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廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★MICK TAYLOR 「NASTY BLUES BRODCAST 1987」

2007年11月30日 | ROLLING STONES
仕事途中で立ち寄ったディスクユニオン某店の中古CDコーナーで購入したのがコレ。西新宿ではよく見かけるミック・テイラーの再発限定盤2CDですが、ユニオン中古価格でなんと税込840円でしたー!!いや驚き。

一瞬我が目を疑いましたが、何度見てもこの値段に間違いありません。この日の新着エサ箱の中には、同じ「IDOL MIND PRODUCTION」レーベルの中古ブートが大量に放出されておりましたが、他のストーンズ関連アイテムはほとんどが2千円台の中古価格が付けられておりましたので、やっぱりミック・テイラー名義の作品だけ例外だったみたいです(苦笑)。うれしい反面、少し悲しい気もしましたが、優良アイテムがこの値段で入手できたのですから、これは黙って手放しで喜ぶべきなんでしょう!!ラッキーでした。

ちなみに本ブート収録の1987年4月11日、東京・郵便貯金会館の音源は、当時FMで生放送された超有名音源で、既発ブートでも多数出回っており、僕も所有しておりましたが、今回のこのアイテムに収録されているのは、この日、番組司会を務めた井上堯之さんのMCもすべてノーカットで収録した完全版で、ここまで番組を忠実に収録した音源は持っていなかったので、とてもうれしかったですね!!音質はもちろん最高のステレオ・サウンドボード録音(ボーナストラック2曲も同様)で、これ以上ないぐらい完璧な状態で収録されておりました。

ディスク2は前日に行われた渋谷ライブインでのオーディエンス録音でしたが、こちらも音質良好な音源で、これだけキレイに収録されておればバッチリです!!しかもプレスCDですので、もはやこれ以上望むべくもない中古アイテムでした。

もう「ミック・テイラー&ホット・ウォーター・バンド、万歳!!」って感じですね(苦笑)

◎MICK TAYLOR & HOT WATER BAND 『NASTY BLUES BRODCAST 1987』 (IMP-N-014)
DISC.1:
01. M.C. & BAND INTRODUCTIONS
02. TUSKS
03. PUT IT WHERE YOU WANT IT
04. RED HOUSE
05. GIDDY UP
06. ROCK ME BABY *
07. M.C. & MT INTERVIEW
08. HOT WATER MUSIC (Part only)
09. LAUNDROMAT BLUES **
10. YOU GOTTA MOVE **

Live at Yubin-Chokin Hall, Tokyo, April 11, 1987 (SB)
* With Guest Guitar Player “Takayuki Inoue”

** Bonus Tracks
Live at Lone Star Roadhouse, New York City, Feb.21, 1990 (SB)

DISC.2:
01. TUSKS
02. I DON'T KNOW
03. GIDDY UP
04. ROCK ME BABY
05. RED HOUSE
06. PUT IT WHERE YOU WANT IT
07. CAN'T YOU HEAR ME KNOCKING (Incomplete)

Live at Live Inn, Shibuya, Tokyo, April 10, 1987 (1st Show)



★BILL WYMAN’S RHYTHM KINGS 「JUST FOR A THRILL」

2007年08月15日 | ROLLING STONES
 
突然ですが、皆さんはビル・ワイマンのソロ・アルバムって何枚ぐらい所有されてますか?

ストーンズを脱退したビル・ワイマンには何の未練もありませんが、通算5作目となるリズムキングス名義の本作 『JUST FOR A THRILL』 も含めて、僕は全CDを持っていたりします、実は(苦笑)。

ビル・ワイマンのどこがいいのか、どうして毎回買ってしまうのか、ちょっと自分でもよく判らないのが本音ではありますが、つまるところ、ほとんど惰性のみで買っているとしか思えません(笑)。高いお金を払って国内盤を買っても、どうせ1~2回しか聴かないのだから買わなくてもいいんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、それでもたぶん「これでいいのだっ!」などと元祖天才バカボンのパパのように答えて、結局は買ってしまうんだろうなあ~(笑)。なんとも不思議な魅力のある理解不能なミュージシャンです、このビル・ワイマンという男は。

で、今回取り上げたこの 『JUST FOR A THRILL』 ですが、とくにこれといってオススメできる特徴もありません(爆)。相変わらず「あの人は今!?」的な懐メロ大会と化しております。

ゲスト陣も相変わらず渋いミュージシャンの名前が多く、敢えて挙げるとすれば一曲めにマーク・ノップラーがギターで参加している点でありましょうか。その他は前作とほぼ同様と考えて構いませんね。

全14曲のカヴァー収録で、国内盤のみ「ジッターバグ・ブギ」「メロディ」のライヴ音源2曲がボーナストラックとして収録されております。どうせ買うなら輸入盤よりも2曲多いこちらの国内盤を買った方がお得かもしれませんが、興味のない人にはあまりメリットはないか(苦笑)。


◎BILL WYMAN'S RHYTHM KINGS 『JUST FOR A THRILL』 (ROADRUNNER, RRCY-21227)

01. DISAPPEARING NIGHTLY
02. ROLL'EM PETE
03. DOWN HOME GIRL
04. MISSISSIPPI FLYER
05. THAT'S HOW HEARTACHES ARE MADE
06. BOOTY OOTY
07. CADILLAC WOMAN
08. TOWN LIVING
09. THIS AIN'T UNITED NATIONS
10. MEMPHIS WOMAN
11. TAXMAN
12. JUST FOR A THRILL
13. CRY BABY
14. YOU DON'T KNOW

