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少し疲れた田舎爺の日常をつづる

ライブビュー撮影用ツール

2011-02-08 | 写真・レリーズ 無線レリーズ

 

ライブビュー撮影に便利なツール、 改良を重ねて みてくれ悪いけど 少し進化しました。

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これを使えば、超望遠レンズを使った ライブビューでの AF駆動時、5倍や10倍表示でも ブレません。

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リモコン送信機                     リモコン受信機とRCサーボ駆動部

苦労したのは、これをつけても 電池交換できて カメラのスイッチ全部を 指で普通に押せること・・・

 

送信機を もう一個 小さく作ってみました。

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半押し親指の腹でオレンジのスイッチを押します。
全押しはそのまま親指の先で黒い部分も一緒に押せばOK。
サーボを駆動したりシャッターをレリーズコネクタ経由で駆動したりするのは 受信機側の仕事。

 

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組立中 窓の外に ヒヨドリが来たので 試し撮り です。

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これは ツグミ

ライブビュー撮影時の コントラストAF駆動用に、これが あると便利です。
一般に超望遠レンズで拡大写真を撮ろうとすると、口径の大きないわゆる明るいレンズが必要になるのですが、これは非常に高価で重いものです。
どうせ たいした写真は撮れないから、口径はそこそこで重量の軽い 安価なレンズを代用に使うのですが、この暗いレンズは 残念ながら 通常の位相差AFが作動する条件が限られます。
ライブビューでのAF動作は、コントラストAF方式が使えます。
この方式なら 動作速度の問題がありますが、少し暗いレンズでもAF動作を行ってくれます。

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カメラに外部入力端子があって、このスイッチが電気接点で駆動できれば、こんな変なことしなくて良いのですが、
売ってない物や、売ってても分不相応に高価な物は、買わずに我慢するか 作ります。

EOS-KX3, ZS80ⅡED+EF100-300改 AF

 

ライブビュー(コントラストAF)でリモコン撮影したサンプルと、通常の位相差AF 手シャッターで普通に写したサンプルを比較のため並べてみると、Kiss X3 と 爺 自作のレンズシステムでは 極端な場合 このくらいの違いがあったりします。
単純にAF精度だけでは無く、いろいろな問題を含んでいますが、まあAF精度の問題が一番大きいのではないかと思います。

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 左がライブビューでZoom300mm位置のコントラストAF   (約30m程の距離です)
 右は普通の位相差AF Zoom200mm位置   (どちらの写真もわかりやすいようにトリミング)

いつもこうなるわけではないんですが、これ 極端な場合です。(クリックで拡大)

もうすこしマシなカメラで撮れば、こんな差は無いと思いますが、
まあ、価格相応で あまり多くを望むのは無理というもの・・・ 
こんなわけですから、飛んでるものを写すと このシステムでは 解像度は望めないのです。