立ち喰い Style

ファストフードの原型、立ち食いという様式美

有楽町「新角」復活間近? '20/2/23追記

2018-06-26 18:23:57 | お知らせ/コラム
耐震工事のために昨年(2017年)の6/30に閉店した有楽町ガード下の「新角(しんかど)」。
閉店時に「約1年後のリニューアルオープン」を予告していたので、ちょっくら様子を見に。

おぉー、なんかお店っぽい造作を作っているゾ!!

まだ、もう少し時間が掛かりそうだね~。復活が待たれますな (^^♪

2018/11/12 追記
一向に復活しない「新角」。↑6月末に途中まで進んでいた構造物も撤去されてしまい...この有様。

当初の計画が変更されて、別の建設計画が進んでいるような印象。

JR東日本と関連会社主導でカード下全体をショッピングモールにする計画に変更されたとすると......。
テナント料も跳ね上がってしまうだろうし、なかなか、復活は難しいかもしれないね。

2020/2/23 追記
近くに来たので定点観測。

いやー、どうなるんでしょうかねー (^-^; 諦めないで待つ
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五反田「後楽そば」【3/3オープン予定】

2018-02-16 23:29:01 | お知らせ/コラム
歌舞伎町の店も有楽町の店も閉店してしまった「後楽そば」。
五反田で新しい店が準備中です。場所はJR五反田駅の大崎寄りガード下。

2/4撮影
このテナントなのは間違いない!!



2/16撮影
看板やメニューなども付いた。この日は中で店員さんが何か作業をしていたが...




2/20撮影
いつオープンするのだろうか?


五反田駅東口は、昨年末から再開発工事をしていてホテルと商業施設の入る駅ビルになる。
※参照情報 五反田駅の東口に10階建ての新ビル---JR東日本、2020年春完成目指す [レスポンス]

「後楽そば」の場所は工事中は人の流れが断ち切られてしまう所にあるのでノンビリしてるのかな?

3/1追記
D造(徳永大造)さまの情報によると3/3(土曜日) 10時オープンとのこと(^^♪
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ゆで太郎システムの店舗区分から

2017-12-31 19:50:39 | お知らせ/コラム
「ゆで太郎」ではWebサイトで「年末年始の店舗休業のご案内」を告知しているが、
ゆで太郎システム信越食品の公開している「システム店舗」分のPDFファイルに差異があるのだ。

※「信越食品店舗」分のPDFファイルからは「飯田橋店」が消えていて悲しいな...41店舗になっちゃった。。。

ゆで太郎システムの公開しているPDFファイルは、余計な情報の無い物(無休店舗の案内も無い)。

一方、信越食品の公開しているPDFファイルは、色々な意味で親切である。

年末年始も休まず営業する店舗はデータ行が「黄色」になってて便利♪ -----折角、無休営業しているワケだしね
閉店した店舗はデータ行が「灰色」になってて便利♪ -----最近は閉店情報出さないからねー
行番号が付いているので現在の店舗数が把握できる♪ -----この表によれば、160-3=157店舗
 '18/1/6追記 「西五反田5丁目店」は12/30に閉店(研修センターに転用/デモ店舗・テストキッチン化)したので、12/31時点で156店舗でした......。

代々木東口店の部分だけ「緑色」になっていて謎が深まる♪

そして、最大のポイントは「区分」という物が載っているのだー!!

これは実に面白いなぁ~。コレ、店舗の区分ですね。

「FC」「FCL」「直営」「直営(委)」「地区本部」の5区分となっている。

まず、驚くのが直営率の高さ。今や「ゆで太郎システム」は、こんなにも直営店を持っているんですね。

ゆで太郎システム本社のある西五反田の店舗は加盟者/加盟店候補に見てもらうモデル店舗としての役割や加盟者/加盟店および社員の研修用途などで直営店だと思っていたし、「FCライト契約(※現在は積極的な募集はしていない様子)」と言われる既存店舗を比較的軽負担で加盟者/加盟店(「独立コース社員用」として運用していた時期もあったように記憶する)に提供するFC契約用の店舗も直営店として確保しておく必要があるのは判っていたが、近年、こんなにも直営店が増加しているとは、まったくの認識不足でした。

