Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

塩鱈ソテーと白いんげんのトマト煮グラティネ風に塩鱈の半玄米ピラフ

2010-03-18 16:21:58 | 魚貝料理 poissons
塩鱈 ポルトガルのレシピは有名ですがフランスでも良く使う素材です。日本の塩鱈とは違い本当の塩漬け。でも今日のものは伝統的大きな厚みのある鱈のかなり塩の濃いもの固く乾燥したものではなく鱈の半身 フィレ を荒塩で半生に仕込んだ物。 550gくらいの物(骨も皮もなく全部食べられる物)でした。でも私達2人だと2回分の食事時の量。2回続けて 興を変えてのお料理 ご紹介。

塩鱈のソテー白いんげんのトマトソースグラティネ風




まずは白いんげんのトマト煮 この地方では白いんげん モジェット と土地の名が付きごくごく好まれています。夏の終わりに鞘つきの新鮮マ物が手に入るときには皆さんとても沢山購入。鞘を除き冷凍する方々も沢山です。このお豆の料理方法のこつは前にご紹介したことありますので此処をどうぞ

白いんげんのトマト煮



今日は人参にセロリ蕪 ポロ葱野菜が沢山入っています。

ちょっと春めいたけれど気まぐれ天気。またまた気温が下がり太陽も挨拶しに来てくれません。なんとも寒いので熱々のお料理が一番。

塩抜きした鱈に 胡椒をきつく振った後小麦粉を軽くオリーブオイルでムニエルにした物。白いんげんのトマトソースの上に載せます。
葉の付いた新玉葱の輪切り沢山と大蒜を軽くソテーした物を用意。鱈の上に載せオーブンで熱々にそして 鱈と白いんげんと玉葱がなじむまで温めてその後 即食卓へ。(グラティネというよりオーブン仕上げと言う感じかもしれませんね)

添えたお米には半分キノア(アンディスのお米にあたる物。プチプチの感触とノワゼットの香りのとてもビタミン豊富な物です。よく使用するので前にご紹介したことありますが)入りです。

塩鱈の写真撮るの忘れてしまい残念に思っています。
塩鱈の戻し方は。
大きな器で水沢山12-24時間 時折水を替えて戻します。塩加減は色々なので戻す時間は購入した時お魚屋さんに聞くとよろしいです。

塩鱈 塩が残りすぎると辛いし でも抜きすぎると味が抜けてゴムのようになってしまうのでなかなか難しいです。塩加減の好みもあるし。 私は料理するタイミングかな?と思う時 ほんの少し電子レンジで温め塩加減の具合を試食してみます。パテを作る時の塩加減の試食と同様。

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以上は昨日のお料理

以下は今日のお昼のお料理に入ります。

厚みの部分の鱈は昨日使用。今日は しっぽの部分で。

塩鱈の半玄米ピラフ



材料 (2人分) 大体なのでご調整くださいね。

 *塩だら 200g
 *半玄米と赤いお米の混じった物(普通のお米でもどうぞ。バスマティ米がよろしいかな?)1合(+)
 *玉葱 1 微塵切り
 *大蒜 2片 微塵切り
 *パプリカ (赤ピーマン)好みの量 角切り
 *トマト 大1 皮を除き微塵切り
 *オリーブオイル 大2
 *白ワイン 大 2
 *チキンブイヨン 1/2 カップ 
 *タイム
 *ローリエ
 *サフラン(なければカレー粉)
 *塩 胡椒
 *唐辛子 (好みで)
 *パセリ
 *ゆで卵 2

使用した半玄米と赤いお米の混合



近頃 半玄米 雑穀米をいただくこと多いです。

作り方

1 塩だらは多目の水にローリエとタイムを入れ自ら静かに沸騰まで。灰を除き沸騰したら火を消し蓋をしてそのまま15分ほど置く。

2 半玄米は5倍沸騰した湯の中で20分ほどゆでる(フランスではバスマティ米の場合も同様に茹でます。パスタのようでしょ)。塩は最初には入れず最後の5分に時点で軽く塩加減。パソワールで湯を切る。

3 フライパンにオリーブオイルを熱し 玉葱 大蒜炒め 赤ピーマンも加えさらに炒める。塩 胡椒。

3 白ワイン チキンブイヨンを加え サフラン タイム ローリエを加え 塩鱈を崩さないように入れ温め 味がなじんだら 一度取り出し 2の米を入れてさっと米をつぶさないようにかき混ぜる。パセリを加える。

4 温めておいた器にピラフを盛り 鱈とゆで卵を飾って即召し上がれ。

今日はオリーブとトマトを飾りました。

アスパラガス(缶詰めでも)を加えるとポルトガル的になり美味しいと思います。


一番上の写真主人に魚の形が見えないじゃないとかなり批評されました。でももう食べちゃったから写真の取り直しは出来ませんよね。あしからず。笑


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