30年分の私の賀状を並べて見ました(2006.12.18)

2006-12-18 19:19:25 | Weblog

昨夜、風邪をもらったようです。朝から寒く身体がだるい。それで、一日中ウトウトしていました。はっきりしない。どうも日々の緊張感が欠けているのでしょう。世間、世の中は、もう歳末の慌ただしさがあるのでしょうか。
突然、年賀状を書かねばと思いました。

カット写真は、私の35年分全賀状です。
左上、1972年から、右下の昨年・2006年の方向に並べてみました。
私は、必ず一枚、自分に送っているのです。しかも、抽選番号の下2桁00を自分に送っているのです。
こうして並べてみると、長い人生のように思っていても、たったこれだけの人生であったことが身にしみます。とはいっても、その時代とは、いわなくても、その頃の状況が思い出されます。

いただいた賀状で“いいな”と思ったら保存しています。毎年素晴らしい版画の賀状を下さる人がいます。むろん版画は、ちゃんと保存しています。いつかまとめてお返しすると、喜んでもらえるかな、と思ったりします。

若い頃には、賀状=版画という小・中学の宿題の尾をひいて、版画の賀状時代がありました。それから、賀状を印刷屋に頼むという“社会人”のちょっとした憧れ時代がありました。おそらく枚数もぐんと増えたでしょう。市販ですが、けっこうデザインのいいものと探したのです。その頃、カラーのものはそんなになかった。印刷賀状でも、一筆添えることは必須です。空白の大きいデザインのものを選んでいます。

そして、子どもができ、成長していきます。子どもの写真を入れたくなります。ただし、親族・ごく親しい友人に限ります。印刷でなく、シールを貼っています。
毎年頼んでいた印刷屋さんが、この写真シールを扱わなくなった頃、賀状の親族バージョンと会社バージョンを別個に作るようになりました。すなわち、わが家にワープロ(OASIS)が入ったのです。

それから、私バージョンの賀状は、なんと5年間、毎年同じパターンの“あけまして おめでとう ございます”だけです。実は、印刷色が変わっているのです。もう、めんどくさいから、これでいいやになったのでしょう。
・・・・家人が、“たったこれだけを、印刷屋に頼むなんて無駄!パソコンで打ち出したらいいじゃない!”と。

ここらで人生をリセットします。賀状が年に一回の“近況報告”に変わっていったのです。このハガキのスペースに、ぎっちり書き込みます。ほんとに年に一回だけのご無沙汰だから、読んでもらっているでしょう。

 【おまけ】
*この私バージョンの賀状でなく、家族バージョン賀状(近況報告)の方が好評のようです。
“うち喪中だけど送って下さい”と言われるとすごく嬉しいものです。

*例年、年末28、29日あたりから焦りだし、30日、31日あたりにポストに入れます。今年も元旦には届かないでしょう。


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