立ち喰い Style

ファストフードの原型、立ち食いという様式美

有楽町 「新角(しんかど)」 '17/6/30休業→閉店

2014-10-21 22:07:29 | そば・うどん
耐震工事のため、2017/6/30を以て休業となりました。
 約一年後にリニューアルオープンの予定と告知されております。※最下部の2017/6/29追記を参照

2018/11/12現在、店舗跡はこういう状況で復活は遠い......。
2020/2/23現在、店舗跡は、相変わらず。
2020/5/16現在、店舗跡は「ドトールコーヒー」になるようです......復活ならず...無念以下は休業前の記事となります。
-----

有楽町駅ガード下、ビックカメラ有楽町店(昔はそごうだったよねー)と東京フォーラム最寄りにある店。
結構、奥行きはあるよね。幅は狭いけれど。


京成高砂「新角」、柴又「新華」とともに「新角系」御三家を構成、三松屋食品の茹で麺を用い、ラーメンも提供する。
店舗は鰻の寝床と思いきや、実は奥の方は広くなっていて、旗竿地のような形となっていた。

券売機は外の1台と入口入ったトコ左にもう1台の計2台。
壁沿いの立ち食いカウンター+奥まった所の右手にも立ち食いカウンタースペースがある。
冷水機は厨房前カウンターの左手と右奥。
橋は箸立てにタワー状に詰め込まれた割り箸。

天ぷらそば 390円
三松屋食品のプニっとした茹で麺に醤油は幾分抑え目で甘みのある赤褐色のツユがたっぷり。
ヘナヘナとツユに馴染んで行くかき揚げ。
何十年もこういう味でやって来たんだなぁ…と思わせる感じ。
昔は都庁がここにあったんだもんねぇ。

そばよりラーメン食べてる人が多いね。
そう思いつつそばを食べてると、コショウの味がするような気がして来る不思議。

「早い・安い」と立ち食いそばが、もてはやされた高度成長期、その古き良き時代から生き抜いて来た貴重な立ち食いそば店です。

立ち食い様式美:★★★☆

新角 - 有楽町(そば) [食べログ]

2017/2/10 追記
ひっそりと追記…。

特に値上りはしてなさそうだね♪♪

有楽町のガード下も耐震工事やら何やらでガタガタしているけれど、新角は何事も無かったように泰然としてここにある。

秋葉原の「田毎(新田子)」も経営してるメトロ商事が有楽町ガード下でやってるカレーの「ふくてい」や居酒屋「眞花」もこっち側のガード下に移って営業してますな。
さすが、下手すると国鉄時代からの古株だけあって、その辺りはソツが無い。

2017/6/29 追記
2月に「新角」は何事もなくココにある、と書いたのだが…。

有楽町駅自体もオリンピックに向けて改修が始まり、ついにココも…。

耐震工事のため、明日6/30を以って休業とのコト。
約1年後のにリニューアルオープンする予定。

最後くらいラーメンとも思ったが、天ぷらそば 390円で。

丼の中でスタンバっている三松屋のそば達、バットに揚げ物達が並ぶ眺めも見納め。

割り箸タワーの向こうにはラーメン用の茹で麺機と中華麺の麺の入った番重。

リニューアルしたら、この雰囲気は無くなってしまうのかな?
それも、また、時代の流れというものか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« JR蘇我駅 「イッツエル」'15/... | トップ | 京成津田沼 都そば 閉店して... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。