大阪日日新聞をとっている。LINEでもニュースを
配信しているので、そちらも登録して毎日同じ時間に
ニュースが配信されてくる。ペーパーの新聞と同じ
内容もあるが、無いニュースもあるのでスイスイと
指でページを開いて見ていた。
すると「すし業界に新風 3カ月ですし職人養成学校」
という記事があって面白そうなので読んでみた。
「飯炊き3年握り8年」と10年以上かかるといわれている
すし職人。それが3カ月でなれるというのである。
そういえばホリエモンが10年も修行するなんて時代
遅れでセンスを磨いた方がいいとか、寿司アカデミー
だと1年くらいで覚えられるとか、言っていて話題に
なった事があったなあ~と思い出した。
それが3カ月で卒業できるシステムになっていたとは
全然知らなかった。しかも卒業生で運営している店が
大阪の福島にあって、そこでは下済み経験なく、すぐに
板場に立って客をもてなすのが基本のようである。
それは面白いではないか、ということでググってみたら
立派なホームページがあった。飲食人大学というところで
「寿司マイスター専科」は夜間もあった。
「焼き鳥マイスター専科」というのもあり、こちらは
2カ月コース。「そば・うどんマイスター専科」という
のを新設するみたいで、なんと20日間コース。
職人と言われる人たちが、これでいいのかとも思うが、
「日本の寿司を海外広げる一人になる!」なんていう
キャッチコピーがあり、まあ、賛否両論あるようだが、
これもありかと思う。年を取ってくると時間が勿体なく
感じるし、何か奮起したい人には短期間で変身すること
もできるので、それはそれでいいのである。
驚きなのは卒業生で運営している店が「ミシュラン
ガイド京都・大阪2018」で3年連続受賞していると
いう。ん~興味はあるが食べに行こうという気はない。
この間、富山に赴任している友人が言っていたのだが、
「美味しい魚はたくさんあって、美味しい寿司屋もたくさん
あるけれど、寿司は「くら寿司」が一番いい。」
まるで長崎の人に一番美味しい長崎チャンポンを紹介
してもらったら、「リンガーハット」だったという話と
同じようなものだ。
やはり、機械がロボットが、職人の地位を脅かすのか。
という気もしたが、ロボットはロボットであり、同じものを
たくさん作るには向いていると思うが、職人が握っている
寿司屋のように見た目の美しい寿司や、ネタによってシャリの
分量を加減したりとか、そういう微妙なことは出来ない。
そういう、おもてなしというか臨機応変には対応できない。
そう思えば、すし職人に3カ月でなれるというのは事実かも
知れないが、10年修行してきた人にはかなわない気がする。
キッカケとしてはいいと思うが、やはり職人を追及して日々の
鍛錬が必要であり、追求心を維持していかないといけない
のではないだろうか。
そうして貧乏人のボクは「くら寿司」で十分であり、たまには
天六まで行って職人の握った寿司を食いたいなあと思う程度の
庶民派なのである。
この間、道を間違えて偶然寄ったドラッグストアー。
妙に駐車場が大きくて車の出入りがあったので
不思議に思い入ってみた。
一見、普通のドラッグストアーで薬を売っているのだが、
途中から冷凍食品コーナーになり、食料品や日常品がたくさん
売られているコーナーになり、ここは何屋という感じの
店であった。
そしてとても安い。うどんやそばなどの麺類が1玉10円。
赤札ではなく、普通に売っている。他にもタマゴなんて
特価みたいな値段だが、普通に売っていた。珍しい冷凍食品も
あって近所ではなかなか売っていない種類もある。
この店では玲瓏食品に力を入れていて、種類が豊富なのだ。
これはなんだろうと思っていたが、どうやら世の中は客の
取り合いでドラッグストアーも付加価値をつけて客を
引付ける作戦に出ているようだ。薬は売れるのでそこで利益を
確保して食品などで、客を呼び込む戦法のようである。
そうなると近くのスーパーなどは苦しい経営となる。
という風に世の中、どんどん変わっていく。このやり方も
いつまで通じるかわからない。現実にネットで何でも
買える時代になっているので、客が足を運んでモノを買う事が
少なくなってきているのである。
ん~なんだか、複雑な時代に入ってきているようだが、
何か軸足のようなもの、独自の特徴が一つないと難しい時代に
入ってきたのかな~。商店街で店の人に話を聞きながら
買うのが好きであっただけに複雑な思いなのである。
平昌オリンピックもメダルラッシュで盛り上がり、
すっかりテレビにかじりつきの毎日である。
今晩も高木美帆さんがパシュートで金を取れば、
金銀銅の三種類のメダルを獲得できるという、
とても興味深い種目が待っている。
以前、どこかで読んだが、日本人は「間」のある
スポーツが好きな国民である。「間」とは所謂、
解説者として、つっこむ時間があることを言う。
観戦していて、自分なりの意見があって、それに
対して違うとつっこみ、同じ場合はよーしよしと
なるのである。
代表的なのが、野球である。1球ごとに変化があり、
そのことに対して解説者のごとく、いや監督のごとく
意見をいう。マラソンもそうだ。2時間と少し、
ずっと走っているだけなのに、ずっと観る。そして
レースのポイントになると叫び出す。(笑)
羽生さんや小平さんを観て喜ぶのは、「金メダル」と
いう世界1位の報酬があり、その達成に及ぶ、
エピソードに感動するからである。
だが、日本人の好きなスポーツの本質は「間」で
あり、そういう意味では「カーリング」が合って
いるように思う。今、注目を浴びているカーリング女子は
「そだねー」などの方言もあるが、それよりも
何よりも「間」が十分あるスポーツなのである。
しかもストーンを投げる前に検討する状況があり、