BONUS TRACKS:
15. JITTERBUG BOOGIE (LIVE)
16. MELODY (LIVE)


★DVD/ THE ROLLING STONES 「THE BIGGEST BANG」

2007年06月22日 | ROLLING STONES
 
おお、これまた超ド級の大型アイテムがリリースされますねえ(苦笑)。以前から発売が噂されていた 『ア・ビガー・バン・ツアー』 のライブDVD4枚組ボックスですね。2007年8月8日発売予定で税込価格9990円だとか。昨今の経済状況を反映して、国内盤DVDボックスでも「一万円札でオツリがくる(!)」というのが最大のポイントかもしれませんね(笑)。内容から考えると、ストーンズというビッグネームの新作アイテムにも関わらず、たしかにこれはかなりお買い得かもしれません!うんうん、こいつは楽しみです。要チェックっと!!

2005年8月にスタート、史上最高の興行収入を記録しながら現在も続く 『ア・ビガー・バン・ツアー』 から、2005~06年ツアーの模様を贅沢に収録した4枚組DVDボックス。音声はドルビー・デジタル 5.1chサラウンド&リニアPCM 2chステレオという豪華仕様です。(※収録時間:約420分/カラー/日本語字幕/解説付)


◎DVD/ THE ROLLING STONES 『THE BIGGEST BANG』 (UNIVERSAL)



【収録予定内容】
◆ディスク1:全体の4thレグとなる2度目の北米ツアーから、2006年10月22日のテキサス州オースティン、ジルカ-・パークでのステージを、ミニ・ドキュメンタリーと併せて収録。ストーンズ・ライヴの定番曲は勿論、ご当地ウェイロン・ジェニングスの「ボブ・ウィルス・イズ・スティル・ザ・キング」、キースが歌うバディ・ホリーの「ラーニング・ザ・ゲーム」といった貴重なカヴァー曲や、今ツアーにおける目玉曲の一つ「スウェイ」も披露。さらにイタリアはミラノでのリハーサルから「アイ・キャント・ビー・サティスファイド」(原曲はマディ・ウォーターズのカヴァーで、ストーンズ自身、アルバム『No.2』でカヴァー)もボーナス収録!

◆ディスク2:2006年2月18日ブラジルはリオ・デ・ジャネイロのコパカヴァーナ・ビーチに200万人ともいわれるオーディエンスを集めた音楽史上最大の歴史的なフリー・コンサートと、その壮大なドキュメンタリーを収録。代表曲のオンパレードに加え、レイ・チャールズのレアなカヴァー「ザ・ライト・タイム」もプレイ。

◆ディスク3:2006年の来日公演、ストーンズ史上初の記念すべき中国公演、スタジアム周りで暴動が起きるほどの熱狂を巻き起こしたアルゼンチン公演の模様を、それに伴うオフショットも交えて収録!さらにはゲストに招かれたボニー・レイット、エディ・ヴェダー(パール・ジャム)、デイヴ・マシューズ等とのフィーチャレットとパフォーマンスもフィーチャー!

◆ディスク4:スーパーボウルのハーフタイム・ショウに出演した際の模様を含むツアー全体の長尺ドキュメンタリーと、ボブ・マーリィー「ゲット・アップ、スタンド・アップ」、オーティス・レディング「ミスター・ピティフル」のカヴァー、そして各メンバーをフィーチャーしたスペシャル・フッテージも収録。


★DVD/THE ROLLING STONES 「SUPERNOVA」 HALCYON

2007年04月10日 | ROLLING STONES
 
雑誌『beatleg』の広告でも話題になっていた2006年さいたまスーパー・アリーナ公演の世界初登場映像を収録したDVD 『SUPERNOVA』 が発売されておりましたー!!僕が購入したのは先週の金曜日でしたが、それよりも前に店頭発売が開始されていた様子でしたね(※発売開始日時の詳細不明)。

今回はWOWOWで放送される前のプレリールと放送された2種類のバージョンがプレスDVDで収録されております。放送前のバージョンが世界初登場の映像で、ストーンズのメンバーが車で会場入りするシーン(※ココは非常に鮮明な映像で驚きました!!)から舞台裏まで映しております。ライブ本編に入りますと編集前のフィルムが元になっているせいか若干画質が落ち、画面上部にタイムコードが入ってしまいますが、それでも十分キレイな映像ですので鑑賞する分には、ほとんど問題ありませんね。実際に放送されたものと放送前のプレリールでは、微妙にミックスが違うなど、細かく観れば観るほど新たな発見が出てくるかもしれません。

放送されたバージョンは当初、ダブル・レイヤーのみの発売が予定されていましたが、再生するDVDプレイヤーの機種によっては再生時に不具合が生じる可能性があると判明したため、急遽、シングル・レイヤーのDVD2枚もボーナス・ディスクとして付けて販売することになったそうです。画質的にはシングル・レイヤーの方が、ダブル・レイヤーよりもさらに高画質だと思いますので、これは嬉しい誤算でありました(苦笑)。

さらに!さらに!初回発売分には少し前に話題になったアルバム 『a bigger bang』 のアーリーミックス音源もプレスCDで付いてくる(!)というのですから、これはもう驚きです。僕は既発アイテムを一切購入していませんでしたので、これも嬉しい初回特典でしたねー(苦笑)。