参考資料:FCのご案内「加盟店募集」リーフレット
 ゆで太郎フランチャイズチェーン フランチャイズ契約の要点と概説

「ゆで太郎システム」は、別に「ゆで太郎」のフランチャイズ・ビジネス分野をメインに担う会社という訳では無く、「信越食品」とは異なるカタチの直営店「ゆで太郎」の運営を事業のもう一つの柱に据えて推進している会社という事。最近は社員の定期採用にも積極的ですし、「2020年に300店舗を目指す」べく邁進しているのですね。

FC........通常のFC契約によるFC店舗であろう
FCL......FCライト契約によるFC店舗であろう
直営........直営店舗であろう
直営(委)....これはナンだ? 直営店舗を誰かに委託しているのか?逆に委託を請けて直営店としているか?
地区本部....東北地区ブロックを管轄する社内組織の直営店舗であろう(宮城・福島の5店舗すべて)

昨年(2016年)2月末にスタッフ全員が新川一丁目店に移って、直営化された「青山一丁目店」が「直営(委)」となっていて、「新川一丁目店」が「FCL」である事を考えると、何らかの事情により「FC契約」で運営されていた店舗を本社に返した直営店舗ではあるが、店舗自体の所有権は加盟者/加盟店にあるために「委託/委任」扱いになっているようなパターンなのかもしれない(あくまで推測です)。

先程のPDFファイルにある「行番号」、ほぼ確実に出店順に並んでいるようだ。会社沿革と突き合わせてみると、当初、直営店だった店舗を「FCL=FCライト契約による独立店舗」に転換したりしているのも判る。「船橋北口店」はFC店舗としてかなり早い時期に加盟した古参店舗である事も判るね。郊外店舗の「狭間店」が「FC 2号店」というのも、なかなか面白い。

昨年、12/12にオープンした「静岡インター店」は行番号「160」となっているが、「ゆで太郎システム」の池田社長はFacebookで「198店舗目」と書いている(※参照 「ゆで太郎システム」Facebookページ)。
「198」と「160」の差を検証すると、灰色になっている閉店した3店舗を差し引くと前述したように12/12時点で「160」は実際には「157」。
12/12時点での「信越食品店舗」は42店舗だが、直近に閉店を控えていた「飯田橋店」を差し差し引いて「41店舗」としたのか、あるいは12/30に閉店/社内施設に転換が決まっていた「西五反田5丁目店」を引いて「ゆで太郎システム」店舗数を「156店舗」としたのか、どちらか一方を適用したとするならば計算は合うね(157+41=198 または 156+42=198)。

「信越食品」店舗には「信越食品」店舗の良さがあるけれど、2018年「ゆで太郎システム」店舗にも要注目ですな(^^♪


'18/1/7追記 年末時点で合計店舗数は「156+41」で「197」なっているから、1/19にオープンする春日部増田新田店が、新たな198店舗目になるね。

'18/1/20追記 1/19に信越食品店舗の「八丁堀店」が閉店したので、同日にオープンした春日部増田新田店を入れて総計197店舗は変わらず。。。「157+40」=「197」

'18/1/21追記 船橋北口店に行ったので加盟店証(会員証)を確認してみたら、「6号店」ではなく、

「7号店」だった。

船橋の北口・南口のゆで太郎は同じ会社が運営しているFC店舗。
※参照記事 第104回 加盟者事例(34)「36歳で日本そば店5店舗経営、スタッフ教育は率先垂範で行っています」(株式会社マキシム 代表取締役 大村 悠さん) フランチャイズ・ショー [連載コラム]
船橋の他にも運営している「ゆで太郎」は3店舗(東鎌ヶ谷店/木更津店/君津店)ある様子だね。
船橋北口店は「2006年7月」にオープンしたのが判る。
確かに、現店舗の場所は以前「ほっかほっか亭」だったかもしれないなぁ。

先の一覧表をもう一度確認してみると「船橋北口店」は6番目に記載。

再度、会社沿革の記載と突き合わせて考えてみると

2004年12月「西五反田店(現・西五反田本店)」開店-----直営1号店
2005年 8月「築地2丁目店」開店-----FC 1号店
2005年11月「狭間店」開店-----FC 2号店
2005年12月 直営1店舗、加盟店2店舗

2006年 3月 直営2号店 開店(「三田3丁目店」と推測される。後に「FCL」店舗に転換)
2006年 5月 神奈川県初出店(「川崎小川町店」と推測される) 直営店
2006年 7月 千葉県初出店(「船橋北口店」と推測される) FC店(FC 3号店?)

