子どもに鉄砲なんて与えちゃだめ、“ゴムでっぽう”でもだめ(2011.6.3)

2011-06-03 19:36:06 | Weblog

*500円でした。

 昨(2010)年夏、旅先のお祭りの夜店で、喜ぶ孫の顔を頭に浮かべ、“ゴムでっぽう”を買ってきました。

 ちょっといい“ゴムでっぽう”です。

 

 ウチに帰ったら、家人つまり、おばあちゃんが“鉄砲なんて与えちゃだめ、遊びに鉄砲なんてだめ”とかなりの勢いでした。だから孫に見せていません。

 その理屈は、よくわかります。

 

 私もまた、武器をとるような社会はいやです。でも、戦争に負けて、平和な時代に子どもだった私は、私らは、おもちゃの鉄砲で遊んでいました。

 細い竹筒から杉の実を飛ばす“杉でっぽう”は可愛い遊びですが、Y字型の木の枝で作る“ゴム銃”も持っていました。小石やかんしゃく玉を弾にして飛ばすとかなり危険です。川に潜って魚をとる水中鉄砲もゴムを使って自分で作りました。

 こうもり傘の柄を銃身にする“自作銃”は、さすがに作ったことはありません。

 

 輪ゴムを飛ばす“ゴム鉄砲”なんて可愛いもんです。

まちの公民館のイベントで、割箸で作る“割箸でっぽう”を作ってみせるおじさんもいます。

“ゴム鉄砲”なんて、可愛いもんです、と思っていたら、先日、春日部市立図書館に、すごい“ゴム鉄砲”の本がありました。

*最初に、割り箸てっぽうがでてきます。

*ゴム銃大図鑑、中村光児著 社会評論社発行

 “ゴム鉄砲”好きのおじさんが書いた本ではありません。<日本ゴム銃射撃協会>の人の書いた本です。

 すごいなあ、と男の子の胸が高鳴ります。芸術的な“ゴム鉄砲”も素晴らしいが、輪ゴムを何発も連続に飛ばすことのできる、機関銃、ガントリック砲もあるのです。

 

 ゴム鉄砲で子どもを遊ばせてはいけない、のかなあ。孫のママもだめだと言っています。

 

【おまけ】

*民衆に武器を持たせない、武器をとりあげるということは、日本の歴史にいくつかあります。制覇した親玉は必ずやります。豊臣秀吉の刀狩り、明治維新の後には明治政府が、先の戦争に負けた時、戦後すぐには、米進駐軍がやりました。どの国にもあるでしょう。ただ、アメリカは市民が銃を持つ自由を認めています。

*そんな話でなく・・・“ゴム鉄砲”の話でしたね。


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1 コメント

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Unknown (ぷち)
2015-01-15 00:05:37
想像してみてください。
世界中の武器が全部、ゴム銃になればって。
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