占めてプレスDVD4枚組み+プレス1CDの合計5枚組みで、税込価格5800円(!)というのですから、これはもう買うしかないでしょう!!!!どうせ買うなら、やはり初回盤です。たぶんかなり大量に用意はされていると思いますので、そんなに慌てなくても大丈夫かと思いますが、早いに越したことはないですね(苦笑)。まだ永久保存盤と呼べる2006年さいたまスーパー・アリーナ映像をお持ちでない方は、是非この機会に入手されてみてはいかがでしょうか。普段、ブートレッグなど買ったことがないという方にこそ、まずはココから手始めに挑戦してもらいたいですね。内容に関しては最高クラスのオフィシャル級(※というか元はオフィシャル映像なので、爆!)ですので、まったく問題ありません。今後、ストーンズ来日公演の定番映像になること間違いなしのベリー・ナイスなアイテムです!!これは万人にオススメできますよ。




◎THE ROLLING STONES 『SUPERNOVA』 (HALCYON)

DVD - DISC.1: pre broadcast version (single layer)
01. ARRIVAL
02. INTRODUCTION
03. JUMPING JACK FLASH
04. IT'S ONLY ROCK'N ROLL
05. LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER
06. OH NO, NOT YOU AGAIN
07. SWAY
08. WILD HORSES
09. RAIN FALL DOWN
10. MIDNIGHT RAMBLER
11. TUMBLING DICE
12. BAND INTRODUCTON
13. THIS PLACE IS EMPTY
14. HAPPY
15. MISS YOU
16. ROUGH JUSTICE
17. START ME UP
18. HONKY TONK WOMEN
19. SYMPATHY FOR THE DEVIL
20. PAINT IT, BLACK
21. BROWN SUGAR
22. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
23. SATISFACTION


DVD - DISC.2: broadcast version (double layer)
01. INTRODUCTION
02. JUMPING JACK FLASH
03. IT'S ONLY ROCK'N ROLL
04. LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER
05. OH NO, NOT YOU AGAIN
06. SWAY
07. WILD HORSES
08. RAIN FALL DOWN
09. MIDNIGHT RAMBLER
10. TUMBLING DICE
11. BAND INTRODUCTON
12. THIS PLACE IS EMPTY
13. HAPPY
14. MISS YOU
15. ROUGH JUSTICE
16. START ME UP
17. HONKY TONK WOMEN
18. SYMPATHY FOR THE DEVIL
19. PAINT IT, BLACK
20. BROWN SUGAR
21. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
22. SATISFACTION

※Recorded live at SAITAMA SUPER ARENA, SAITAMA, JAPAN, APR. 2nd 2006






※コチラが特典ディスクのプレス1CD 『A BIGGER BANG MONITOR MIX』 全18曲入り、78分46秒収録です。


★MICK TAYLOR BAND 「LIVE IN HUNGARY 2001」

2007年03月16日 | ROLLING STONES
つい最近入手したミック・テイラーのブートレッグ盤 『LIVE IN HUNGARY 2001』 ですが、コレは予想していた以上に素晴らしい内容でしたので、いやはや驚きましたー!!どうやら最近発売されたばかりの新作ではなく、すでに2005年にリリースされていたアイテムのようですので、これまでまったく気が付かないでいたとは、いやー不覚でしたね(苦笑)。デジパック仕様、プレス1CDで税込価格2500円でした。

元々、音質最高のサウンドボード音源だという触れ込みでしたので、一定水準以上のブートレッグであろうとは予想しておりましたが、ことのほか超高音質(!)だったことに加えて、この日の演奏内容もまた「グレイト!!!」というほか説明のしようがないほど素晴らしいライブ音源が収録されておりました。ううーむ、このレベルだと過去に発売されている公式ライブ盤よりもクオリティは完全に上で、このままオフィシャル盤として発売してもなんら問題ないですね。それぐらいに完成度は高く、過去に発売されたミック・テイラーのブートレッグ物の中でも1、2を争うぐらいハイレベルなアイテムですね。正直、一聴した瞬間、身体中に電気が走りましたからね(苦笑)。

また本盤の特筆すべき点は、晩年の故ノエル・レディングと共演していることが挙げられます。ミック・テイラーとノエル・レディングの核融合がどのように発生しているかが興味のポイントでしたが、イントロ部分から始まり、ジミヘンも得意としていたブルース・カヴァーの「Catfish Blues」、それに続く怒涛の「Red House」とたたみ込まれては、もはや悶絶死するほかありません(苦笑)。いやー参りました。とにかく「スゴイ!」の一言であります。この日はたぶん、ミック・テイラーの身体の中にきっとジミヘンが降臨してきていたんでしょうね。それぐらい神々しい、とにかく熱いライブ演奏が本盤の中に記録されております。これはミック・テイラーファンだけにとどまらず、ジミヘンファンにとっても聴かずには要られないライブ音源だと思いますよー!!

本盤収録内容がイントロ部分を含めて6曲だけでありましたので、たぶんまだこれ以外にも演奏していたんじゃないかなと予測されます。願わくば、この夜のすべてのライブ音源を収録した完全盤が出てくることを期待してやみません。これだけの超高音質なライブ音源ですから、マスターテープはきっとオフィシャルに録音されたもので、世界のどこかに完全収録版が保存されているはずだと思いますからね(苦笑)。

ああ、それにしても何度も繰り返すようですが、本当に素晴らしいライブ盤でした!!これはオススメ盤というより、「今スグ買って聴け!盤」とでも表現した方が、きっと正しいですね(苦笑)。ここ最近入手したアイテムの中でも、傑出した大当たりの一枚でありました。たぶん海外からの直輸入盤だと思いますので、日本の卸業者にもそんなに枚数は入ってきていないアイテムだと思います。まさに「見つけた時が買い時」と呼べる典型的なアイテムだと思いますので、店頭で見かけた方は迷わずに速攻レジに向かって下さいねー!!
(※しっかし、それにしてもこのジャケ写はないですよねー、元祖でぶやの石ちゃんかと思ったぞ!苦笑)



