つい先日になりますが、ストーンズのロン・ウッドが設立した自主レーベル、Wooden Recordsからの第一弾作品が発売されました。すでに皆さんご存知だと思いますが、ロニー、キース・リチャーズ、スタンリー・クラーク、イアン・マクレガン、ボビー・キーズらで結成した「NEW BARBARIANS」名義で、1979年メリーランドでのライブ音源を完全収録（全20曲）したものです。古くからブートレッグとして愛されてきたタイトルですから、目新しい音源だという訳ではありませんが、こうしてオフィシャル盤としてリリースされるとは夢にも思っていませんでしたから、10数年前と現在とでは、まさに隔世の感を禁じ得ませんね。マニアにとって本当にいい時代になったもんです（苦笑）。
ライブ内容に関しては、もう説明の必要がないと思います。興味をもった方はすぐに購入して実際にご自分の耳で聴いてみて下さい。それが一番正しい作品評価だと思います。ブートレッグとして出回っていたサウンドボード音源も極上レベルでしたので、それほど音質が向上したという感じはしませんが（※元々音質は良かったので）それでもロン・ウッド所有のマスター音源から制作された公式ライブ盤ですから、やはりその音質の素晴らしさは一味違いますね。
ファンが聴きたい曲がココには収録されており、それがまた最高の音質で再現できるのですから、もはやマニアでなくても欲しくなるアイテムと云えるのではないでしょうか？ 名曲「ラブ・イン・ヴェイン（むなしき愛）」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン」（※もちろんヴォーカルはキースです！）といったストーンズの曲もバリバリ演奏しておりますので、これはもう一家に一枚、いや二枚（笑）は欲しい、家宝級の極上アイテムであること間違いなしです。CD2枚組で、ちなみに僕はHMV通販からUK輸入盤税込価格2512円で購入しました。尚、本作は輸入盤だけでなく国内盤仕様でも発売されておりますので、是非入手して聴いてみて下さい！！
こうなると、この自主レーベルWooden Recordsからの第二弾は何が出てくるのか、非常に楽しみですよね（苦笑）。少し気が早いのですが、今から次回作にも期待しております。ぐふ。
◎NEW BARBARIANS 『LIVE IN MARYLAND - BURIED ALIVE- 』 (Wooden Records, CDWDN2)
DISC.1：
01. Sweet Little Rock N Roller
02. Buried Alive
03. F.U.C Her
04. Mystifies Me
05. Infekshun
06. Rock Me Baby
07. Sure The One You Need
08. Lost & Lonely
09. Love In Vain
10. Breathe On Me
DISC.2：
01. Lets Go Steady
02. Apartment No.9
03. Honky Tonk Women
04. Worried Life Blues
05. I Can Feel The Fire
06. Come To Realise
07. Am I Grooving You?
08. Seven Days
09. Before They Make Me Run
10. Jumping Jack Flash
当たり前ですが、音のバランスが整えられ各パートの
音も効果的に処理されて聞きやすいものになっていました。無骨なブートレグの音に慣れた耳には、最初は
違和感がありましたが、まだ聴いた事の無い方には是非とも聞いてもらいたいブツですね。
キース・リチャーズさんの写真が1枚もないのは
どうしたことでしょう？(笑）
じみへんさんが先日紹介していた、スティール・ホイールのアウトテイクも別メーカーのものではありますが、
購入し楽しんでいます。
そうですね、やはり全体的な音のバランスといいますか、
ライブアルバムとしての仕上げ方やクオリティは断然違いますね。
当たり前ですが、プロの仕事は一味違います（笑）
STEEL WHEELSのモニター・ミックス音源も良かったですよね。
ま、こちらも流出音源ですが、ここ最近のこの手のアウトテイク音源は本当に質が高く、
このまま公式海賊盤として販売しても問題ないんじゃないかと思われるぐらい
極上クオリティのアイテムが登場してますよね（苦笑）
これでますます海賊盤業者と公式盤業者のイタチごっこが白熱化する可能性大です。
マニアにとってはある意味、選択肢が広がるので喜ばしい限りなのですが、
これが消耗戦に持ち込まれると、サイフの紐が幾つあっても足りませーん（涙）
でも、やっぱり極上流出アイテムの市場投入は賛成ですね、
矛盾した発言なんですけど（苦笑）。
選曲みて、よだれでました・・・
追伸、マイルス情報ありがとうございました！
私はまだ購入してませんが、そのうちこの公式バージョンも聴いてみたいものです。次は、ロン＆キースのウィリーウィークス、アンディニューマークなどをバックに配した74年ライブですかね～。
その後に発売された同内容のブートレッグ相場は判りませんが、
20年近く前のCD創成期に、ブートCD化された発売されたアイテムは
2枚組みでたしか1万円近くしていたと記憶しております（涙）。
この頃から異常に高かったです、渋谷の○ザーレコードは（苦笑）
ええ、知っている方ならこの選曲をみただけで
たしかに涎が出てきてしまうこと間違いなしですよね（苦笑）。
ロニーもキースもこの時期が一番輝いていた気がしますので、
ファンならずともやはり押さえておきたい一枚です（※CD2枚組ですけど、笑）
ブートレッグでは超お馴染みの耳タコ音源でありますが、
やはり公式リリースされたものは完成度が違いますので、
これは是非、一度聴いてみてもらいたいと思いますね。
この手のアイテムはいつまで通常流通されるのか判らない部分が多いので、
廃盤化される前に入手しておいた方がイイかもしれません。
気になる第二弾アイテムですが、ライブ盤もいいのですが
出来れば、ロニー1stアルバムのアウトテイク音源などが出てくると面白いんですがね。
レコーディングにはストーンズのメンバーやジョージ・ハリスンも参加しているので、
もし音源が残っていたら、これはブートを超える公式ブートになる可能性大です。本末転倒か（苦笑）
我が家にも到着したので、早速聴きました。
とにかく極上のライヴですね。
この音源が正規ルートで出たことに感謝です。
で、気になる第二弾ですけど、ジェフ・ベック・グループの蔵出し音源なんてのはどうですかね（笑）。
なるほど、ジェフ・ベック・グループの蔵出し音源ですかー、それもいいですねえ（笑）
それがアリならフェイセズ関連の未発表音源も可能性ありますね。
ロッド・スチュアートがソロ独立した後のフェイセズ音源であれば、
蔵出ししてくる可能性ありますよね～（苦笑）
あ、それからボ・ディドリーと一緒にツアー回った時の
未発表ライブ完全版、というのでもいかがでしょうか。
出来れば映像版DVDも同時発売で！！欲張り過ぎかな（笑）