朝日新聞の落合恵子さんのコラムと同じように久しぶりにソローの「森の生活」(2011.2.11)

2011-02-12 23:51:56 | Weblog

*今日2011年2月12日の朝日新聞31面、落合恵子さんのコラム<積極的その日暮らし>

 土曜の朝日新聞には、落合恵子さんの連載エッセイがあります。
 今朝は、<遠い国ではいま、長期の独裁政権が市民の手によって内側から、崩壊しつつある>と書き、続いて<久しぶりにソローの「森の生活」を読み返しはじめた>とあった。

 私もまた、それをまねて、ソローの「森の生活」を読んでみよう。私もまた、久しぶりに、です。

*左;岩波文庫版の森の生活。ただし、これは拡大版。何種もの翻訳が出ています。

 30年程前だったでしょうか。山に行くときには、「森の生活」の文庫本を持っていた頃がありました。初めから、通して読んだことはありません。テントの中で、思いついたページを、ほんの少し拾い読んでいたのです。
 私もまた、本当の<森の生活>したいと、ずっと思っていました。仕事をやめ、自由を取り戻した後で、 2年間、ひとり信州長野で暮らしたのは、私の<森の生活>でした。

 ヘンリー・デビッド・ソローは、1845年から2年間、森の中の湖のほとりにひとり山小屋を建てて自給自足で暮らします。そして自然を相手に、思索と執筆の日々を送ったのです。そして、Walden (ウォールデン)のタイトルで出版されます。日本では、森の生活として翻訳されます。

 2002年9月9日、30年来ずっと一度行きたいと思っていたソローの森の生活の地に出かけました。ボストン郊外、コンコールドの町はずれ、Walden Pond(池!*ウォールデン湖)のほとりです。
 息子が大学4年の夏休みにアメリカ大陸横断の貧乏旅行1か月に合わせて、息子の最後の4日間をニューヨークで落ち合って、ニューヨークから日帰りで出かけたのです。

*観光用に再建されたウォールデンの森の小屋とソローの銅像

*ソローの小屋はここにありました。

*小屋跡からみるウォールデン湖、ソローの日々の暮らしを思います。

*ウォールデン湖。ほんとうは、湖畔でも、林の中にでもテントをはって、2,3日過ごしてみたかったのですが、スケジュール的にできなかったのです。


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