熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

大川入山(1908m)

2015-06-28 08:51:17 | 

 

毎年行われる学生時代の山岳部のOG会山行き

今年は阿智村浪合にある大川入山に行きました。

梅雨時という事もあって前日は大雨、

それでも、何とか天気は持ち直し、登る事ができました。

湿り気を帯びた森の中は緑が新鮮でしたが、木の根が階段状に連なっている登り始めのこの場所は滑りやすく

雨上がりの日は慎重に歩かなければ危険です。

 

後輩が笹の葉を見つけて笹舟を作っていました。

私達の小さな頃は遊ぶものも少なかったり自然の中で遊ぶ事が多かったので、

「大抵の子は笹舟などを作って小川に流して遊んだよね・・・!」

などと話をしながら昭和の時代を思い返したのですが、

笹舟を知らない・・って人もいて、

50歳過ぎて初めて知る事もいっぱいあるんだよなぁ・・。

そうこうしているうちに、横岳山頂1574m

 

近くの展望台からは真白で何も見えず。

樹林帯を抜けると、展望が開けるはずですが、

霧で真っ白、強風で寒い。

これは以前登った時の、山頂手前からの風景です。(景色が見れなかったメンバーの為に)

真正面に見えるのが蛇峠と治部坂スキー場

     

岐阜県側

南アルプス側(だと思う・・・。)

山頂からは富士山も見えるという展望を誇る大川入山ですが、この日は全く見えず・・・。

 

なので、これは以前の写真です。

東側に南アルプスですが、なかなか富士山まで見えた事はありません。

帰りは、アララギスキー場へ向かうコースを下山しました。

白樺の林がきれいでした。

 

登山口を出ると、そこはあららぎスキー場。横断する形で駐車場に向かいます。

治部坂登山口発9:10  あららぎスキー場駐車場着 15:30分

歩行数約27000歩。

 

一日歩いたのに山の全貌は一時として見えなかったので、これも以前の写真です。

蛇峠からの大川入山(写真左端)

 

山頂はつんと尖っています。

(16000歩)

 

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奈良井宿

2015-06-24 16:44:13 | 風景

越えて来た鳥居峠は分水嶺で、

北は奈良井川、南は木曽川となり、奈良井川は犀川・千曲川・信濃川となって日本海へ

木曽川は太平洋へと注ぎます。

遊歩道を出るとすぐに神社があります。ここから約1kmに渡って古い町並みが残されている

日本最長の宿場です。

この鎮神社はもともと鳥居峠に建立されていたものが、

今の位置に移されたと言われています。

鎮神社のある少し高い所から町並みを見ると、タイムスリップしたような気分になります。

   

信州特産のそばや五平餅、地酒、おやき、漆器、曲物、などのお店も並んでいます。

重要伝統的建造物群保存地区に指定されている町並みでは、古い建物を今もそのまま見る事ができます。

    

有名な木曽の大橋は樹齢300年以上の木曽檜作りで橋脚のない橋です。

来た道を振り返ると目の前に今越えて来た鳥居峠のある峠山。

昔の人はすごいな。

山があれば歩いて越えて・・・・苦しい事があれば祈り、耐える。

この鳥居峠越えは中山道の中でも最も厳しいと言われていた峠越えです。

 

帰りは権兵衛トンネルを越えて伊那に出ました。

駒ヶ根から宮田村に向かう辺りで、鹿が田んぼにいるのを友人が見つけました。

車通りの多いバイパス沿いの田んぼなのに、あまりにも自然に

恐れる事も怯える事もなく、楽しげに稲の苗を食べている鹿にびっくり・・・と言うか

友人曰く「これって新しい農法?」

「どういうこと?」

「鹿を田んぼで飼って、雑草を食べさせるような…時々見かけるアイガモ農法みたいな・・・」

「鹿に雑草と稲の区別がついているとは思えないよ」

・・・・というほど、あまりにも自然に稲を食べていた鹿!!