◎MICK TAYLOR BAND 『LIVE IN HUNGARY 2001』

01. Intro (1:10)
02. Catfish Blues (14:05)
03. Red House (11:20)
04. Little Red Rooster (8:50)
05. You Shook Me (8:55)
06. I Wonder Why (7:45)

Recorded LIVE in Hyngary 2001 from SOUNDBOARD
feat. John Coghlan (Ex-Status Quo) and Noel Redding (Ex-Jimi Hendrix Experience)
Dedicated to the late Noel Redding, May 11, 2003


 

★DVD/THE ROLLING STONES 「NAKID film」 HALCYON

2006年11月20日 | ROLLING STONES
 
雨降る日曜日、西新宿へ出掛けてきました。案の定、こんな天気でしたから西新宿界隈も空いているだろうと思いきや、悪天候ゆえ新宿の地下通路は混んでいましたねえ、とくにビッグカメラのある小田急ハルクの辺りは(苦笑)。まったく日本人はなぜこうも人がたくさんいるところが大好きなんでしょうか。中には人混みなんか大嫌いだと云う人もいると思いますが、そういう人に限って休日にわざわざ電車に乗って都心へ出掛けたりしてるんですよね。自己矛盾していることに気が付かないんでしょうか、そういう方々は(※自分も含めてですけど、苦笑)。

さて、そんな中、いつものとおり立ち寄った西新宿BFでまたしても新作を見つけてしまいました(泣)。本来ならば、わざわざ来たのに無駄足にならなかったと喜ぶべきはずなのですが、ここのところ相次ぐ新作リリースで懐がかなり寂しくなっていた故、歓迎すべき新作リリースもなんだか恐怖に感じつつある今日この頃なのであります(苦笑)。

今回、見つけてしまったのは雑誌 『beatleg』 最新号でも告知広告(但し写真のみ)が出ていたローリング・ストーンズのプロショット映像(!)プレスDVD 『NAKID film』 (HALCYON) でございます。税込価格4800円でした。これは先般、プレスCD2枚組にて先行発売されていた 『NAKID』 と同内容の映像版であります。そうなんです、こちらのCDは音源部分のみを抽出したサウンドボード流出音源だったのですねー!!不幸中の幸いとでも云えばいいのでしょうか、何となく嫌な予感がしておりましたので、僕は今までこのCDの購入を見送って参りましたが、ここにきてようやくその嫌な予感が的中(!)したことが判明した次第であります(苦笑)。

僕はCD版未購入でしたので迷わず即購入できましたけど、すでに前述のCDを買ってしまわれた方は複雑な心境でしょうね。しかしながら、プロショット映像が存在するとわかれば音だけでなくやっぱり映像版でも観たいでしょうから、これは痛いでしょうけど泣く泣く追加購入してしまうんでしょうねえ、きっと(苦笑)。よってお店にとっては理想的な計画的「二毛作」収穫となった訳でありますね(笑)。今年はストーンズで豊作なこと間違いなしでしょう、たぶんね。

で、肝心のDVDですが、完璧なプロショット映像ですから画質に関してはまったく問題はありません。オフィシャル級の超高画質です。尚、収録されたマスター映像は、そもそも埼玉スーパーアリーナ公演をテレビ中継するためテスト用に撮影していたプロ映像が流出したものですから画質が悪かろうはずがありませんよね(苦笑)。ブートDVDに慣れていない方でも安心して鑑賞することができます。但し、音質に関しては既発CD同様に、観客席の音声がほとんど聞き取れない、やや不自然な感じのサウンドボード音源(※高音域では多少音割れするような感じもしますね・・・・)ですので、この点だけはやはり減点対象でしょうか。

また、既発CDと同じく収録曲「MISS YOU」に関しては、機材上のトラブルで途中カットされているシュート・バージョンでの収録となっておりますが、これはBF店内の断り書きにもありました通り、マスターテープの時点からそうなっている箇所だそうですので仕方がありませんね。でも、そんなに違和感なく上手く繋ぎ合わされていましたので、同曲を聞き慣れている方でしたら一瞬「えっ?」と思われるかもしれませんが、そうでない方はどこでカットされているのか気が付かないと思いますよ。まさに職人技です(笑)。

埼玉スーパーアリーナでの映像は完璧でしたので、放送された映像と比べたら分が悪いかもしれませんが、これだけ綺麗な映像でリリースされた訳ですから、少なくとも3月22日に東京ドームに観に行かれた方は全員買いたくなるアイテムではないでしょうか。ところどころですが、アリーナ席にいた観客の顔もバッチリ映っておりましたので、身に覚えのある方々にとっては一生のメモリアム・アイテムとして家宝になるのではないでしょうか(苦笑)。お心当たりのある方は是非どうぞ!!

