今日はモーツアルトの「弦楽五重奏曲」にスポットをあててみたい。筆者の愛聴盤のひとつが写真の「グリュミオー・トリオ」ー[アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ゲオルグ・ヤンツェル(ヴィオラ)、エヴァ・ツァコ(チェロ)]にアルバド・ゲレッツ(ヴァイオリン)とマックス・ルジュール(ヴィオラ)が加わった全集である。(Ph/PHCP3881-3)
モーツアルトは全部で6曲の「弦楽五重奏曲」を書いているが最大の傑作は「第4番」に当たるト短調K.516であろう。第1楽章のト短調の分散和音で始まるテーマはあの第40番のト短調交響曲を思い起こす。この演奏はグリュミオーの絶頂期52歳(1973年)の時の録音で当時彼が使用していたと言われる1722年製ストラディヴァリウスの素晴らしい響きは聴き手を陶酔させる。数ある名全集盤の中で今でもその輝きと魅力は失われていない。
モーツアルトは全部で6曲の「弦楽五重奏曲」を書いているが最大の傑作は「第4番」に当たるト短調K.516であろう。第1楽章のト短調の分散和音で始まるテーマはあの第40番のト短調交響曲を思い起こす。この演奏はグリュミオーの絶頂期52歳(1973年)の時の録音で当時彼が使用していたと言われる1722年製ストラディヴァリウスの素晴らしい響きは聴き手を陶酔させる。数ある名全集盤の中で今でもその輝きと魅力は失われていない。
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