熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

Have a break(エナガ)

2014-03-30 22:37:22 | Have a break

エナガは日本の鳥では一番くちばしが短く、小さな目と長い尾が愛らしい。

尾が杓子のように長いのでエナガと名が付けられたのだそうです。

群れでいる事が多いけれど、動きが激しいのでなかなか焦点が合わせにくい鳥です。

   

巣作りの頃になると、いろんな鳥がいろんな物を咥えている所を見かけます。

エナガは蜘蛛の糸や羽毛や苔などで巣を作るそうで・・・

 

この日は蜘蛛の巣と格闘していたのかもしれない。

ちらっと人の気配を感じたらしく、視線をこっちに向けたけれど・・

   

今はそれどころじゃないの、

   

これから家を造らなくちゃいけないのよって、

いつもに増して忙しそうなエナガさんでした。

 

 

 


鳥撮り日記(3月29日)

2014-03-29 09:33:20 | 鳥撮り日記

花粉も多くなったこの頃、森に行くと目がかゆくなったり、くしゃみが出たりして、

帰って来てから大変なのですが、それでも花粉は昨年よりは少ないみたい。

春になったら、小鳥達は以前にも増して元気!

きっと巣作りに励みだしたのかもしれない。

今朝は、たくさんの鳥に会いました。

まず、キセキレイ。

そしてイカル。

 

イカルという鳥は良く響く大きなきれいな声で啼きます。

今日は5羽くらい1本の木に止まっていました。

そして、ジョウビタキのメスがいたかと思えば、すぐ近くにジョウビタキのオス。

背中の白い模様が同じです。

近くにいるのだからたまには一緒にいてよって思うのですが、なかなか一緒の写真は撮れないです。

先日はこんな写真も撮れました。

すこーし、桜の蕾もふっくらとして来て春を感じます。

最近見かけるようになったのが、ホオジロ。

ホオジロも大きな透き通る声で「源平つつじ白つつじ」と啼くと知られているのですが

なかなか私にはそう聞こえなくて・・。

桐の木に止まっているホオジロです。

そして、いつみてもかわいいエナガ。

たくさんいすぎてちょっと飽きてきたシジュウカラ。

「ジェージェー」と濁った大きな声で啼くカケスの子も大きくなってきました。


紅梅

2014-03-28 00:00:44 | 風景

飯田市内にある加納家の紅梅が見頃を迎えています。

   

約400年前、飯田を治めた堀公によって植えられたと云われるこの八重の紅梅は

後ろにある古い蔵の前で、今満開の花を咲かせています。

 

 

 

 


春の電車旅(坂部)

2014-03-26 20:07:11 | 風景

中井侍の集落を後に、天竜川沿いまで下りて来ました。

中井侍のおばあちゃんたちに「ここから坂部までどのくらいかかりますか?」

と聞くと「1時間あれば行けるに・・。」と言います。

往復で2時間、普段の生活では絶対歩かない距離です。

天竜川に架かる橋から中井侍の集落を振り返ってみました。

天竜川を見下ろす山の斜面に位置したこの場所は、天竜川からの霧に包まれ

美味しいお茶を育みます。

 

昨年の春と秋に別の方向から撮った中井侍の集落です。

 

中井侍を出て歩く事約30分くらい。

坂部への道の入口が見えて来ました。この坂を約15分上って行きます。

坂部に入ってすぐ、犬のお散歩をしているおばあちゃんに出会いました。

 

「中井侍から歩いてきました。」というと

「そりゃぁ大変だったなぁ」とにこにこ。

ぐるーと見渡すと向かいの山のてっぺんに2件のお家があります。

 

広いお茶が家の周りにあり・・・どうやってあそこまで行くんだろう??と思いながら・・

  

坂部の集落を歩きました。

 

  

こんな手作りの階段や

   

有名なゆべしを作るための作業所を見て、大急ぎでさっき上ってきた坂部への道を下ります。

   

さっきのおばあちゃんが犬と一緒に坂を上って来るところでした。

「坂部を見せて頂いてありがとうございました。」

「あれ、もう帰るの?」

「11時25分の電車に乗らないといけないので、急いで中井侍まで行きます。」

「誰かに送ってもらえるといいんだけーどなぁ」

「まだ1時間あるので大丈夫です」

 こんな人の優しさがたまらなく新鮮。

来た道をフキノトウを採りながら急ぎました。

もう一度、最南端の桜を撮り、

 

11時25分、天竜峡行で帰ります。

たった半日でこれだけの新しい体験ができる。

時間がある時は精一杯動こう。

 

 

 

 


春の電車旅(中井侍)

2014-03-25 20:45:55 | 飯田・下伊那

先日の大雪で孤立集落となった中井侍や坂部の村、

長野県の最南端に位置していて、生活道路は1本だけです。

長野県でも一番暖かい地域なので、今回のような大雪など考えた事もなかったでしょう。

朝、7時頃、飯田駅から豊橋行の飯田線に乗りました。

天竜川沿いを走る飯田線は、秘境駅として有名な駅をいくつも越えます。

ここはなぁ 宿泊と食事と温泉入浴ができるんだにーと書かれている平岡の駅。

温泉にお友達と来たのか、おばあちゃんが二人、下りの電車が来るのを仲良く待っているところを電車の窓からほのぼのと見送り・・

伊那小沢駅に着くと桜が3分咲きでした。

今日は長野県で一番早く咲く桜を見に来たのです。

 

中井侍の駅に着きました。9時50分頃でした。

大きな駅しか見てない人には信じられないでしょうが、ここが駅です。

ぽつんと一人、駅に取り残されました。

11時25分の下りの電車に乗るまで何をしようか?

とにかく、中井侍の村に行ってみました。今回で3回目の訪村。

この日は村のお掃除の日だったらしく、おばあちゃんが

「よかったなぁ、今日はみんなできれいにしたで、気持ちよく通れるに!」ってにっこにこの笑顔。

やっぱり、いなかのおばあちゃん達にはいつも癒されるなぁ・・・・。

 

この八重桜が長野県最南端の駅中井侍の桜の花。

まだ10輪くらいしか咲いてなかったけど、今週末には見ごろになるかも?

中井侍は天竜川を見下ろす急な坂の斜面にへばりつく様に集落があります。

今日はここから歩いて坂部の町まで行きます。