それにしてもこんなヤバイ流出アイテムが出回ってしまって、日本公演の関係者が逮捕されることはないのでしょうか、そちらの方がちょっと心配だったりしますよねえ。後々ブート業者にとっても嫌な影響が出なければいいのですが・・・・、いやはや大きなお世話ですよね。老婆心でした(苦笑)。


◎DVD/THE ROLLING STONES 『NAKID film』 (HALCYON)

01. INTRODUCTION
02. JUMPING JACK FLASH
03. LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER
04. SHE'S SO COLD
05. OH NO, NOT YOU AGAIN
06. SWAY
07. AS TEARS GO BY
08. TUMBLING DICE
09. RAIN FALL DOWN
10. NIGHT TIME IS THE RIGHT TIME
11. BAND INTRODUCTION
12. THIS PLACE IS EMPTY
13. HAPPY
14. MISS YOU
15. ROUGH JUSTICE
16. GET OFF OF MY CLOUD
17. HONKY TONK WOMEN
18. SYMPATHY FOR DEVIL
19. PAINT IT, BLACK
20. START ME UP
21. BROWN SUGAR
22. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
23. SATISFACTION

※Recorded Live At TOKYO DOME, TOKYO, JAPAN, MAR. 22nd 2006




★NEW BARBARIANS 「LIVE IN MARYLAND - BURIED ALIVE-」

2006年10月29日 | ROLLING STONES
 
つい先日になりますが、ストーンズのロン・ウッドが設立した自主レーベル、Wooden Recordsからの第一弾作品が発売されました。すでに皆さんご存知だと思いますが、ロニー、キース・リチャーズ、スタンリー・クラーク、イアン・マクレガン、ボビー・キーズらで結成した「NEW BARBARIANS」名義で、1979年メリーランドでのライブ音源を完全収録(全20曲)したものです。古くからブートレッグとして愛されてきたタイトルですから、目新しい音源だという訳ではありませんが、こうしてオフィシャル盤としてリリースされるとは夢にも思っていませんでしたから、10数年前と現在とでは、まさに隔世の感を禁じ得ませんね。マニアにとって本当にいい時代になったもんです(苦笑)。

ライブ内容に関しては、もう説明の必要がないと思います。興味をもった方はすぐに購入して実際にご自分の耳で聴いてみて下さい。それが一番正しい作品評価だと思います。ブートレッグとして出回っていたサウンドボード音源も極上レベルでしたので、それほど音質が向上したという感じはしませんが(※元々音質は良かったので)それでもロン・ウッド所有のマスター音源から制作された公式ライブ盤ですから、やはりその音質の素晴らしさは一味違いますね。

ファンが聴きたい曲がココには収録されており、それがまた最高の音質で再現できるのですから、もはやマニアでなくても欲しくなるアイテムと云えるのではないでしょうか? 名曲「ラブ・イン・ヴェイン(むなしき愛)」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン」(※もちろんヴォーカルはキースです!)といったストーンズの曲もバリバリ演奏しておりますので、これはもう一家に一枚、いや二枚(笑)は欲しい、家宝級の極上アイテムであること間違いなしです。CD2枚組で、ちなみに僕はHMV通販からUK輸入盤税込価格2512円で購入しました。尚、本作は輸入盤だけでなく国内盤仕様でも発売されておりますので、是非入手して聴いてみて下さい!!

こうなると、この自主レーベルWooden Recordsからの第二弾は何が出てくるのか、非常に楽しみですよね(苦笑)。少し気が早いのですが、今から次回作にも期待しております。ぐふ。


◎NEW BARBARIANS 『LIVE IN MARYLAND - BURIED ALIVE- 』 (Wooden Records, CDWDN2)

DISC.1:
01. Sweet Little Rock N Roller
02. Buried Alive
03. F.U.C Her
04. Mystifies Me
05. Infekshun
06. Rock Me Baby
07. Sure The One You Need
08. Lost & Lonely
09. Love In Vain
10. Breathe On Me

DISC.2:
01. Lets Go Steady
02. Apartment No.9
03. Honky Tonk Women
04. Worried Life Blues
05. I Can Feel The Fire
06. Come To Realise
07. Am I Grooving You?
08. Seven Days
09. Before They Make Me Run
10. Jumping Jack Flash


★THE ROLLING STONES 「STEEL WHEELS MONITOR MIX」

2006年10月18日 | ROLLING STONES
 
先日、西新宿へ行った際にローリング・ストーンズのブートレッグを久々に購入しました。タイトルは 『STEEL WHEELS MINOTOR MIX』 で、少し前に話題になった流出アイテムですね。名盤 『STEEL WHEELS』 のモニター・ミックス音源で、音質はオフィシャル級で完璧。このまま公式盤として発売しても問題ないぐらいに音質は良かったです。西新宿界隈では、幾多の競合レーベルからも同内容のアイテムが発売されており、どのレーベルも手を変え品を変え、なんとか差別化を図りながら弱肉強食の闘いを繰り広げている最中のようです(苦笑)。

僕が購入した HALCYON レーベルの本アイテムに関しましては、「CDRではなくプレスCDであること」、「ダウンロード音源をコピーしたものではなくマスターを借り受けたものであること」が他レーベルとの違いで、価格も税込み2800円でしたので、迷うことなく本レーベル作品を購入しました。ジャケットもなかなかイイ感じです。

制作途中段階でのモニターミックスのため、オフィシャル発売されたアルバム収録曲とは、曲順も曲名(歌詞)も違っている点がまず興味を惹きます。なかでも一番驚いたのは、ミックではなく、キースがヴォーカルをとっている激レアな「ALMOST HEAR YOU SIGH」が収録されている点でありましょうか。これにはブッたまげましたが、たしかによくよく聴き返してみると、キースのソロ曲であっても全然違和感のない曲でしたので、なるほどなあ~と感心しましたね。お蔵入りさせてしまうには、あまりにも勿体ないオルタネイト・バージョンだと思います。興味をもたれた方は、コレ是非聴いてみて下さい。いいですよ、最高です!!


