今から10年ほど前に、西新宿の今はなき 『アイコアイコ(※現在のBFの場所にあった店)』 で購入した洋書 『PETER GREEN - THE BIOGRAPHY』 がコレです。当時、フリートウッド・マック出身のギタリスト、名手ピーター・グリーンに心酔していた時期があり、彼に関するものをことごとく集めていた時代がありました。そんな中で偶然、見つけたのがこのバイオグラフィ本でありました。洋書ですので、当然、本文はすべて英語です。しかも、写真などほとんど皆無で文字のみビッシリと書き込まれた重厚本でしたので、日本語訳の本が欲しかったのでありますが、エリック・クラプトンやニール・ヤングと違って、このアーティストの翻訳本を出しても売れないと出版社に判断されたんでしょうか、10年近く経った今でも発売されるに至っておりません(笑)。
肝心の内容ですがバイオグラフィと銘打ってあるだけあって相当に詳しく書かれており、90年代のピーター・グリーン復活劇以降の話は書かれておりませんが、ブルースブレイカーズに入る以前の話から初期フリートウッド・マックのホワイトブルース全盛期を中心に、脱退後のソロ活動時代まで含めて、これ以上にピーター・グリーンの内側に迫った内容の書籍はたぶん皆無だと思います。現在では絶版扱いのため、かなり入手困難だと思われますが、もしピーター・グリーンの情報を得たいと考えたのであれば、本書を探す以外、道はないと思います。それだけピーター・グリーンに関する書物というのは少ないですからね、残念ながら(苦笑)。
このほか、参考文献という位置付けであれば、元同僚のミック・フリートウッドがこれまた数年前に書いたフリートウッド・マックの内幕を語った暴露本 『THE PENGUIN』 という少し大きめのハードカヴァーの洋書も挙げられますが、こちらも同様に絶版扱いのため、現在ではかなり入手困難だと思います。尚、こちらにはフリートウッド・マックの未発表音源を収録したボーナス・ディスクが特典として書籍の巻末に綴じ込まれておりましたので、かなり食指が動く内容となっております。古本等で探してみる価値は十分にありますが、音楽関係の洋書というのは探すのがかなり難しいと思いますので、あまり参考にはならないかもしれませんが、万が一、という可能性もないことはないと思われますので、手にする機会が出来ましたら値段はともかくとして、悩まずに速攻で購入して下さい(笑)。
洋書 『PETER GREEN - THE BIOGRAPHY』 で、当時の新刊価格は$12.95でしたが、日本円ではたしか3000円ぐらいで販売されていたと思います。今も昔も専門分野の洋書というのは、相変わらず高価ですよね。ペーパーバックタイプの装丁で、全232頁!!とにかく読み応えは満点ですね(笑)ご参考まで。
ぼくは「アルバトロス」あのイントロ一発で天国です。
毎度、どーもです!!
札幌のそのお店、たぶん『NEW YORK MINUTE』のことですね。
setsukoさんという女性オーナーのお店で、雰囲気バツグンの
ROCK BARだと思います。
僕もだいぶ前になりますが、独身時代に札幌まで
この店主催のライブを観に遠征して来たこともあります。
あ、そういえば竹田和夫さんもこの店の常連でしたね、たしか(笑)
現在は閉鎖されてしまいましたが、コチラのサイトのBBSで
ナイトホークこと竹田さんとお話させていただいたこともありますんで、
平仮名「じみへん」と云えば、竹田さん、まだ覚えていらっしゃるかもしれませんね(苦笑)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~oota-k/peterin.htm
ここですわ(笑)リクリエイションのベースが北海道在住でしてここも顔出してるみたいです。
私の場合いわゆる復活後のグリーンの音源は何度か聞いたことあるのですが高校生の頃に聞いた英吉利の薔薇みたいなショックは全くなくて昔ブルースやっていたおじさんぐらいのものになっちゃって(^^;)
僕も復活後のピーター・グリーンは、2002年5月26日に
日比谷野音で行われた『JAPAN BLUES CARNIVAL』で生で観ました。
たしかにご指摘のとおり、復活後のピーター・グリーンは「廃人」同様で
昔のみる影はまったくなく、しばらくの間は完全な別人かと思えるぐらいでした。
か細い声で唄うヴォーカルは震えており、演奏に至っては
そのほとんどをサポートギタリストであるナイジェル・ワトソンが弾いているという始末‥‥。
あれは復活劇というより、無理矢理、表世界に連れ出された残酷劇のように思えたのは
僕だけだったのでしょうか??かなり衝撃を受けましたね、実際。
その後、ピーターの精神状態が著しく良くないらしく
現在は再び隠遁生活に入ってしまったんだとか。
もはやスプリンターグループも主役不在で解散状態だと聞いております。残念ですね。