(ネット上にあった写真を無断転載です)
春日部市小渕の観音院は、円空仏を7体持っていて、全国的に円空仏好きには評判のお寺です。今は、大宮の県立博物館に寄託しており、いつもはお寺の堂内で円空仏を拝観することはできません。
来週(3月17日~18日)に、観音院の本堂で拝観できる<特別開帳>があります。お知らせを住職さんからいただきました。
朝9時から4時まで。博物館のガラスケース越しではなく、手近に円空仏を観ることができるでしょう。
*7体の円空仏の中で、最も知られているのは、高さの194センチの<聖観音菩薩立像>です。博物館での展示会では、いつもポスターに使われています。また、蔵王権現立像は、全国で観音院だけで確認されています。その他、不動明王立像、伝毘沙門天立像、など計7体です。
*観音院は、正しくは、小淵山 正賢寺 観音院。開基、鎌倉時代中頃の正嘉2年(1858)8月の古刹。本山派修験、京都聖護院の末院。
春日部市唯一の仁王門は、元禄2(1689)年の建立。東日本隊震災の影響もあって、痛みがひどく現在改修中です。
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境内、堂内に文化財など興味深い見どころも多く。時代と文化を感じることができる観音院です。
もちろん、家内安全・商売繁盛・学業成就・闘病平癒のご利益も期待できます。
<廻り来て願をおく観音院 萬の罪消え行くらん>
【おまけ】
*ワタシらが毎月行っている市民サロン<ウィークエンドブランチ>の4月は、4月6日(日)10時~12時です。会場は、春日部市民活動センター(ふれあいキューブ4階)・ララガーデン隣。
*話題・ゲストは、小淵の観音院の新しい住職の尾花冬樹さんです。コーヒー片手に、住職さんと話す気楽なサロンです。事前申し込みは不要です。
*そんな縁もあって、小淵の観音院での円空仏拝観の3日間には、お手伝い、応援に行くつもりなのです。
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