GAMBIT RECORDS から、マイルスの1983年10月13日ワルシャワ公演の完全版２枚組ＣＤがリリースされた。
ブートレッグではおなじみの音源であるが、こうしてオフィシャル発売されるとは、なんとも感慨深いものがある。これで誰でも手軽に、高音質版のワルシャワ音源を堪能できるようになった。実に喜ばしい限りである。値段もお手頃で、アマゾンだと輸入盤を２枚同時に買えば、今なら２千円以下で購入できるのでお買い得かも。他レーベルからであるが、同内容の映像版ＤＶＤも同時発売された模様。こちらはまだ未見なのだが、ぜひ入手してオフォシャル映像でも観てみたい。いやー、実にいい世の中になったものである（苦笑）
ワルシャワ公演はディスク２枚目の６曲目までで、７～９曲は1981年7月のニューヨーク公演の音源がボーナス・トラックとして収録されている。ま、あくまで中途半端な蛇足のオマケ音源なのだが（苦笑）、15分以上にも及ぶ「MY MAN'S GONE NOW」は予想外に聴き応えのある演奏だったので、ホント驚きました！！オススメですよ。
◎MILES DAVIS 『LIVE IN POLAND 1983』 (GAMBIT RECORDS)
Disc.1：
01. ANNOUCEMENT
02. SPEAK
03. STAR PEOPLE
04. WHAT IT IS
05. IT GETS BETTER
06. HOPSCOTCH
07. THAT'S RIGHT
Disc.2：
01. CODE M.D.
02. STAR ON CICELY
03. JEAN PIERRE
04. UNKNOWN S
05. SPEAK
06. SPEAK
=BONUS TRACKS=
07. URSULA*
08. MY MAN'S GONE NOW*
09. AIDA*
MILES DAVIS （tp）
BILL EVANS （ss, ts, fl）
JOHN SCOFIELD （g）
ROBERT IRVING III （key）
DARRYL JONES （b）
AL FOSTER （ds）
MINO CINELU （per）
MIKE STERN （g）*
MARCUS MILLER （el b）*
じみへんさんの情報収集力って凄いですね。
最近、SHM-CDがでて、僕はオーディオファンでもあるのですが、差がないという人以外と多いですが、僕の聴く限りでは、圧倒的な音質の差があります。
まずは音の厚み、ダイナミックレンジの広さ、まるで、ベールを剥がしたようなクリーアで繊細な音・・どれをとっても、従来のCDとは明らかに違います。
既にコレクトしてるCDと比較すると泣きたくなります。
それに、SONYもbruーray出しましたし、こいつは聞いてませんが、僕らはこれから同じCDを何枚買えばいいのでしょうね。
最近のSHM-CDの再発CDには、恨めしく思っていますーー
従いまして、買い渋っておりますー
たしかに同じアルバムの買い換えには、毎回頭を悩まされますよね（苦笑）
一体、何枚同じアルバムを買えばいいんだー！
というのは、みなさん同じ意見でしょう。
SHM-CDやブルーレイに関しても、まだ最終形という感じがしませんので、
さらなるバージョンアップ規格が出てくるのではないかと予想しております。
どうもSHM-CDの区別がつかない・・・。
サンプラーを買って聴き比べてもアカンです・・・。
リマスターでの違いは判るのですが・・・。
とは言え、進化は大歓迎ですけどねっ。
ミッチ・ミッチェルの突然の訃報に驚いています。亡くなる数日前までGIGを行っていたそうで元気だったみたいです。今のところ死因は不明だそうです。
ご冥福をお祈り致します。
理屈からいえば通常CDよりも音質再生が優れているというのは事実だと思いますので、
後は好みで買い換えるなりすればイイんじゃないでしょうかね（苦笑）。
僕も紙ジャケ目当てで買い直す可能性はありますけど、SHM-CDになったからといって
慌てて手を出したのは、デレク＆ドミノスぐらいかもしれません。
でも、名盤『いとしのレイラ』に関して云えば、後から買ったSHM-CDよりも
結局はSACDハイブリッド盤を通常再生したものの方を好んで聴いております。
個人的にはSACDハイブリッド盤の音の方が好みですので。
今頃、天国でジミヘンやノエル・レディングたちと久し振りに一緒にジャムってるんじゃないでしょうか、ね・・・・。
ご冥福をお祈り致します。合掌。