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LA時代のジュリーニ

2010-08-22 13:02:19 | 管弦楽曲
 かルロ・マリア・ジュリーニ(Carlo Maria Giulini/1914~2005)も筆者がよく好んで聴く指揮者で過去にも何度となく彼の名盤を取りあげてきたが先日彼のロス・フィル時代に録音された交響曲・管弦楽曲をまとめた6枚組CDセット、題して「Giulini in America」(DG00289 477 8840)がリリースされた。(写真)
 収録曲はベートーヴェン/交響曲第3番・第5番・第6番、ブラームス/交響曲第1番・第2番、シューマン/交響曲第3番・「マンフレッド」序曲、チャイコフスキー/交響曲第6番、ドビュッシー/交響詩「海」、ラヴェル「マ・メール・ロワ」・「スペイン狂詩曲」でいずれも彼が「ロスサンジェルス・フィル」の音楽監督を務めていた時代(1978年~1984年)に録音した作品群でオペラ録音が数少ない彼が当時15年ぶりに録音(ライヴ)したオペラ(ヴェルディ/「ファルスタッフ」(1982年)を除く全ての管弦楽曲が網羅されている。ジュリーニのこれらの演奏は年齢にして60歳を超え円熟期を迎えた彼のスケール感ある芸風が存分に発揮された名演ばかりで晩年の巨匠ジュリーニの風格をうかがい知ることができる。

 







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