8月4日午後、ジュニア・エレクトーン・フェスティバル2011(埼玉地区大会)に行きました。会場は、大宮ソニックシティ・小ホールです。
埼玉県各地区の楽器店大会を勝ち抜き、埼玉県大会に進んだ子どもたちの演奏です。ここで金賞になると、東京ファイナル(9月、会場は銀座ブロッサム)に続く大会です。
8月4日は、小学生低学年部門と中学生部門、各21人の演奏がありました。
小学校3年生のウチの孫が出場するので出かけました。孫は、“崖の上のポニョ”をスイング・ジャズ・スタイルで演奏。いい出来でした。
しかし、孫は小学校3年生です。
後半の中学生の演奏を聞いて、驚きました。何人も、ジャズ・スタイルで演奏します。皆さんとてもうまいのです。
チック・コリアのLA FIESTA、ディジー・ガレスビーのMANTECA(マンテカ)など、おとなも真っ青の演奏が続きます。エレクトーンのあの電子オルガンの音でなく、コンボ・バンドの生の、サックス、トランペット、ピアノ、ドラムス、そのもの音がアンサンブルされて、一台のエレクトーンから出てくるのです。まさにひとりコンボ・ジャズです。すごいな、と思ったのです。中学生はおとな直前です。10年以上の練習を積んできたのです。
それに、アレンジが中学生の演奏者自身なのです。メイナード・ファーガソンのトランペットに憧れて選曲しました、という紹介もあった。エレクトーンへのデータの打ち込みも自分でやっています。ほんとうにエレクトーンを自分の物にしているのです。
【おまけ】
*表彰式が終わってステージの灯が落ちて、孫と先生は来年の再挑戦を話したのでしょうか。な~に、まだまだ小学生です。