◎THE ROLLING STONES 『STEEL WHEELS MONITOR MIX』 (HALCYON)

01. SAD SAD SAD
02. HEARTS FOR SALE
03. ALMOST HEAR YOU SIGH
04. CALL GIRL BLUES “BREAK THE SPELL”
05. CONTINENTAL DRIFT
06. CAN'T BE SEEN
07. FANCY MAN BLUES
08. BLINDED BY LOVE
09. HOLD ON TO YOUR HAT
10. STEEL WHEELS “ROCK AND A HARD PLACE”
11. MIXED EMOTIONS
12. SLIPPING AWAY
13. READY YOURSELF
14. TERRIFYING
15. FOR YOUR PRECIOUS LOVE

※Recorded at Air Studios, Montserrat & Olympic Studios, London, May & June 1989


★MICK TAYLOR 「JACK JEGG'S 2000」

2006年08月13日 | ROLLING STONES
 
先週の金曜日に発売されたばかりであるミック・テイラーのライブ盤を購入して来ました。2000年US East Coast Tourの9月16日ジャックレッグス公演を超高音質のステレオ・サウンドボード録音で完全収録したもので、2枚組CDR、税込価格3800円でした。質・量ともにこのクオリティでこの価格であればまったく文句のつけようがありません!!優良音源が数多く出回っているミック・テイラーの2000年ツアーでありますが、その中でもこのアイテムは最上位にランクインする決定盤だと思いますね。久々の優良オススメ印ですよ(苦笑)!

内容的には、実はこれといって特筆すべきことがない(!)のでありますが、この時期に行われていたライブ活動の最も平均的かつ終始安定した演奏が収められておりますので、最初から最後まで安心して聴くことができる点が最大のポイントでしょうか(苦笑)。録音状態も完璧で、思わず「あれっ、これってスタジオ録音だったっけ?」と思わせてしまうぐらいキレイに録れております。オーディエンス・ノイズも演奏中はほぼ皆無ですし。アメリカ国内でのクラブツアーにしては、非常にお行儀のよいオーディエンスに恵まれた演奏日だったのでしょう(笑)たぶんね。

とにかくこの時期のミック・テイラーのライブ活動を知るには、最適な音源資料であることは間違いありませんので、ブルース好きのミック・テイラーのファンならば、一家に一枚もっていて損のないアルバムだと思います。各楽器の細かな演奏音まで驚くぐらい完璧に拾えていますから、もちろんブート初心者にも安心してオススメできますよ!!

なお、こちらのアイテムはとくに「数量限定版」ということではないので、すぐに売り切れる心配はないと思いますが、気になるのはこの3800円という特別プライスですよね(苦笑)。元々あまり枚数は売れないと判断して、最初からこの値段で販売した可能性が高いため、初回製造枚数は他アイテムに比べて少ないかもしれませんので「どうしても、絶対に欲しい!」と思われた方はこのお盆休み中に早めにゲットしておいた方が安全かもしれませんね。

※あ、ちなみにこちらのアイテムを販売されている西新宿ダイカン9Fのお店は、8月14日(月)~16日(水)まで夏期休業だそうですので、店休日に西新宿訪問を計画をされている方はどうぞお気をつけ下さい。


◎MICK TAYLOR 「JACK JEGG'S 2000」(TRIAL-159)

Disc.1:
01. Secret Affair
02. Twisted Sister
03. Late At Night
04. Losing My Faith
05. You Gotta Move

Disc.2:
01. Going South
02. You Shook Me
03. Blind Willie McTell
04. Boogie Man

Mick Taylor - Guitar, Vocal
Max Middleton - Keyboard
Michael Bailey - Bass
Robert Ahwai - Guitar
Martin Ditcham - Drums

STEREO SOUNDBOARD RECORDING


★MICK TAYLOR 「STATESBORO BLUES 1987」

2006年08月01日 | ROLLING STONES
 
少し前に発売されたミック・テイラー初来日公演時のオーディエンス録音物です。以前にも関西公演の音源がMASTERPORTレーベルからリリースされたことがありましたが、今回登場した音源は1987年4月9日に行われた東京:渋谷LIVE INNでの公演2回分の完全収録盤であります。驚いたのはその音質の良さ。オーディエンス録音でありますが、非常に聴きやすく下手なサウンドボード録音では太刀打ちできないくらい音質はクリアーで、臨場感溢れる超高音質のライブ盤でありました。昔懐かしい段ボールタイプの紙ジャケ仕様プレス2CDで税込価格4500円でした。これはお買い得でしたね!!

ファーストショーとセカンドショーでは選曲もガラっと替わって演奏されているため、一粒で二度美味しいライブ音源です。面白いのは選曲の違いだけでなく、ショーの雰囲気もガラっと変わっている点で、1回目のショーは比較的おとなしい観客層がメインだったせいか、クールな大人のブルース演奏が堪能できましたが、2回目のショーになると観客の野次が飛び交い、そんな野次まできれいに拾って録音されておりますので、ある意味貴重な録音物だということもできると思います。日本語がまったく判らなかった当時のミック・テイラーはどのような心境で演奏を続けていたのでしょうか、もしかしたら声援と間違えてノリにノッテ演奏していた可能性もあるかもしれませんが、当時実際にライブ会場に足を運んだ方のお話を聞きますと賛否両論の意見が出ていますので、人によって随分と見方や捉え方も違うのだなあ、という風に感じましたね。

ま、想像するに「元ストーンズのミック・テイラー」だと思ってストーンズ・サウンドの再現を期待して観に行かれた方は「ガッカリ」して帰ってきたのかもしれませんし、純粋にフュージョン系のサウンドも受け入れることが出来たファンにとっては「これもミック・テイラーだ」と満足して帰って来られたに違いありません。僕はどちらかというと後者に属しますので、ミック・テイラーの生演奏であれば、すべてOKだったと思います(苦笑)。

それから気になるのは、この日のセカンド・ショーでゲスト参加した謎の日本人ギタリスト「カンタロウ氏」というのが一体誰なのか?という問題でありますが、僕が推理するに「憂歌団の内田勘太郎氏」ではないかと思っておりますが、いかがでしょうか?