となっていて、記載は6店舗しか無いのに、「船橋北口店」の加盟店証(会員証)は「7号店」なのだ。

すべての出店を沿革に記載している訳では無いだろう、

2006年12月 直営4店舗、加盟店4店舗

と年末には8店舗まで増えているので、
実は「銀座5丁目店(FC店舗)」、「長者町店(直営店)」のいずれかが、「船橋北口店」より先の開店なのか?

しかし、そうなると表の記載順に齟齬が生じるから、消えた店舗がある可能性の方が高いような気もする。

撤退/閉店があっても会員証の番号は埋めたりせず、欠番になっている筈なので、
やはり、「船橋北口店」の前にあった店舗が「1店舗」閉店しているのだろうね。
まずは「銀座5丁目店(FC店舗)」に行ってみるのが手っ取り早そうだね。恐らくは「8号店」であろう。
'18/1/24追記 やはり、「8号店」でした(^^♪
 欠番になっているのは「○号店」なのだろうか?

これらの
2006年12月 直営4店舗、加盟店4店舗
とかはその時点での数字だと思うので、
現存している店舗の「加盟店証(会員証)」の「○号店」と合致しないのは致し方ないのぅ。

・昨年、改装した「習志野大久保店」の「会員証」は「19号店」。表では「17番目」
 ※参照 「ゆで太郎システム」Facebookページ
・画像検索で出て来る「鶴見中央店」は「23号店」。表では「21番目」。
 ※参照blog 横浜あたり [らいくあらーめん]
・こちらも改装した「東鎌ヶ谷店」、「会員証」は「30号店」。表では「28番目」(靴を脱いで小上がり席がある)
 ※参照 「ゆで太郎システム」Facebookページ

差が「2」に拡大しているので「16号店」までの店舗の中には、もう1店舗の閉店店舗があるのだな。
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日清製粉グループ「製粉ミュージアム」見学

2017-11-23 15:30:27 | お知らせ/コラム
製粉のコト、まだまだ知らない事が多いので、
今度は東武伊勢崎線 館林駅の真ん前にある「日清製粉グループ」の「製粉ミュージアム」に行きました。

この地で「館林製粉株式会社」として1900年に創業した「日清製粉」。
創業家の正田一族は、皇后さまの生家としても知られるが(祖父・正田貞一郎が館林製粉を創業)、
正田醤油の正田家とは本家・分家の関係にあるようだ。

本館は創業期より館林工場の事務棟として使われていた建物。

庭園もあります。巨大な石臼が庭石になっていたりして、なかなか愉しい。


基本的に展示物は写真撮影不可なのが惜しいのですが、小麦に対する基本知識や製粉の工程や用いる機械、流通などが学べる「新館」と日清製粉の歴史と創業者「正田貞一郎」と2代目「正田英三郎」の功績が学べる「本館」で構成されているミュージアム。

定期イベントとして行われている「製粉ラボ」にも参加させていただきました。

基本的に「そば」の製粉と大きな差異は無いのです。
ロール式製粉機で潰して、シフターで篩い分ける。それを幾度も繰り返して行きます。
比重差を利用して「ふすま」などを分離する「ピュリファイヤー」という機械は小麦粉専用か?