その検討している姿も声もわかるという、まさに
日本人が好む要素をそろえたスポーツである。
攻防が一瞬にして変わるのではなく、ゆっくり、じっくり
考える「氷上のチェス」と呼ばれるくらい考えながら
観るスポーツなのである。変わりゆく氷上に対して
ストーンをどう滑らすか、僅かな摩擦を考慮して、
微妙な力を加減する。
いやあ、奥が深い。そして勝負事の醍醐味である、
「駆け引き」というものが、微妙にストーンに
伝わる。団体競技というのも日本人が好きな要因だ。
一人で勝つことは素晴らしいことだが、団体で勝つと
感動が増加する。これは一人+他人の組み合わせで
より困難なことがわかるからだ。
スーパースター一人だけでは勝てないのだ。他にも
人材がいないと成り立たないのが団体競技である。
この辺りも団体競技の好きな日本人らしい。
日本人と書いているが、自分に置き換えても
いいのだ。ということで今晩の「カーリング女子」は
楽しみである。なんとか、決勝に残って1試合でも
多く、試合を観てみたい。
結果はどうであれ、「カーリング」はとても面白い。
好きなスポーツなのである。「そだねー」期待している。
流行語大賞にも残りそうだ。
ボクが初めて就職したところは、設計事務所
なのであるが、珍しい「ユニオン・ショップ」
制度を導入している会社であった。人数は
30人弱ぐらいであったが、バブルのおかげで
順調に人が増えていき、ボクが辞める頃には
10人ぐらい増えていたと記憶している。
「ユニオン・ショップ」と言っても元々、
労働組合運動で出来た会社で全員が組合員で
あったので、自然な流れだったかもしれない。
だが、新入社員で入社した若者は何もわからず、
労働組合に入ることになる。
そして1年間の内、何回か研修を受けさせられ、
メーデーの参加や大阪府が支給している、西成の
釜ヶ崎(あいりん地区)の労働者へのボーナスを
支給する手伝いなどをやっていた。
そういえば、ビラ配りなどもやっていて、ボクは
ビラを配るのが、得意でノルマ達成が早かった。
もう30年以上前なので、研修内容なんかは
覚えていないが、皆勤賞をもらったなあ。(笑)
そんな中で一言だけ覚えている言葉がある。
「裁量労働制」という言葉だ。その時の組合長の
方とは小中学校が同じ出身であり、いろいろと
話をしている中で聞いた言葉だ。
「裁量労働制」とは、労働形態のひとつであり、
労働時間と成果・業績が必ずしも連動しない職種に
おいて適用される制度~~Wikipedia~~
その時は、デザイナー等、時間と関係ない成果を
求められる職業に使われる制度で、本来は「建築士」も
そうなんだよ、ということを聞いた。
デザイナーやソフト関係の職業などは、時間でなく
成果が求められるのでそういう制度が出来たと記憶
している。本来は建築士もそうなのであるが、実際は
時間を積上げて設計料を算出する方法も多く取られていて
その場合は、「裁量労働制」でもなんでもない。
そうなるとソフトの部分や専門性がが評価されていない
ということになり、そこには価値が見出されていない。
というようなあいまいな記憶ではあるが、そういう
理解をしていた。国会でいろいろもめているが、
職種によって「裁量労働制」を決めている今の現状で
何がいけないのであろうか。よく勉強していないので
よくわからない。国は何をしたいのか。
ブログとの連携がFacebookは60日で切れるらしく、
昨日のは自力で投稿した。自動の便利さを改めて思う。
どうもこのブログはFacebookの方からのアクセスが
多いのである。多くのアクセスがあった方がいいので、
連携を再設定してみた。上手くいっているかどうかは
このブログの後の結果をみてからわかる。(笑)
さて、平昌オリンピックが盛り上がってきて、感動の
毎日であるが、平昌オリンピックについては、もう少し
してから書こうと思っている。スポーツ観戦大好きな
ボクとしては、卓球も国際大会が待っているし、夏には
サッカーのワールドカップも待っているという、
楽しみな年である。
スポーツがライブで観られるテレビについて考えてみた。
あったら、疑うことなく、スイッチを入れ、見入って
しまうのであるが、実は阪神大震災の前の1年間ぐらい
テレビを置かず、テレビのない生活をしたことがある。
その当時の情報源はテレビ以外となるとラジオになり、
ラジオをよく聞いた。それこそ一日中ラジをがなって
いた。それと本や新聞をよく読んだ。ラジオはついて
いても他の作業が出来る。
ところがテレビはそうはいかない。画面を観るという
ことになるので、観ながら他の事をするということが、
なかなかできない。今は、ネットが充実していて、
小平さんの500mや羽生さんの金の演技が動画で
観られる。時間を使うのは同じなのだが、観ることの
出来る時間帯が変わってくる。ただし、ネットの場合は
結果がわかってから観ることが多いので、ワクワク感は
減少する。
ライブ感は無くなるが、いろいろなエピソードなどは
じっくりと読むことが出来る。この辺りはテレビより
詳しいかも知れない。ということは、少しの辛坊で
テレビが無くてもネットで事足りる可能性もある。
がだ、ダイジェストだけでは物足りない、全てを
通してみたいサッカーなんかは最初から最後まで
観ることが醍醐味である。まあ、ネットでライブ放映
することもあるが、それならテレビでいい。
要は使い分けることが大切であるように思う。ただ、
テレビは必ず、スポンサーがいるので、そこに忖度が
生じて真実を隠されることもあるので情報としては
全てを信じるのは避けたい。
そんなややこしいことは考えす、今は平昌オリンピックを
楽しみたい。ただし、テレビ以外のメディアが多く登場して
きて情報あふれる社会になってきたのは確かである。