Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

過去は変えられるのか、という視点

2018年01月24日 | 日記

どうも風邪がすっきり治らない。
なんか微熱が続く。一万歩もちょっと休憩。
だけど来週の月曜日は友人と伏見稲荷大社に
いく予定なので、それまでには体調を整えて
おかねばいけない。伏見稲荷はずーと山奥の方まで
いって帰ってきて喫茶店でモーニングを食べる
という健康的な企画なのである。
 
さて、今日は平野啓一郎さんがテレビで
気になることを話されていたのでメモ代わりに
アップします。
 
「過去は変えられるのか」という題で30分
ぐらいの番組であったのだが、とても興味がわいた。
簡単にいうと「過去→現在→未来と時間は流れて
いますが、矢印を逆にして考えることもできます。」
という話である。
 
過去があって現在があり、そして未来へとつながると
いう考えが普通であるが、未来を知ることによって
過去への考え方が変わるというのである。
 
「花の姿を知らないまま眺めたつぼみは、知ってからは
振り返った記憶の中で、もう同じつぼみではない」
ということは、未来を知ってしまってからの過去は
変わるというのである。以前の過去と違い、未来を
知っているからこそ、過去の印象が変わるという。
 
「どんな出来事もすべてを知った上で進んで行くわけ
ではなく、自分も世の中も変わって過去も変わる。
凝り固まった自己イメージにとらわれず、因果関係の
中に閉じ込められることが無いようにしたい。」
 
どうだろうか。今まで考えたこともないけど、過去は
未来を知ることによって印象が変わる。現在と同じように
揺らいでいる。過去は変わる。過去は固定されたこと
ではなく、未来や現在に置かれた状況により、変わって
しまうのである。
 
過去に嫌なことがあって、そのためにトラウマになって
現在、出来ない事であっても、それをはねのけて、
やってみたら、案外うまいこといって、それは過去に
失敗したから慎重に物事を運んでうまくいった。
ってなことに変わるかもしれない、ということかな。
など、勝手に思ってしまう。
 
まあ、過去が変わるとは思いもよらなかったけど、
真剣に考えている賢い人がいて、本当に変わりそうな
気がするから不思議だ。
作家って、面白い視点から物事を考えるなあ~と
つくづく思うのであった。 

 

 


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