ロール式製粉機は二つのロールで小麦を挟み込みますが、「回転速度は同一ではない」というのが面白かったですね。

「そば」との大きな違いは実の中の部位(中心部~表皮に近い所)によって、粉の性質が変わる「そば」と違って、
小麦粉の性質は品種による違いが大きいという事でしょう。
薄力粉・中力粉・強力粉の差異は、「軟質小麦」・「中間質小麦」・「硬質小麦」の品種差なのです。

小麦の事を学べるコンテンツは日清製粉のWebサイトにきちんと用意されてます。
世界で一番「小麦を生産しているのも中国」「小麦を消費しているのも中国」なんですねー。

ということで「工場見学」ではないので、現地に行ったから得られる知見はそう多くは無いのですけれど、
利根川が近く、肥えた土地、河川交通/鉄道による輸送も至便と小麦生産/製粉業に適した土地だったのが判りました。北関東はやはり粉食の一大中心地なのですなぁ。関東平野は広いねぇ。筑波山も良く見えた。

しかし、利根川を渡るとウキウキしてしまうのは茨城県南出身の性ですな。
正直に申し上げると...群馬県の南東部がこんな形をしてて、猛暑で有名な館林がココにあるとは知らなんだ w

帰り道、「館林うどん」を食べて帰りました。

館林は文福茶釜の所縁の土地なのです。落雁ウマイ。落雁は、大麦の麦こがし(はったい粉)から作るもんね。

うどん本丸「きのこ汁 うどん」。まぁ、うどんです w
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松屋製粉 蕎麦打ち体験+製粉工場見学

2017-10-15 13:31:28 | お知らせ/コラム
古河、小山を経由して向かった先は「石橋駅」。
石橋駅があるのは「下野市」だけど、駅前が境界で東側は河内郡上三川町。栃木県も広いね。

懇意にして下さっている「よもだそば」さんの仲介で「松屋製粉」さんに伺いました。
今回は、かなり特別な「蕎麦打ち体験+製粉工場見学」ツアー。(普通の「そば打ち教室」も実施中です)

現在は日本製粉グループですが、宇都宮市大通りに創業した歴史ある製粉会社。会社概要・地図・沿革
田川沿いの旧工場は河川交通を利用して材料の搬入や製品の出荷を行っていたそうです。

これは事務所棟・工場のごく一部。

まずは座学で「そば」を学びました。外殻のついたママの「玄そば」サンプル

「そばの種類」や「そば粉の種類」。
こちらも参照下さい→「そば辞典」◆そばの産地 ◆そば粉の種類


外殻を取った「むき実(抜き実/丸抜き)」に石臼やローラーで圧を掛けて行った時に最初に粉となるのは、澱粉質の多い(相対的に脆い)「実の中心部」で、そこから順に外側に向かって粉になっていくのでした。
一番粉から四番粉まで、石臼やローラーのピッチを変えることで段階的に繰り返し製粉(粉砕)し、網目の異なる多数の篩で篩分けして各種そば粉が出来ていきます。

挽き方や粉になる順番により異なる性質・色となる様々な「そば粉」サンプル。

面白いのは少量しか取れない最初の真っ白な「そば粉」は澱粉質が多過ぎるので風味には欠ける。
また、澱粉質が多く、蛋白質が少ないので「繋ぎ」が無いと繋がらないそうです。
そば粉の種類に厳密な規格は無いそうだが、それらが「打ち粉・御膳粉」。
もう少し周辺部も含んだ粉が「更科粉」。
澱粉質が豊富なこれらの粉を主体といた「蕎麦」は食感(つるみ・弾力・歯切れ)の良い麺になる。

さらに外側を含む「挽きぐるみ」、一番外側を含むのが「藪」。
中心部が澱粉質が多いのに対して、外側に近い方は蛋白質が多くなる。
粘ばる、つまり、繋がり易くなる。風味や味わいもあり、最もバランスが良いのは「挽きぐるみ」。

蕎麦の「胚芽」や「種皮(甘皮)」は「サナゴ」。コメでの糠にあたる「サナゴ」は風味・栄養にも優れる。

製粉機の違いによってもそば粉の性質は異なるそうで(石臼挽きの方が繋がり易い等)、
異なる性質を持つ各種「そば粉」を任意に配合する事で様々な「蕎麦」が作れる面白さを感じた座学でした。

