カメラのアクセサリーを、自作する方は最近少ないようだ。 光学系まではさすがに、素人の手に負えるものではないが、昔は 引き伸ばし機ぐらいは 作るのが当たり前だったような気がする。高校生のとき、蛇腹式のカメラと、コンデンサーレンズを使って作った記憶がある。押入れの中で焼付けしたりしたものだ。
レリーズスイッチが ほしかったので、CANONのスイッチの回路はどうなってるのかと思って調べたんだけど、メーカーからはなんの資料も提供されてない。しかたがないので 勝手にいろいろやってみたら、このようにすれば、できることがわかった。
押し圧(押すときの重さ)の異なる、2個の押しボタンスイッチを向かい合わせに、くっつける。押し圧の軽いほうが ’半押し’、 重いほうを ’全押し’として使う。これらは 押している間’ON’して、離すと’OFF’になる ’モーメンタリ’と呼ばれる スイッチを使う。
上の図は、バルブ動作もできるようにしたものだが、必要が無ければ 'A' スイッチは余計だ。
これは、チョットやりすぎだが、同時に 2台のカメラを レリーズ できるものである。こんなことをして いったい何を写すのかは 知らない。
スイッチ部分は 下の写真。
片方だけ、ONするスイッチが、コネクタのそばにある。何を写すのかは、まだわからない。
そのうち、ゴミになるだろう。
この記事を書いてから 約1年後、もうすこしマシな、レリーズを普通のスイッチで作りました。