熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

上田ー安楽寺・前山寺

2018-12-22 21:02:47 | スケッチ

昨年の今頃だった、

雪が降る前に上田市にある国宝ー八角三重塔を見に行こうと両親を誘った。

 

安楽寺ー八角三重塔(国宝)

 

前山寺―三重塔(国重要文化財)

別名「未完成の塔」と呼ばれている魅力的な塔で簡素な造りが特徴。 

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機関車トーマス

2018-12-22 20:46:25 | ひとりごと

9月の終わりだったか・・

大井川鉄道を見に行こうと誘われた。

一度行ってみたいと思っていたので、二つ返事で行くことにした。

静岡県中部を流れる大井川に沿って走る 金谷ー千頭間(39.5km)の大井川本線では

SLと共に「きかんしゃトーマス」をあしらった機関車が走っている。

きかんしゃトーマスは子供たちの人気の的でした。

      

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初冬の一日

2018-12-11 20:13:26 | ひとりごと

紅葉も終わり冬の訪れの足音が聞こえてきた11月中旬のある日曜日

父が93歳、母が90歳になった。

春に一人で大鹿村を歩いて知った大鹿村の歴史の中の宗良親王の話ー

父に話したらとても興味深そうに聞いてくれたのを思い出し、

後醍醐天皇の第八皇子、宗長親王を祀った信濃宮と御所平に連れて行ってあげようと思った。

そんな山の奥まで・・・・

これから長い冬を越えて来年の春になった頃、二人はまだ元気で歩けるだろうか?・・・・ちょっと不安になったからだった。

大鹿村大河原にある信濃宮が造営されたのは

「時に昭和15年皇紀2600年を迎え、長野県は記念事業として信濃宮神社の造営を企画し、鎮座地を大河原上蔵に定めた、時恰も戦時下なり、国民精神高揚のためとして、国民学校以上全学徒の献金があり、青年は土木勤労奉仕を勤め、社地の造営をした」・・と説明にある。

昭和15年、父が15歳、父の弟が12歳の時の事ー

北海道に住む父の弟に信濃宮の写真を見せると勤労奉仕でこの信濃宮の造営に関わった事を話してくれた。

「懐かしいなぁ...」と声が震えた。

  

宗長親王はこの大河原に征夷大将軍として30余年滞在し、この地で亡くなられた。

宗長親王の居住地跡である御所平は、大鹿村の上蔵地区よりも更に6km以上も山の奥に入った場所で、

南アルプスの小河内岳を見上げる谷合にある。

宗長親王は人目を避けてこの地に隠れ住んでいたーそんな歴史と宗長親王の生涯を車中で話しながら御所平に向かう。

長い冬をどうやって過ごしたのだろうか?

木の葉も枯れ落ちたその小さな庵の前で用意してきた昼食を食べた。

おにぎりと栗の渋皮煮と玉子焼きと唐揚げと・・水筒に入れたお茶を飲みながら

小さな小さな庵の中で30数年この地に生きた宗長親王を偲んだ。

その光景はまるで90歳の遠足のようだった。

こうした一駒一齣の映像が、両親との思い出として永遠に心の中に残るような気がしている。

 

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