では、なぜ「憂歌団の内田勘太郎氏」ではないかと考えたかといいますと、

【1】 まず、名前が「カンタロウ」と紹介されている点。
【2】 1987年という年代を考えると、年齢的にもドンピシャな感じがする。
【3】 腐っても鯛のミック・テイラーと共演するぐらいだから、それなりの技術が必要。アマチュアのギタリストが同じステージに立つとは考えられない。
【4】 観客の野次の中に「お掃除おばさんっ!」という掛け声が記録されているが、75年発表の憂歌団のシングル曲名が「おそうじオバチャン」であること。
【5】 憂歌団の内田勘太郎氏は大のクラプトン・ファンであるため、ブルースブレイカーズ繋がりでミック・テイラーにも興味をもっていた可能性が大と考えられるため。

以上の5つの推理を元に、私はこの「カンタロウ」=「内田勘太郎」説を唱えたいと思いますが、はてさて実際はどうだったんでしょうか?

当時ライブに行かれた方も「内田勘太郎」という名前は知らなかったため、いまだにその真相は闇の中なのでありますが、どなたか内田勘太郎氏ご本人から話を聞かれた方はいらっしゃいませんかねえ? サイトでいろいろ探してみましたが、結局は推理を裏づけできそうな解決キーワードは一切見つからず仕舞いでした(苦笑)。


◎MICK TAYLOR & HOT WATER BAND 『STATESBORO BLUES 1987』(IDOL MIND PRODUCTION, IMP-006)

DISC.1 : 1987-04-09 1st Show
01. Opening
02. Tusks
03. Put It Where You Want It
04. Will It Go Round In Circles
05. Red House
06. Goin' South
07. Giddy Up
08. Can't You Hear Me Knocking
09. Going Down

DISC.2 : 1987-04-09 2nd Show
01. Opening
02. I Don't Know
03. Put It Where You Want It
04. Stormy Monday Blues
05. Statesboro Blues
06. Hot Water Music
07. Goin' South
08. Can't You Hear Me Knocking
09. Rock Me Baby


★ローリング・ストーンズ来日公演、5月WOWOWで放送決定!

2006年03月25日 | ROLLING STONES
 
WOWOWの番組サイトを眺めていたら、なんと現在来日中であるローリング・ストーンズのライブ公演映像が5月にWOWOWでハイビジョン放映されることが決定したそうです!!
うおー、拍手拍手ーっ!!パチパチパチ!!

ライブ収録日は4月2日(日)に行われる「さいたまスーパーアリーナ」で、放送日時は5月27日(土)午後10時からのオンエア予定だそうです。なんでも1回限りのハイビジョン放送だそうですので、これはもう録画必至、見逃し厳禁のライブ番組になりそうですね。もしかしたら、後々 『ローリング・ストーンズ・ライブ・イン・ジャパン』 とか何とかいってライブDVD化される可能性も無きにしもあらずですが、とりあえずはWOWOWの放送で楽しみたいと思います。埼玉公演に行かれる方はメモリアルな映像になること間違いなしですね!!私も楽しみです!!

※The Rolling Stones A BIGGER BANG JAPAN TOUR 2006 WOWOW ONLINE


★ザ・ローリング・ストーンズ「サタニック・マジェスティーズ」3D紙ジャケ

2006年03月18日 | ROLLING STONES
 
ストーンズの来日公演もいよいよ迫って参りましたね~。来日公演に合わせて、毎度のことですがストーンズ関連の紙ジャケCDやら企画本やらが大挙して店頭に並んでおります。そんな中、今回、発売前からかなり話題になっていた国内盤3Dジャケ採用の紙ジャケCD 『サタニック・マジェスティーズ』 が我が家にも届きました。ユニオンの箱入り全買いセットにも、たしかに心が揺らぎましたが、とりあえず今回はこの 『サタニック・マジェスティーズ』 のみを購入することにしました。たしかに紙ジャケ化ということで、アイテム自体はかなり欲しかったことは事実でありますが、音源が以前発売されたSACDハイブリッド盤のCD音源をそのまま再利用している、という点が妙に引っかかりまして、どうせならハイブリッド盤のまま紙ジャケ化して出せばいいのに、なんて思いながら、本作を購入した次第であります。

で、気になる3Dジャケの出来でありますが、やはりオリジナル仕様には程遠いチャチな3Dジャケのままでありました。見る角度によっても顔が動かないですし、何の工夫も感じられない単なるリイシュー化でしたので、ちょっとガッカリしましたね。やはりといいますか、これまた読みが的中してしまった感じです(苦笑)。熱狂的なストーンズ・ファンであれば「これもまたよし」とするところでしょうが、僕からしてみれば以前発売されたSACDハイブリッド盤デジパック仕様がリリースされた時の方がよっぽどアドレナリンが上昇しましたね。ま、これは個人の好みの問題だとは思いますが(苦笑)。


★BERNARD FOWLER 「FRIENDS WITH PRIVILEGES」

2006年03月13日 | ROLLING STONES
 
巷ではストーンズの来日公演の話題で盛り上がっているのかもしれませんが、僕個人としてはストーンズ人脈の一人である、このヴァーナード・ファウラーの1stソロ・アルバムが日本から先行発売されたことに大いなる拍手を贈りたいと思います。実力から考えると少々遅すぎた感もありますが、満を持しての今回のソロ名義アルバム発表ですから、参加しているミュージシャンもまたスゴイこと(笑)!!

