、上伊那を見て、ここでUターンする事にしました。

 

 

 

 


冬の松本城

2015-01-25 22:24:19 | 風景

父が信州大学の病院に受診の為、松本まで行きました。

この日は長野県中、雪。

飯田を出る時は大粒の雪が車のフロントガラスにへばりつき、何でこんな日なのかなぁ・・・って

ちょっと落ち込み、

駒ヶ根、伊那・・・ずっと雪

ラジオでは松本も雪ですよーって言ってるし、あぁついてないなぁと、ため息つきながら3時間もかかって松本に着きました。

帰り、雪も止み、

松本城でも見て帰ろうかな。

こんな日だったけど、

こんな日だったから、

来て良かったな。


新月の夜

2015-01-23 08:26:28 | ひとりごと

冬は星がきれいです。

なかなか満天の星を見る事はできません。

天気が悪かったり、月がこうこうと輝いていたり、空を見上げる事ができなかったりして。

1月22日は新月でした。

満月の反対の新月・・どこに月があったんだろう?

阿智の広拯院からの風景です。

昼間見ても綺麗なこの場所、きっと夜の風景も綺麗だと思っていました。

新月にはパワーがあるのだと書いてありました。

観音様の上には満天の星

ホントにエネルギーを感じました。


風越山(虚空蔵山まで)

2015-01-19 17:19:29 | 

1月初めに行った虚空蔵山

登り始めてすぐ、カケスに会いました。

まだ子供なのか、何羽か一緒になってあちこち飛び回っています。  

   

日陰はつらら・長野県の南の端と言えども、寒い日は氷点下8度くらいにはなります。

今が一番寒い時。

風越山には誰もいなくて、

登山口から雪が積もっていました。

 

元旦は天気が悪かったのに、それでも登った人が何人もいたみたいで、

登山道が足跡で固められ、アイゼンは必要なかったな。

青空を期待したのに、この日も天気は悪く

空は真っ白。

雪が降るかも・・早く帰ろう・・。

つくばねを見ながら、イカルを撮り、

 

もう少し上まで行こうと思ったけど、ちょっと天気が怪しいので、

延命水の方へ下りる事にしました。

 

ほんのちょっとだけ出ていた延命水

一口だけ飲んで、溜まるのが待ちきれず出発。

ちょっとだけ長生きできるかも。

誰もいなかったなぁ。

 


ひとりごと(雪の休日)

2015-01-17 19:22:30 | ひとりごと

熨斗の仕事はほとんど動く事のない仕事なので・・・・

考えようによっては折り紙をやっているみたいな時もあり、

毎日、会社の中でこの仕事をしていると週末にはどうしても動きたくなります。

しかし、今日は目覚めて窓から外を見ると、窓から見える空はどんよりと曇り、雨の音もしているような気もします。

アイゼンとスノーシュー持って浪合の蛇峠に行こうと思っていたのに・・・がっかり。

 

気を取り直して登山靴を履き、風越山に行こうと思い家を出ました。

風越山の麓を歩き始めた時・・・

雪の降り出しそうな誰もいない道を歩いていると、一台の軽トラがすっと私の隣で停まりました。

高校の時の恩師・・・・・近くに住む先生の車でした。

偶然の出会いでした。

先生所有の小さな小屋で話をしながらコーヒーをごちそうになりました。

庵のようなこの小屋は、日本中に散らばった山岳部OGが戻って来れる場所でもあります。

      

静かに雪が降るこんな日は、特にこの建物を情緒的に見せ、

日々の雑念から解放される時間を共に過ごしてくれる。

先生が丸い小さな卓袱台の上に珈琲を用意してくれて、

 

静かに降る窓の外の雪を見ながら、山の話や世間話で時が過ぎて行きました。

先生も、私達山仲間も、だんだん年を取って行くけれど、

いつまでも大好きな山に行けますように・・・・。

友人が怪我をしたとか、病気になったとか、膝や腰が痛くなったとか、

最近、そんな話ばかり聞くようになりました。

最も大切なものは健康。

 

雪が積もって来ました。そろそろ帰らないと。

登山靴で歩いて来たから雪が降っても大丈夫。

 

あっという間に墨絵のような景色に変わり、

(やっぱり今日は山は無理だったよ)と自分に言い聞かす。

 

・・・・だからできた素敵な時間。