*<春日部のお米の安心>について、ララガーデンの1階のスーパーマーケットに掲示されていました。<8月25日・9月8日に春日部市の検査結果が発表され、放射性物質は「検出せず」とのことです。よって、春日部市内産の米は、出荷・販売・譲渡・贈答することができます(春日部市のホームページより)>と。
今年も暮れていき、新聞もテレビも、今年を振り返る紙面や番組が続きます。いやおうなく今年を振り返ります。もう忘れてしまって、まあ、いつもと同じ年の暮れ感じています。
しかし、日本も世界中も、大きな時代の変革点だったでしょう。
3月11日に、東北地方に大地震が起き、大津波が東北沿岸を襲います。
そもそも低湿地だった所が多い、わがまち春日部、わが家も大きく揺れました。しかし、なんとか持ちこたえてくれました。
その後に、放射能の風が吹いたのです。大津波は、福島第一原発を破壊しました。その影響が、この町にどのような影響が出たのか、その時には全くわからなかったのです。行政もメディアも何も伝えません。
ワタシは、ただただガソリンが買えなくて、右往左往しただけだったのです。
月日がたつにつれて、放射能汚染の実態がわかってきます。
幸いにも、わが春日部市は、影響がなかったようです。市が注意を促したことはありません。
近隣の市町では、汚染が見つかっているだけに、春日部市に汚染がなかったことは奇跡に近いかもしれません。
*環境省は12月19日、国から除染の財政支援が受けられる「汚染状況重点調査地域」に指定した地域を発表しました。(朝日新聞2011年12月20日付朝刊)
*春日部市直近にも汚染状況重点調査地域が及んでいます。
*千葉県・野田市、流山市、埼玉県・吉川市、三郷市が春日部市直近の汚染状況重点調査地域です。
近隣市町は、自主的な測定から、除染作業も進めてきました。春日部市も小中学校の除染作業を終了したと発表しています。
県内自治体は、放射線測定体制を整えてきました。市民ら自身による測定も行われました。自治体には、所有の放射線測定器の市民への貸し出しを行っている所も出てきています。
*日経2011年12月26日付朝刊
春日部市の発表では、近隣市町の影響に比べて、放射能の影響が少なかったようです。地理的位置を思うとき、それは奇跡と感じます。
ともあれ今年は、福島第一原発事故にほんろうされた一年だったのです。
・・・・過ぎてしまえば、なんもなかったこの一年、と書くノー天気で過ごせるので、めでたしメデタシでしょうか。地震だってそうです。この地は、震度3とか4なんて、しょっちゅうです。今に始まったことではありません。防災だ、絆だ、と頑強に突っ張っるのでなく、ゆらゆら揺れていると、通りすぎてしまいます、わが行き方と同じように、です(12月31日早朝に)。
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