熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

冬の入笠山

2018-01-29 01:17:59 | 

富士見パノラマスキー場からゴンドラに乗り入笠山に行きました。

入笠山は八ヶ岳を目の前に望む展望の良い山です。

夏はスズランの群生の見られる湿原も真っ白な雪で覆われています。

それでも、例年より雪が少ない気がしました。

     

入笠山山頂は風が強く、北アルプス方面は雲の中で展望は良くなかったのですが、

目の前の八ヶ岳はくっきり。

 

スノーシューやアイゼンを付けて歩いている人がほとんどでした。

寒い雪の中でも歩いていると体が暖かくなります。

冬の風景を見る事ができた楽しい時間でした。

  

 

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岩伏山 (奥三河)

2018-01-24 00:33:10 | 

 一月初め、鳳来寺山に登った際に立ち寄った道の駅「アグリステーション 名倉」で手作りの岩伏山の地図を見つけました。

雨にも強い紙に丁寧に書かれた地図を見ていると、何か、山への愛情と人への優しさが滲み出ている気がして、

一度この山へ登ってみたくなりました。

長野県のすぐお隣、愛知県北設楽郡というところにあります。

標高は983m、2時間で往復できるくらいの里山です。

中高年のハイキングを愉しむ人たちにはちょうどいい山です。

  

登山口の駐車場には生息する動植物や鳥の紹介の看板がたくさん並んでいて、

あちらこちらに登山者への気配りを感じます。

登山口の津島神社でお参りをして出発。

途中、山の中のお地蔵さまや大きな岩にも、村の歴史や言い伝えの書かれた看板が立てられていて、

普段なら何も考えずに通り過ぎてしまうような場所も、村人と山との繋がりを感じ取ることができて登山が楽しくなります。

手作りの橋や、迷いやすい分岐点に立っている青い矢印に導かれて歩くと、

 

矢作川源流の看板発見。

矢作川は愛知県中央部を南西に流れ知多湾に注ぐ長さ117キロメートルの川で、

いくつかの支流を集めて大きな川となっています。

個人的にこの「源流」探しが好きで山に登った事もあったけれど、

ここから先には水がないという場所ーここまで源流に達したのは初めてだったので、

ちょっと感動を覚えました。

雨水が大地に浸み込み、清水となって地上に流れ出し川となり、

小さな支流を集めながら大きな川となって海に注ぐ。

 

そんな川ストーリーにロマンを感じるのです。

約1時間くらいで山頂に到着。

山頂からは御岳山や恵那山、

南側には次回登ろうと思っている宇連山や、以前友達と登った岩古屋山と鞍掛山が見えました。

山頂には武田信玄ののろし台跡。

武田信玄ののろし台跡は各地に残っています。

数年前から南信州では、長野県内や山梨県の狼煙場や狼煙台跡を見直し、

狼煙リレーをしながら地域のつながりを愉しむイベントも行われています。

 

山頂から別ルートを下ります。

こちらのルートはアセビや山つつじ、広葉樹などが多く鳥もいて、四季折々美しい自然が見られそうです。

急な下りもあり注意が必要ですが、看板やロープでの整備がされていて安心でした。

 

奇妙な石や岩を見ながら、

 

日当たりの良い登山道を下ると登山口の津島神社に到着です。

 

人の温かさを感じる山でした。

 

 

 

 

 

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冬の風景

2018-01-14 21:52:36 | 風景

松川町部奈より中央アルプスの空木岳・南駒ケ岳・仙涯嶺を望む。

稲作の為に人工的に作られた堤には全面に氷が張っていた。

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冬の諏訪湖

2018-01-13 20:22:53 | 風景

数日寒い日が続き、諏訪湖が全面凍結したというニュースを聞いた。

ちょうど、諏訪に行く用があったので諏訪湖畔を歩いてみた。

ここ数年は諏訪湖が全面凍結したとあまり聞かなかった気がするが、

長野県人は毎年諏訪湖の御神渡りを心待ちにしている。

    

湖面が凍った後、さらに厳しい寒さが続くと氷がせり上がり氷堤ができ、せり上がった氷は次第に高く成長していく。

諏訪湖畔に住む友人は氷に亀裂が生じる時の音を聞いて育ったという。

それを御神渡りと言うのだが、

諏訪湖畔には諏訪大社の上社と下社があり、

上社の男神が下社の女神のもとに出かけた跡だと言われている。

最近はなかなか会いに行けなくて・・・どうしているのだろう。

葛飾北斎の富嶽三十六景「信州諏訪湖」で知られている諏訪湖からの富士山。

今日は富士山の周りに雲があり、あまりはっきり見えなかったけれど、

もう少し氷が厚くなり、晴天の日には、氷の向こうに富士山が見えるという珍しい風景が見られる。

2013年には湖面が全面凍結し、

その上に積もった雪の向こうにきれいな富士山が見られた。

夕暮れは富士山が赤く染まるから最もきれいな時だ。


 

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鳳来寺山

2018-01-10 08:33:10 | 

長野県では朝晩マイナスの気温が続き、登山道や道路が凍ってしまうこの頃、

大寒のこんな時期でも、隣の愛知県や静岡県近くまで少し足を延ばすと、雪のない所で楽しく山歩きができる。

毎年、2月に遊びに行っていた愛知県新城市鳳来町の鳳来寺山に新年のお参りを兼ねて行ってみた。

風情のある門前街を通り抜け表参道の登山口に着くと、

すぐに1425段の石段が迎えてくれる。

冬場にこの1425段を上り、息使いで自分の心肺機能を感じて、

春に備えるのが最近恒例になっている。

      

しばらく上ると朱色の仁王門が見えて来る。

  

この仁王門は国の重要文化財。

まだまだ続く石段を上り詰め、どこまで石段が続くの?・・と思う頃、鳳来寺本堂に着く。

  

本堂でお参りをすませ、

鳳来寺山山頂へは本堂横の東海自然歩道を上り始めると又階段。

一月とは思えない暖かい日差しの中、奥の院に向かう登山道からは、上り始めた門前街が眼下に見えて来る。

 

上り始めてすぐの急な階段を越えれば、あとは穏やかな登山道が続き、

奥の院を越えるとすぐ山頂だ。

 

山頂は展望がないので、天狗岩まで行って昼食にすることにした。

天狗岩には古いあずまやがあり、浜松市内も展望できるから気分もいい。

 

久々の山でのラーメンは美味しかったな。

天狗岩から30分も下れば東照宮が森の中に見えて来る。

日光、久能山と並んで三大東照宮と称されている。

緑の中に佇む朱色鮮やかなこの東照宮のここから見る風景が大好きで、毎年鳳来寺山を歩く。

徳川家光の建立で、国の指定重要文化財。

 

正面に回ってお参りをすませ、又1425段の石段を下りる。

 

鳳来寺本堂の展望台からは知多半島の方に海が輝いていた。

 

 

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