廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★The Original Fleetwood Mac 「The Early Years」

2007年05月09日 | PETER GREEN
 
こちらは1994年に発売されたオリジナル・フリートウッド・マック名義の映像集 『The Early Years』 です。当時はまだDVDなど出廻っておらず、僕はVHSビデオで購入しました。当時の価格で税込4944円でした。今考えるとビデオなのにかなり高額ですね(苦笑)。

このビデオですが、発売された当時はかなり画期的な内容で驚愕しながらテレビ画面に見入ったものでした。「動くピーター・グリーンが観られる!」というだけでも小便がチビリそうになったもんです(笑)。今でこそ輸入盤DVDなどで簡単に映像が入手できるようになったかもしれませんが、日本語字幕スーパーが入った国内盤仕様というのは、現在でもなかなか手に入らないと思います。このビデオもかつて発売されていた国内盤仕様ですので、一応日本語字幕スーパー入りです(苦笑)。ピーター・グリーンのインタビュー場面などもありますので、細かいニュアンスなどを掴むためにも僕などはやはり字幕スーパーが入っていた方が助かりますね(※もっと英語を勉強せい!苦笑)。

全15曲収録で、中には映像自体が存在せずに、どうでもいいBGM映像として使用されていたり、明らかに口パクのスタジオ・ライブ映像も含まれておりますが、それでもピーター・グリーン在籍時の貴重な映像集あることには間違いありませんので、このビデオはいまだに僕のお宝アイテムですね。このゴールデンウィーク期間中に久し振りに見直してみましたが、何度観てもやっぱりよかったです(苦笑)!!


◎VHS/The Original Fleetwood Mac 『The Early Years』 (VAP, VPVR-60785)

01. Black Magic Woman
※演奏映像なし。当時のプロモーション用イメージ・フィルムか?

02. Heart Beat Like A Hammer
03. Shake Your Moneymaker
※有名な口パク・スタジオライブ映像(笑)。ダニー・カーワンが入る前の貴重な四人時代の映像です。

04. I'm Worried
05. Like It This Way
06. World Keep On Turning
※これも有名なライブ映像。本ビデオのハイライトといっても過言ではない。
先日、NHKで放送されたライブ映像もこれの一部ですね。

07. Stop Messing Around
※メンバーのスナップ写真映像。たしかに写真は貴重なのですが、ううーむ・・・。

08. Albatross
※この映像は口パクならぬ手パクで、ジェレミー・スペンサーがスライド・ギターを弾いているように映っておりますが、
実際はピーター・グリーンが後からダビングしたそうです(苦笑)。

09. Need Your Love So Bad
※画面にはなぜかジェレミー・スペンサー不在で、ダニー・カーワンが登場。

10. Man Of The World
※1969年にイミディエイト・レーベルに移籍して放ったヒット曲。
バンド自体が新たなる段階に突入したことが窺い知れる楽曲です。

11. Like Crying
12. Linda
※再びライブ映像。「Like Crying」はカーワンとグリーンのデュエット。
驚きなのは次の「Linda」で、当時はじめてこの映像を観た時はかなりショックを覚えました。
元々そういう素質があったのかもしれませんが、ジェレミー・スペンサーの新境地を披露してます(笑)。

13. Oh Well
※何度観ても苦笑いしてしまうピーター・グリーンのインタビュー映像。
このインタビュアーはどうしてこんなにも偉そうなんでしょうか(苦笑)。
インタビュー後のライブ映像も口パクですが、音はレコードとは別物です。

14. Rattlesnake Shake
※雑誌プレイボーイ提供の大人向け番組よりスタジオ・ライブ映像。
グリーンが終止笑顔で演奏しているのが、可笑しかったです。

15. Green Manalishi
※これも演奏映像なしのフィルム・コラージュ。
せっかくの映像集なので、できればライブ映像で観たかった一曲です。残念。






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2 コメント

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動くPeter (FunkyJam)
2007-05-09 23:40:26
じみへんさん 毎度です!
私も持ってますよ~ このVHS(笑)
私が住んでいる地方では手に入らないだろうと、東京へ遊びに行く友人に金を握らせ、「先に見ていいから」という条件で買わせたのを覚えています(笑)
じみへんさん同様、動くPeter Greenに感動しました!
全く話は変わりますが、MacがBlue HorizonレーベルのハウスバンドをしているころのOtisSpannのコンプリートを買ったのですが、Peterだと思いこみ「すごい・・」と思っていたソロがDannyとクレジットされており、愕然としてしまったのを思い出しました(苦笑)
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FunkyJamさん (じみへん)
2007-05-12 18:57:54
>Peterだと思いこみ「すごい・・」と思っていたソロがDannyとクレジットされており、愕然

ええ、この手の「ああ勘違い」というのは、よくありがちですよね(苦笑)
僕が一番愕然としたのは、ピーター・グリーンのソロ名義アルバムで
「このギター・ソロはさすがピーター・グリーンだけのことはある、スゴイ!」と
大絶賛したのが、実は影武者スノーウィ・ホワイトが弾いていたというのが
判明した時、その後しばらくは放心状態に陥りましたから(苦笑)。
以降、スノーウィ・ホワイトのソロ・アルバムを集め出したことは説明の必要がないでしょう!!
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