ということで「蕎麦打ち体験」です。※松屋製粉さんの「そば打ち教室」ページ

まずは先生にお手本を示していただきまして。



さすがは先生、立派な蕎麦ができました。

今回の材料は「北海道 幌加内産」の「キタワセ 新蕎麦」。その「七割蕎麦」。
そば粉割合が高いと技術も要求されるし、繋がらないので初心向けに七割で。小麦蛋白(グルテン)は偉大。

篩って、水回し、練り、丸出し、四つ出し、たたみ、切り

どうやったら丸い生地が四角になるのかな??と思っていた生地を四角にする「四つ出し」を実地でやってみて、そういうことなのか!!と理解できたのが一番の収穫でした。

そば粉の配合や粉の湿度、天候によっても加水率は微妙に異なってくるので、経験を要求されるのは「水回し」ですね。今回は先生方に見て貰いながらだったので、上手くまとまった「そば玉」になりましたけど。

ちなみに、こちらの先生。外食産業向けイベントの「松屋製粉」ブースなどでもお会いできるかも。
普通の「そば打ち教室」では、この後、自分の打った蕎麦の試食になるのですけれど......。

「よもだそば」さんの蕎麦の再現と高級版試作。さらに実験的作った超高級茹で麺の試食です。

左上 : 「よもだそば」再現。 右上 : 「よもだそばシンガポール」再現。
左下 : 「よもだそば」高級バージョン試作。石臼挽きそば粉を高配合♪

そして、右下は「超高級茹で麺」。なんと、幌加内産の新蕎麦の「八割蕎麦」!!
残り2割も時間を置いても延びないよう、かなりの工夫をした配合になっているのだぁ......

この後は厳重に衛生管理された工場見学。ちゃんと着替えました。

著者近影。

石臼式とロール式の製粉機などを拝見させていただきました。参照:そば粉製造過程 [松屋製粉]
石臼の周囲を囲む部分や製粉した粉を受ける部分などに木を使った木部が多いのは意外でした。
なお、製粉方法には、胴挽き(胴搗き)という方式もある

国内の製粉機メーカーとして有名らしい「柳原製粉機」のロール製粉機もありますね。

大型石臼製粉機はかなり高速で回転するので生産性も高い(大型ロール製粉機の比ではないが...)。
自社商品に「石臼挽き」を謳いたいコンビニや製麺会社からの注目度も高そう。


翌日、クール宅配便で届いた自作蕎麦。


おいしくいただきました♪
新蕎麦の蕎麦を茹でた茹で汁...蕎麦湯は別格の旨さですね。蕎麦の蛋白質は水溶性だからかも。

こちらは、おみやげにいただいた「超高級茹で麺」



普通の「茹で麺」との差に戸惑いますねー (^-^;

使われている「そば粉」の種類や性質を知らないのなら、「十割蕎麦だからウマい」とか、「あのチェーンのそば粉は何割入り?」とかの議論は、あまり意味を持たない事に今更ですが気が付きました。

だって、「質の悪いそば粉」で「十割蕎麦」を作っても、それは「十割蕎麦」であるし、
たとえ、「そば粉3割」でも、その質と配合バランスで「良い蕎麦を作ることはできる」のですから。

「松屋製粉」さんには大変お世話になりました。どうも、ありがとうございました。


[オマケ]

宇都宮で帰りに食べた「みんみん」のギョーザ

これもおみやげ「打ち粉」。お湯で溶いて濃いめの蕎麦湯にして「蕎麦焼酎」の「蕎麦湯割り」にぃー。
「打ち粉」は高価なので、普通の蕎麦屋さんが手打ちをする場合、サゴヤシ由来の澱粉で代用するみたいです...

「韃靼そば茶」なんかも
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瞬間自家製麺 ~覚書~

2017-07-31 12:38:57 | お知らせ/コラム
ちょうど気になっていたので、軽くまとめ。

ここでは今まで「押し出し式製麺機」と呼んできましたが、
これらに類する製麺機は、当然、立ち食いそば用に開発された物ではなく、
一般の街場の蕎麦店で使われるために開発された物という認識は漠然と持っていたのですけれど。

何せ普通の蕎麦屋にまったく行かないので、あまり気にして無かったのです w

週末に高尾山に行った際、「瞬間自家製麺」「十割そば」「味玄」と書いてある幟が店頭にある蕎麦屋があり。
琵琶家さんのこの幟 [食べログ]

えぇと、ちょっと拝借...


