廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★レコード・コレクターズ 2006年3月号 「ピンク・フロイド特集」

2006年02月17日 | BOOK
 
先週末に購入しておいてすっかり読むのを忘れていた(苦笑)レコード・コレクターズの最新号です。表紙はピンク・フロイドの『狂気』をアレンジしたものですね。熱狂的なフロイド・ファンの方ならばいざ知らず、僕はほとんどフロイドの作品を聴いたことがありません。そりゃ、有名な『原子心母』(←漢字合ってましたっけ?そんな程度です、笑)やスノーウィ・ホワイトが全面参加している『アニマルズ』は聴いたことがありますが、それ以外に関しては食わず嫌いといいますか、なんとなく食指が動かなかったのも事実。よって、レココレ今月号を購入したのはピンク・フロイドの記事目当てではなく、サブ特集であるシーナ&ロケッツ特集の方なのでありました(TKさん失礼致しました、苦笑)。

鮎川誠氏の最新インタビューに加えて、シーナ&ロケッツの全アルバムガイド、それにボーナス頁として見開き2ページのみというのが圧倒的にボリューム不足で隔靴掻痒の感は否めないのですが、鳥井賀句氏による「サンハウス」の解説も掲載されております。

同誌においては日本人ミュージシャンの特集取扱い頻度は最近増えてきたとはいえ、まだまだ少ないというのは実感しておりますね。せいぜい大滝詠一の『ナイアガラ・ムーン』やシュガーベイブが巻頭特集に取り上げられたのが関の山といったところでしょうか。今回の「サンハウス」や昨年、驚愕の未発表音源満載のボックスセットが発売された「村八分」、それに断続的とはいえ相変わらず精力的な活動を続けている「頭脳警察(PANTA)」の特集など、そろそろ付け焼刃的な解説記事ではなく巻頭特集などで大々的に取り上げられてもいい時期ではないかと思うのでありますが、皆さん、いかがでしょうか?