田んぼの持ち主は悲しいだろうなぁ・・・・・・野生動物との共存は難しい。

小鹿物語を思い出しました。

 

 

 

   

 

 

 

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鳥居峠

2015-06-21 08:30:18 | 風景

梅雨の合間、ほんのちょっとの晴れ間の土曜日、

行き先はまたまた木曽地方。

2週間前に行った木曽川の源流の里、木祖村にある藪原駅から奈良井宿までの「旧中山道鳥居峠越え」

一度歩いてみたいと思っていたコースでした。

藪原駅から宿場の風情を残す藪原の町を通り遊歩道に入ります。

 

水の始発駅だけあってさすがに水が豊かで、あちこちにこのような水場があります。

街を越え、車道を過ぎ、林道から峠に向かう旧中山道に入ります。

石畳が残されています。

 

山道に入ると、1197mの峠まで、新緑のカラマツ林の間を上ります。

 

30分~40分ほど歩き汗が落ち始めた頃、

丸山公園などちょっと休憩をするにはちょうどいい場所があり、鳥の声を聴きながら一休み。

そこから歩く事10分、ほどなく鳥居峠のいわれとなっている御嶽山遙拝所に着きます。

峠道の最も標高の高い所に建てられた神社で、

戦国時代木曽義元が小笠原氏と戦った時、この峠の頂上から御嶽を遙拝して戦勝を祈願し、

勝利した事を喜び、鳥居が建てられた事からその後,この峠を鳥居峠と呼ばれるようになったという事です。

ここからはしばらく平らな道を歩きます。

黄緑色の大きな葉っぱを付けた立派な栃の木が何本も林立していました。

その中に1本、(子産の栃)と書かれた栃の木があります。

 

よく読んでみると、この木の洞の中に捨てられた子供を、子宝に恵まれない村人が拾い、育て、幸せになったという、

言い伝えのある木だそうです。

緑いっぱいの林の中を、わずか下り気味に歩く事10分ほどで、峠の茶屋跡に着きます。

ここがいわゆる、鳥居峠と言われている所で、標高1197m、

このちょっとした平らな所に三軒の茶屋が建っていたという事です。

今は新しい休憩所と水場があるのですが、その脇に小さな案内版。

奈良井宿まで1.95kmは分かるのですが、鳥居峠山頂0.36kmの意味がよく分からず、

友人とその辺りを歩き回る事30分あまり・・・、

下の写真で電信柱の左側に細い道があるのに気が付きました。

入口が分かりにくい・・・。

でも、少し歩いてみると道が続いていました。(多くの人は広い道を歩いてしまいますが、ホントはここが遊歩道!)

  

この先には明治天皇駐蹕所碑があります。

・・・・と言う事は鳥居峠山頂とは、峠頂上ではなく峠山山頂(1416m)の事?

(この山の名前は峠山)そうすると、道が分からない・・・。

よく分からないまま、ちょっとここで時間を使いすぎました。

峠を越えここからはひたすら下ります。

山道は上る方が大変な気がしますが、実は下りの方が危険も多く、普段使わない筋肉を使います。

奈良井宿までの途中には武田氏と木曽氏の古戦場跡があります。

 

国境に位置しているので、何度も戦いが行われた地で、木曽義昌と武田勝頼の戦いで命を落とした武田方500人を

埋葬したと云われる葬沢(ほうむりさわ)なる沢もあり、

歴史的背景が色濃く残っている遊歩道でした。

約3時間(途中ちょっと遊んだけど・・)

奈良井宿側の遊歩道入り口に到着しました。

 

  

    

     

    

 

 

 

 

 

 

 

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木曽川の源流

2015-06-17 21:22:01 | 風景

木曽川の源流の村、木祖村。

緑がいっぱいのこの時期の水木沢天然林トレッキングコースは、

森林浴と共に、雪解け水を集めたせせらぎの音が新鮮です。

     

原始の森、太古の森、源頭の森と、きれいに整備されたトレッキングコースをぐるっと1週回ると5~6時間かかります。

 

展望台に出ると正面に木曽駒ヶ岳が見えます。

ここから約1km歩くと床並の滝に着きました。

 

こうした小さな小川が集まって木曽川となり、大きな大きな流れとなって太平洋に注ぎます。

 

静かな森の中で、絶えることなく流れ落ちる滝。

そして誰一人いない森の中で、

水と新緑と大きな岩の織りなす芸術。

自然は

人を寄せ付けない厳しさと、人を包み込む優しさに溢れ

人は

恐れおののきながらも、その優しさに震える。

偉大な自然。

 

 

 

 

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ツバメ

2015-06-13 21:56:39 | 鳥撮り日記

      

巣から飛び立てるようになったツバメの子達

首を長ーくして餌を待っています。

 

 

 

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