その際は「( ´_ゝ`)ふーん」と思いつつも、写真も撮らず...今になって気になったワケで。

船橋「車や」のエントリーをリンクしていただいたこちらの記事[ちょディーなスポッと]を書いているkouheiさんは「瞬間自家製麺」という言葉を用いている。
結構、普通の蕎麦屋さんに導入されているんですね。こちらの「瞬間自家製麺」。

この「瞬間自家」を登録商標に登録して展開しているのが盛岡市の「 株式会社 十割そば」。
※社名の読みは「じゅうわりそば」
各種製麺機などの販売の他、直営店の経営もしておりますね。「そば湯」も「百歳湯」として登録商標。

「瞬間自家製麺」の詳細は別ページに説明があり、
「味玄ミキサー」「味玄製麺機」「味玄専用釜」などなどによる蕎麦店向けソリューション提案となってます。

製麺機自体は生産能力によって複数種あり、ラインナップはこちらPDF
「味玄スーパーマック」「味玄ヘルシーマック」などなど。PDFファイルには備品として「幟」も載ってる。

いろいろな会社がこの分野には参入している訳で、
手打ちでは無さそうだから「機械打ちなんだろうな」と思って食べている蕎麦屋の蕎麦は知らないうちに
この手の「押し出し式製麺機」で作られた物になっているのかもしれませんなー。......というお話でした。
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現在の「常盤軒」と「常盤軒フーズ」

2017-05-12 12:06:25 | お知らせ/コラム
長らく品川駅で「駅そば」を営んできた「常盤軒」の仕出し部門を、貸し会議室事業などを中心に行っている「TKP」が設立した「常盤軒フーズ」に事業譲渡したのが、2013年(平成25年)の2月。

その当時の事やその後の駅そば店舗については下記エントリーで参照して欲しい。
JR品川駅 「常盤軒 (横須賀線ホーム/品川26号)」 2013/6/8
JR品川駅 ホーム4店舗 うろうろ偵察 2014/7/10-2014/7/16修正
どっこい生きてる常盤軒 JR品川駅 「常盤軒 そば処 23号」 2014/7/16
JR品川駅 「吉利庵(きちりあん)」 2014/2/15-2014/7/16修正


TKPの貸し会議室を利用する機会があったので、置いたあった「常盤軒フーズ」のお弁当カタログ貰って来た。


設立当初から「常盤軒、」と「、」を付けるコトがあるのは、権利関係の問題なのか?画数を気にしてるのか?
常盤軒フーズ [会社概要] 正式社名には「、」は無い。


設立されたのは事業譲渡が行われる前月。
かつての「常盤軒」の本社・工場は「営業所」になっているね。

復刻駅弁のお弁当もある。PDFカタログはこちら

各地に点在する貸し会議室やセミナー会場に製造した仕出し弁当を提供したり、ホテルなどでのケータリング業務などを「TKP」グループ企業として担っているのが「常盤軒フーズ」。
事業の一部を引き継いだ訳だから、胸張って「大正12年創業」を謳っても問題は無いけど、なんかねぇ。


一方、仕出し部門を譲渡した後の「常盤軒」も無くなった訳では無く、きちんと残っている。
Wikipediaでの記載が非常に詳細。

品川駅ホームの駅そば4店舗を統括元である「JR東日本リテールネット」から業務委託を受けるカタチで運営中。
品川駅コンコースの「吉利庵」と和食ダイニング(居酒屋)「品川 ひおき」は駅ナカのテナントとして直営の様子。

求人情報を参照するといろいろ判るよ。
「また今後、新店舗の展開なども考えております」とも書いてある。
吉利庵の求人情報ページに記載のある電話番号もこちらの「常盤軒」の物と同じだね。

それなのに、なぜか「吉利庵」のWebサイトにも「常盤軒、」の表記があるんだよなー...。
今は前はあった「常盤軒フーズ」へのリンクが無くなっているから、何らかの変化が途中であったけど「、」だけ残ってるのかもね。

小松帯刀の孫が創業し、小松家が引き継いできた「常盤軒」、ちゃんと頑張ってまーす♪♪
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九段下 「むさしの」 4/10(月)営業再開へ

2017-03-28 15:11:56 | お知らせ/コラム
昨年12月の休業から、何度も様子を見に来てましたが、今日、行ったら…。

あれ、貼り紙の位置が変わってる。

なになに?