ストーンズ人脈からはロン・ウッドを筆頭にダリル・ジョーンズ、リサ・フィッシャーの名前が挙がっておりますが、すごいのはこのほかのメンバーです。僚友のスティーヴィー・サラスは当然のことながら数曲で相変わらず強烈なギターを弾きまくっておりますし、ワディ・ワクテル、ダグ・ウィンビッシュ、アイヴァン・ネヴィルといったとっても濃~い面子のバックアップも華を添えております。そうそう、TOTOのスティーヴ・ルカサーとサイモン・フィリップスも参加しております。並みのミュージシャンではこれだけの面子が揃ってゲスト参加してくれるなんてこと、まずないでしょう。さすが組織の力は違います(苦笑)。ストーンズ・ファンは黙って買うしかないでしょう、コレは。

収録内容はオリジナル曲に混じって、ストーンズの「ワイルド・ホーシズ」やニール・ヤングの「シナモン・ガール」をカヴァーしております。とくにこの「シナモン・ガール」の演奏ですけど、ニール・ヤング風の歪んだギターをさらにファンキーにした感じだったんですけど、クレジットをみたらやっぱりスティーヴィー・サラスが弾いておりました(笑)サスガです!スティーヴィー+バーナード・ファウラーと云ったら、95年に結成されたニッケルバックの再演ですよね。ああ、懐かしい!!

また、「ゲット・アウェイ」という曲ではロン・ウッドとスティーヴァー・サラスのツイン・ギターを披露しております。うっ、これってかなり貴重な演奏かもしれません!!そこにバーナードの絶品ヴォーカルが加わる訳ですから、これでスゴクない訳ないですよね。これでストーンズ・ファンも必聴盤である理由がお判りになりましたよね(笑)。

ちなみにこのCDですが、SACDとのハイブリッドディスクになっておりまして、SACDプレイヤーで再生すればオリジナルからすべてDSDマスタリング方式で録音されているため、もっとハイクオリティな音質で楽しむことができるはずです!国内盤デジパック仕様で税込価格2625円でした。オススメです!!


◎BERNARD FOWLER 『FRIENDS WITH PRIVILEGES』 (VILLAGE, VRCP-12002)

01. POP THAT THANG
02. CINNAMON GIRL
03. YOUR FUTURE
04. I GO TO PIECES
05. BROKEN MAN
06. GET AWAY
07. TRANCE
08. NEW YORK TIME
09. WILD HORSES
10. SMALL
11. YOU KNOW WHAT I MEAN
12. NEVER MET A GIRL


THE ROLLING STONES 「A Bigger Bang」 Special Edition

2006年01月16日 | ROLLING STONES
 
昨年初秋に発売になったストーンズ新作 『A Bigger Bang』 のスペシャル・エディションを購入した。ボーナスDVD付きの2枚組でUS輸入盤、アマゾン税込価格2280円でした。これはお買い得です!!しかもこの輸入盤、コピーコントロールCDでないばかりか、付属のDVDはNTSC方式のリージョンオールで日本国内でも通常再生可能です。おまけに日本語の字幕スーパーまで選択できてしまう(!)というのですから、東芝EMIから発売される同内容の国内盤(セキュアCD)なんて待たずに速攻決断!これを買わずに何を買うってな感じで即購入に踏み切りました。今なら注文後24時間以内に発送となっていますので、都内であれば翌日には商品が届いてしまいますよ(笑)。まったくもって便利な世の中になったもんです、世界は狭い!!

尚、このボーナスDVDですが、映像特典のほかにCD未収録の新曲2曲も入っておりますので、これは新作をすでに購入されてしまった人も買い替え必至だと思います。ダブリ買いは免れませんが、姑息な販売手段とストーンズを非難するよりも、バージョンUPされた公式アイテムを発売してくれてどうもありがとう!と感謝したいところですね。ちなみに以前発売されたCDのみの通常盤ですが、アマゾンだと税込912円と現在ではほぼ投げ売り状態になっております。一瞬、シングルCDかと思いきや全16曲収録となっておりましたので、やはり見切り販売だと思いますね(苦笑)。ううーむ、なんとも複雑な心境でありますが・・・・。


◎THE ROLLING STONES 『A Bigger Bang』 (Virgin)

DISC.1:
01. Rough Justice
02. Let Me Down Slow
03. It Won't Take Long
04. Rain Fall Down
05. Streets of Love
06. Back of My Hand
07. She Saw Me Coming
08. Biggest Mistake
09. This Place Is Empty
10. Oh No Not You Again
11. Dangerous Beauty
12. Laugh I Nearly Died
13. Sweet Neocon
14. Look What the Cat Dragged In
15. Driving Too Fast
16. Infamy

DISC.2: BONUS DVD
01. Introduction to a Bigger Bang
02. Streets of Love [Video]
03. Streets of Love [TV Performance]
04. Rough Justice [TV Performance]
05. Under the Radar [New Song]
06. Don't Wanna Go Home [New Song]
07. Rain Fall Down [Ashley Beedles Heavy Disco Vocal Re Edit]