ヘルベルト・フォン・カラヤンはストラヴィンスキーの舞踊音楽を「春の祭典」、「カルタ遊び」それに今日紹介する「ミューズの神を率いるアポロ」以外はレコーディングをしなかった。このうち「カルタ遊び」のみ1952年フィルハーモニア管弦楽団とのモノラル録音(EMI)である。「ミューズ」はストラヴィンスキーの新古典主義時代を代表する作品の一つであるがこの作品が持つ優美性をカラヤンが特に好んだからであろうか・・・レコード録音は夏のサンモリッツでのセッションで1972年8月にフランス教会で行われている。
コンサートでは1970年代から1980年初頭にかけて多く取り上げられ筆者のFMエア・チェック・コレクションでは1980年12月7日ベルリン・フィルハーモニーにおけるコンサート・ライヴを保存している。この演奏でもベルリン・フィルとの格調高い優美なカラヤンの真骨頂を聴くことができる。
因みにこの作品はワシントン国会図書館主催の現代音楽祭のための委嘱作品で1928年にワシントンで演奏会形式で初演されている。
コンサートでは1970年代から1980年初頭にかけて多く取り上げられ筆者のFMエア・チェック・コレクションでは1980年12月7日ベルリン・フィルハーモニーにおけるコンサート・ライヴを保存している。この演奏でもベルリン・フィルとの格調高い優美なカラヤンの真骨頂を聴くことができる。
因みにこの作品はワシントン国会図書館主催の現代音楽祭のための委嘱作品で1928年にワシントンで演奏会形式で初演されている。