おー、ついに復活♪ 4/10(月) 営業再開♪ 但し、【予定】。10時オープンなのねぇー

朝営業は無くして、10時~14時の昼営業だけにする模様。
天然だし、化学調味料不使用の貼り紙も「開業以来50年」になった。
アレ?木札でメニューを掲示してた木製の額が無くなっちゃってるね...。

近くの日本橋川沿いの桜も祝ってくれているようだ~♪ まだ、2分咲き位だね。


営業再開【予定】は、とりあえず、うれしい。若旦那、頑張って~。
いろいろ変わってしまわないといいなー。うまいツユに「茹で麺」でヨロシクね♪

立ち食い様式美:★★★

むさしの - 九段下(そば) [食べログ]
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立川駅南口 路麺回遊

2016-06-27 16:03:54 | お知らせ/コラム
所用で立川へ。駅ナカにもNREの立ち食いそばはたくさんあるけれど、
南口にはWINSもあり、立ち食いそば屋が何店舗かある。
喧噪の中、熱気漂うの路麺店回遊~。例によって食べてない。


南口を出て左、WINS通り沿いすぐ
仲や (なかや) [食べログ]


立川WINS A館のWINS通りに面した所にある。競馬好き御用達ですな。
哥川 [食べログ]...うたがわ? 正確な読みがワカラン。
立川南口:立喰うどんそば丼物「哥川」-add2 [楽団長の活動日誌]


WINS A館とB館の間の道をちょっと戻った角にある
深大寺そば 立川支店 [食べログ]
平日は「かけそば200円」、土日は「260円」。かき揚げ100円。ちくわ天 50円!!
なんてったって「勝お節たっぷり」♪競馬客は気前がイイネー。
昔は平日「かけそば100円」だったこともあるらしい...。
立川南口:勝お節たっぷり「深大寺そば」-add7 [楽団長の活動日誌]
それが「150円」→「160円」→「200円」となってきた模様。

現在、使用しているのは「興和物産」の茹で麺。

なんで「深大寺そば??」と思う所だが……謎だ。なんとなく?

「立川支店」というのも引っ掛かるので、ちびっと調べたら......。
府中の東京競馬場内に「馬そば 深大寺」を2店舗、西八王子に「じんそば」。
そして、他にも高尾や八王子の各種施設に店舗を持っている会社が運営しているではないか!!
高尾山の「ビアマウント」や「権現茶屋」も同経営。
学校や福祉施設、病院での給食サービスも展開していて、だいぶ手広くやってますなー。
株式会社 ア-バン
特殊な立地の店舗も多く、多摩地区では相当なコネと政治力を持っていると推測できますね。

北口にも「きたじま」とかあるし、何度か行ってちゃんと食べないといけませんなー。
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名脇役「乾燥天ぷら」の考察 '22/8/14追記

2016-01-30 15:17:42 | お知らせ/コラム
「立ち食いそば」から少し離れてしまうのだが、前から気になっているので、ちょっとまとめ。

「乾燥天ぷら」とは、いわゆる「後のせサクサク」のアレだ。 [日清のどん兵衛]



長らく、カップ麺に入っている具材と思っていたのだが、
立ち食いそば店舗でも「乾燥天ぷら」を用いる店があり、
---米原駅 井筒屋 在来線ホーム売店新幹線ホーム売店・武蔵村山 麺処 武蔵[食べログ]
※フライヤーがある店舗では、「乾燥天ぷら」より冷凍かき揚げを使うのが普通だけど...

