以前にエドゥアルド・ヴァン・ベイヌム&アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団によるリムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」の1957年ライヴ盤(伊/MOVIMENTO MUSICA盤)を紹介した際(2013・4/26)「ベイヌムの当作品のスタジオ録音はなかったと思う」と記したがレコード棚の隅からすっかり忘れていた写真の同コンビによるスタジオ録音盤が出てきたので今回訂正しておきたい。(写真/国内盤EPIC-BOM1005)このLPは1957年にリリースされた「EPIC」最初期イエロー・レーベル、モノラル盤である。レコードの解説には録音年月日のデータは記載されてないが手元の資料等から1950年代中頃と推定される。久しぶりに針をおろしたが演奏スタイルはライヴ盤とほとんど変わりはない。またこちらのスタジオ・セッション録音も音質が大変すばらしいことも印象的だ。ソロ・ヴァイオリン当時のコンサート・マスター、ヤン・ダーメンのしなやかな音色にうっとりさせられる。
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