
昨日アップしたニール・ヤング&クレイジーホースの『LIVE AT THE FILLMORE EAST, MARCH 6 & 7, 1970』と同じ日に演奏されたマイルス・デイビスの公式ライブ盤がこのアルバム『LIVE AT THE FILLMORE EAST (MARCH 7, 1970) ~IT'S ABOUT THAT TIME』であります。しかも、マイルスが前座なんですからね、当時のフィルモア・イーストの怪物ぶりがこれら豪華出演者の顔ぶれを眺めるだけでも伝わってきますよね。
内容に関してはもはや説明の必要はないと思います。1970年3月6日~7日の二日間に渡り行われた伝説のフィルモア・ライブでありますが、そのうち3月7日分のステージをまったくの無編集で完全収録したのがこの2枚組です。すでに海賊盤では有名になっていた音源でありますが、公式発売された当初は、本当に狂喜乱舞したものであります(苦笑)。自称マイルス・ファンであれば、即購入の問答無用盤であります!!え?なんと、あなたはまだ聴いたことがないって?それじゃあ、今からスグに購入して聴かなくっちゃ、お話になりませんぜ(笑)。とにかくこれは持っていて損のないライブ盤ですから、もうホント、聴かなきゃ末代まで恥をかきますよ~~っ!!!
◎MILES DAVIS 『LIVE AT THE FILLMORE EAST (MARCH 7, 1970) ~IT'S ABOUT THAT TIME』 (SONY RECORDS)
DISC.1:
01. DIRECTIONS
02. SPANISH KEY
03. MASQUALERO
04. IT'S ABOUT THAT TIME / THE THEME
DISC.2:
01. DIRECTIONS
02. MILES RUNS THE VOODOO DOWN
03. BITCHES BREW
04. SPANISH KEY
05. IT'S ABOUT THAT TIME / WILLIE NELSON
ORIGINAL RECORDINGS PRODUCED by TEO MACERO
PRODUCED FOR RELEASE by BOB BELDEN
ALL TRACKS PREVIOUSLY UNRELEASED
MILES DAVIS - trumpet
WAYNE SHORTER - soprano sax and tenor sax
CHICK COREA - Fender Rhodes electric piano
DAVE HOLLAND - acoustic and electric bass
JACK DEJOHNETT - drums
AIRTO MOREIRA - percussion
私、何の知識も無く聴き始めたの、『ON THE CORNER』からなんですっ(笑)。笑っちゃいますよね。でも、はじめからこのアルバム、ストライクでした。
いろいろと聴きましたが、ぶっ飛んだのは、フィルモアのライブです。マジで、すげ~。ニールもクレイジー・ホースもビビッたんじゃないですか。
てっきり、ニールが前座だと思っていました(苦笑)
なんか、乗り移っていませんか?このマイルス!
ニールの 『WELD』 初めて聴いた時も、そう思いました・・・何かに、怒っていますねっ、きっと。
さすがに初めて聴いたマイルス盤は『On The Corner』ではありませんでしたが、
僕がマイルスにはまったのは、実は『Jack Johnson』からでありました!!
純粋にマイルスを聴いて一目惚れしたというよりも、
最初の出会いはあくまでもジョン・マクラフリン狙いで聴き始めたというのが、
今だから云える「マイルス・ハジレコ」体験談であります(苦笑)
最強ライブ盤の一枚だと断言して構わないと僕も思いますよ!!
とにかく怒涛の演奏で、ワイト島の「CALL IT ANYTHING」と並ぶ名演だと思います。