ならば、業務用製品がたくさんありそうだと思い調べてみると、
業務用製品を作っている各地のメーカーが家庭用製品も日本各地で広く販売している事が判った。

サクラみそ食品 -福岡県久留米市 - 九州唯一の乾燥天ぷらメーカー...らしい-
 大手カップ麺での利用実績やうどんチェーンでの使用実績もアリ
 商品ラインナップもエビ・ゴボウ・野菜など豊富

そういえば……昔、福岡・天神ソラリアステージの博多うどんの店「因幡うどん」で食べた「ごぼ天うどん」にも似たような天ぷらが載ってたなぁ?

似てるだけで…たぶん、店で揚げてる。
揚げ玉を集めた感じの土台にゴボウやエビなどが載ってるスタイルは、まさに「乾燥天ぷら」的で、これを模して日持ちのする製品にしたものが「乾燥天ぷら」の元祖なのかもしれないね。

みすずコーポレーション -長野市 - 一般には高野豆腐やいなり揚げで有名-

↑去年の正月にたまたま売ってたヤツ(ワイズマート 市川シャポー店)

'16/2/6追記 OKストア 本八幡店、ワイズマート 船橋シャポー店にも売っていた↓



菊水 -北海道江別市 - 生ラーメン総合メーカーですな。乾燥天ぷらは北海道限定発売-

コスモ食品 -広島県福山市 - 家庭用製品の画像↓ ※画像は楽団クレッセントさんより借用


'16/2/6追記 ローソン100 幕張本郷店で下の商品を購入↓。当然、108円。廉価版?


2枚入りのもの(27g)に比べると、かなり小型(17g)で具材もエビのみ。

マル天製天所 -徳島市 - 製天所!!

東洋水産 -マルちゃん - 「緑のたぬき」に入っているヤツ?そのもの?

 「えび天ぷら」以外に「野菜天ぷら」という物もある。


スター食品工業 -本社:東京都板橋区-

ちょっと調べるだけでも色々な所が作っている。
乾燥天ぷらとは、天ぷらの水分量を乾燥させて少なくした保存食品だが、製法は各社で工夫がありそう。

あまり、近くのスーパーなどで日常的には見かけないのは、地域性もありそう。
生麺・乾麺・茹で麺など、家庭でカップ麺以外のうどん・そば類を多く食べる地域に多く流通しているのだろう。
丼に華を添える名脇役として、「乾燥天ぷら」はもっと知られてもいい食材な気がする。

2017/1/8 追記
Twitterで「乾燥天ぷら」に言及している方がいたので、これを機にちょっと更新。


私もカップ麺に入れる物だと思ってましたもん。

関西の大手立ち食いそばチェーン「誠和食品」の「都そば」でも、乾燥天ぷらが「天ぷらそば」の「天ぷら」でした。
参照エントリー:神戸 三宮 「都そば 北野坂店」
※「かき揚げ」はちゃんと別にある。60円高い。

こちらの店の「丸天ぷら」も乾燥天ぷら
参照エントリー:神戸 三宮 「松屋 加納町店」

関西では「きつね」=油揚げの載ったうどん、「たぬき」=油揚げの載ったそば。
「天かす/揚げ玉」を載せたものを「ハイカラ」と呼ぶ事もあるけれど、そんなに見かけない。
「天かす/揚げ玉」を使ったメニュー自体が無いトコの方が多いように思いますネ。

「天かす/揚げ玉」の替りが「天かす/揚げ玉」を集成した「乾燥天ぷら」になったと考えるのが自然なのかな。

2022/8/14 追記
「揚げ調理済/油調理済」の「冷凍かき揚げ」のコトを調べていたら、
大阪の立ち食いそばで使われている「乾燥天ぷら/乾燥かき揚げ」を作っているトコを見つけた🎵

大阪の豊中市にある「永田食品」。昭和47年創業。
ドメイン名は「tenpura.co.jp」だよー w
こちら、将に大阪の「都そば」で使われている「天ぷら」を作っている所でした。

製造工程も載っていて、
「乾燥」というか、遠心離分器による「脱油」をしているのであった。
まぁ、油が抜けて、パリッと乾燥するのだねー🎵
コメント (11)
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